オーストラリアの競馬ホットニュース

2000年【上半期】

名牝Bonanova、引退レースを飾る

100万ドルを稼いで100万ドルの価格がついた名牝ボナノバが、ブリスベン、イーグルファーム競馬場で開催されたGVウインターズステークスで勝って、競走馬生活を終えました。このボナノバは、同馬を管理するグラーム・べグ調教師のお父さん、ネビル・べグ元調教師が生産したもので、父はStar Way、母はVRCオークス3着になったブレッチングリー系のSt.Klaireセントクレア。GTエミレーツパークステークスを勝った他、様々な重賞レースで入着。競走馬として成功しているだけでなく、繁殖としての将来を嘱望されています。 <26JUNE00>


ミリオンダラーならず。ショーアハート。

6つのレースのうち4つを勝ったら100万ドルのボーナスと今年のクインズランド州はなかなか気前がいい。しかし、4つのレースを勝つのはなかなか容易なことでなありません。しかし、3レース目を勝ったショーアハート。さあ、4レース目はどうかと、先週イーグル競馬場に多くの観客が集まりました。しかし、結果は無印のラピッドマンの優勝。ショーアハートの100万ドルの夢は無残にも消え去りました。今回のボーナスレースに関しては、翌日の競馬専門TVプログラムで喧喧諤諤の論議。こんなに馬を続けて走らせたら馬の体調によくないだろうとか。しかし、おかげで人が集まっただろうとか。まあまあどっちにもそれぞれ分があるようです。 <26JUNE00>


元添乗員の調教師が今ブリスベンで大活躍

前に「優駿」でもお知らせしたことがあるのですが、ブリスベンをベースにするロバート・ヒースコート調教師は、ヨーロッパで長年添乗員をしていたという経歴。アートディーラーでもあるお兄さんが馬好きで、最初彼の馬の管理をしているうちに、調教に興味を持ち結局調教師免許をとって厩舎を持ってしまったというのです。このヒースコート調教師の馬Yorubaがドゥーベン・ブリーダース・クラシックレース(3歳1350m定量)で勝ちました。ヒースコート調教師は、現在ブリスベンのリーディングランクの4位につけています。<19JUNE00>


シンコーフォーレストの名前がついたレースが出来ました。

先週土曜日のブリスベンのイーグルファーム競馬場でのこと。第8レースは、シンコーフォーレストハンデキャップ。というのも、クインズランド最大の牧場、グレンローガン牧場に今年からシンコーフォーレストが繋用されるからです。グリーンデザートの息子の中で最もスピードのあった馬として、大変な宣伝をしています。こうして、日本の馬たちが世界で種馬として重用される時代になってきたのですね。 <19JUNE00>



ブリスベンカップは老兵が活躍

6月12日、クイーンズバースデーのため休日となったブリスベン、イーグルファーム競馬場でブリスベンカップGT(3200m)が開催され7才のイツピアイオーと9才のシャースケイが1着と2着を分けました
フライイングスパー産駒英国で、幸先のいいスタート

Flying Spurは、2年前から英国にシャトルされたデーンヒルの息子。オーストラリアの元チャンピオン馬ですが、現在彼の初産駒は3歳。うち、3頭が優勝して、英国で幸先のいい種牡馬としてのスタートを切っています。中でもVolata(ヴォラータ)は先週の土曜日にニューマーケットでデビュー戦に勝ち注目を集めています。香港にいるVolataの半兄弟、Mesaが既に重賞に勝っていて、ヴォラータもまた、今月末ロイヤルアスコットでの重賞レースに臨むことになっています。 <13JUNE00>


死にかかった競走馬が、GTで蘇った!!ランドサイティング優勝

オーストラリアの競馬にはハードラックストーリーが多いのです。ハードラックストーリーというのは、つまり苦労話ということ。先週の土曜日、ブリスベンのイーグルファーム競馬場でのストラッドブルック・ハンデキャップ(GT)では、ノエル・メーフィールドスミス調教師のランドサイティングの話しが人々の注目を集めました。というのも、一年前、同馬は、骨の手術をしてそれが炎症を起こし死にかかっていたというのです。それが、何と100万ドルレースに勝つというのですから、この間同馬を支えていた調教師も、勿論、金を払いつづけていたオーナーたちも大変勇気(愛)がある人たち。勝利のインタビューで、メイフィールドスミス調教師は“トラックライダーのエマがまるで自分の子供のようにランドスライディングをリハビリさせたんです。彼女の力なしにこの馬がここまで来ることはできませんでした”って。オーストラリアの競馬はこうしたセンチメンタルなところがあるのです。日本は? <13JUNE00>


オセアニアの競走馬、北米で活躍

鼻出血の馬はオセアニアでは走れないので、こうした馬で能力がある馬たちが最近何頭か北米に行って活躍しています。まずは、Happyanouit(ハッピーアノーイット;父Yachitie)。同号は、現在アメリカのボビー・フランケル調教師の厩舎にいて、昨年グレード1のMatriarch Stakesを勝ち、先週もまたハリウッドパークのグレード1レースで2着に入りました。(1着はシアトリカルの牝馬Astra)この他に北米で現在活躍しているのは、98年のゴールデンスリッパーステイクスに優勝したチャンピオン馬Prawl(プロール)。先週カナダのトーマス・ボーデン調教師の下、Woodbineで1200mに勝ってなかなかの活躍。プロールは、現在6歳。マローディングを父に持つ牡馬です。 <13JUNE00>


デットーリ騎手飛行機事故が、オーストラリアでも大きく報道されました。


写真はサンデーテレグラフ紙より

奇跡的に助かったデットーリ騎手は、“亡くなったパイロットの技術が僕を救った”と、ロンドンのコラムニストに語ったと言われています。

“飛行機が上空に行ったと思ったらエンジンが爆発して火を吹いたんだ。それから、パイロットは、何とか非常着陸しようとしていたら..競馬場を仕切っている堤を突っ切り始めた”。同乗してしていたレイ・コックラン騎手に“もうだめだ、俺たちは死ぬって”叫んだらしいのです。しかし、まだ自分たちが生きているのに気がつき、“飛行機から出ようとしたんだが、ドアが開かない。何とか荷物を掻き分けて外に出たんだ”とデットーリ騎手。一生懸命走ったらしいが60mぐらいで痛みのために倒れてしまったらしい。

“後からきたレイが僕を飛行機からなるべく遠くにひきづって行ってくれた”コックラン騎手は、それからパイロットを助けようとまた飛行機に戻りましたが、飛行機は既に火に包まれていて、それ以上飛行機に近づけなかったといいます。そして、強烈な爆音とともに、飛行機が爆発。パイロットは亡くなりました。まるで、映画の1シーンのような話です。人生は本当に危険に満ちているのですね。<5JUNE00>


涙のクインズランドオークス。

先週の土曜日のクインズランドオークスでニュージーランドのGiovana、ジオバーナが勝ちました。このジオバーナのオーナーは、ニュージーランドのホビーブリーダー(趣味で生産をする人をこう呼びます)。2年前のセリで、オーストラリアのコリン・オールダーソン調教師が2万ドルで競ったのですが、その後、ニュージーランドのブレーカーで事故にあって片目が見えなくなりました。もう競馬も出来ないかもしれないといわれ、生産者だったケイ・マーシャルさんは、オルダーソン調教師に電話。事情を話してGiovanaを引き取ったのです。生き馬の目を抜くと言われるサラブレッド業界ではなかなかこういう正直な話しは聞かれないもの。しかし、その後自分で育てたGiovanaを、ロジャー・ジェームス調教師に預けて、今回のオークス優勝となりました。この日、オーナーであるケイさんは、パドックで馬を曳きました。オーストラリアでも普通きゅう務員が馬を曳くのが常識。オーナーは、着飾って自分たちの馬が走るのを見にいくものですからね。ケイさんがいかに自分の馬を愛していたかが伺われます。 <5JUNE00>
トップジョッキーの生産馬が、GTドゥンベンカップ優勝

オーストラリアでは生産牧場を持たなくても生産者になれるんです。もちろん、ジョッキーもその例外ではありません。そして、トップジョッキーのブライアン・ヨーク騎手が生産した馬アカネイトンが、先週の土曜日、ブリスベンのドゥンベン競馬場で開催されたGTドゥンベンカップ(2020m)で優勝しました。実は生産者のヨーク騎手は同レースで、本命のフリーメイソン号(4着)に騎乗。ところが優勝馬は、アカネイトンのグレン・ボス騎手だったという話し。これもオーストラリアならではのおもしろい話し。日本ではちょっと考えられないよね。<30MAY00>


たった5000ドル(約30万円)の馬がGTを優勝

またまたオーストラリアならではの話し。クインズランドのQBBSという生産者協会のセリでたった5000ドルで買った馬が、この土曜日にGTドゥンベン10000(テンサウザン)に勝って、話題をまいています。この馬はミスターイノセント。クインズランドのトップジョッキー、グレン・コーリス騎手と、マル・ジェラール調教師のコンビです。これで、このミスターイノセントは、100万ドルを稼ぎ出しました。たった30万円で買った馬ですよ。世の中ラッキーな人がいるのですネ。まったく、言葉も出ません。<30MAY00>


大牧場のディスパーサルセール(閉店セール)大成功!

かつては、オーストラリアを代表する繁殖牧場(ベルリーブ)が、オーナーが年を取り、財産整理をするということで、ディスパーサルセールをすることになりました。大金持ちのオーナーでしたが、寄る年波には勝てず、あるいは恐らく子供たちは生産に興味がなく、結局整理をするということになったようです。しかし、今度のこのセリに行ったのは、良血馬な繁殖牝馬を目指す人々。良質な繁殖牝馬は、誰もが欲しいもの。というわけで先日亡くなったマスケイ系の繁殖牝馬が80万ドル以上の値をつけて買われ、全部で18頭、総額1200万ドルもの総売上を出しました.。尚、このセリは、マジックミリオンセール社が行いましたが、何とこのセリ会社の会長、ジェリー・ハービー氏が最も金を使ったということです。 <25MAY00>


アジア生産者会議が、来週ゴールドコーストで開催されます。

アジアとは言っても世界中から生産のエキスパートが集まるこの会議。日本、韓国、中国、フィリピン、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランドだけでなく、アメリカやヨーロッパからも200人近い人々が集まります。インターネットのこと、馬の空輸のこと、小規模生産者のマーケティングのこと。日本の人々にとっても大変興味がありそうなテーマ。私もこのレポートを“競馬ブック”でする予定です。<25MAY00>


優勝騎手、馬の背中からバックフリップ(でんぐり返し)

デトーリ騎手が優勝馬の背中から飛び降りたのは有名な話しですが、先週土曜日、オーストラリアのアデレードで開催されたグッドウッドハンデキャップ(GT1200m)に勝ったマースティックのスピテリ騎手は、優勝の喜びを身体で表して、優勝馬の背中からでんぐり返しをして飛び降りました。アクロバットまがいのこのアクション。翌日のテレビでもう一度見ましたが、まったくよく首の骨を折らなかったものだと...。このマースティックはアイルランド産のラスティックアンバーを父に、またオーストラリアの名馬マスケイ血統を母に持つ5歳のせん馬です。 〈15MAY2000記〉


オーストラリアの名馬マスケイ死亡

オーストラリア競馬の歴史に残るチャンピオンサイアーのマスケイが先週末に亡くなりました。コリックと呼ばれるせん痛の手術の間に余病を併発して亡くなったもの。多くのチャンピオン馬を出したマスケイ。上記のマースティックの母の父もそうだっただけに、とても残念がられています。 〈15MAY2000記〉


フサイチ、オーストラリアの評判

毎週日曜日は、前週の競馬結果の分析をする“レーシングレトロ”という番組を観ているが、今日の番組はまずフサイチペガサスがダービーで健闘するようすで始まりました。評論家全員一致して、フサイチペガサスは必ずや素晴らしい種牡馬になるに違いないという意見。しかし、欧米人にはこの“フサイチ”という発音が下を噛みそうなものらしく、大変苦労して発音していました。でも、日本人のオーナーのもち馬がケンタッキーダービーを制して世界中でこうして話題になるなんて、ほんと、夢のようですよね。〈8MAY2000記〉


タイザノット、シドニーカップ二年連続“制覇”ならず。

明日の夜またまた出張なので、今日も、家にいて掃除をしながらの観戦。そうそう、私の家にはFOXテレビという有線テレビが入っていて、これは、SKYレーシング(競馬、ハーネスレース、ドッグレースが中継される)、アジア関連の番組CNBC、その他、子供用の番組、ドキュメンタリーの番組など色々観ることができるのです。ですから、今日は久しぶりのお天気ということもあって、掃除をしながらの競馬観戦。今日はやはりシドニーのランドイック競馬場からクイーンエリザベス・ステイクス(GT2000m)や、シドニーカップ(GT3200m)など、アデレードはサウスオーストラリア・ダービー(GT2500m)をクインズランドから、クインズランドギニー(GU1600m)などが放送されていました。 チャンピオン馬タイザノットだから、きっと“やってくれる”違いないと思っていたけど、やっぱりチャンピオンでも、60キロを背負って、しかも道悪の馬場ではどうにもならなかったようです。これまでのシドニーカップの歴史では、世界に誇るカーバインが1890年、つまり100年以上も前に61.5キロを背負って勝っています。もっとも、伝説的なのは1868年に走ったザバーブ。何と67キロを背負って優勝したと記録に残っているのですが、こんなに前になると真偽の方は?優勝したのは、33倍もオッズがついていたダークホースのストリーク。父はニュージーランドの種牡馬アマティラです。 またクイーンエリザベス・ステイクスはこれまたダークホースのジョージーボーイ。連帯率ではオーストラリアいちを誇るシドニーのジョン・サイズ調教師の管理馬。また、アデレードのサウスオーストラリア・ダービーは、これまた高配当のブルーマーダー。スーパー見習騎手のマシュー・ガット騎手の金星です。 〈8MAY2000記〉


オークスデーにゲイ・ウオーター調教師が大活躍

オーストラリアのゲイ・ウオーターハウスといえば、女性トップ調教師。そしてその彼女の管理馬が女性の日、オークスデーに重賞レースを2勝しました。先週私が競馬場に行って彼女の馬にかけたときはまったく音沙汰なくて、私が行かないとこうして活躍するとは...だから、真理子さんは疫病神だと言われるのですね。さて、彼女の管理馬のコココバーナは、18倍のオッズがついたほどのダークホース。父親はアメリカのロベルト血統カジュアルライ、母親はニュージーランドのコバーナ。スターウエイの血統です。〈2MAY2000記〉


ベルドジュール、どうしたのかしら?

2週間前にゴールデンスリッパーで健闘したベルデジュールが今回のGTサイアースプロジュースステイクスではまったくのディスアポイントメント。翌日のテレビの解説では、この前は、出遅れたから、後ろから行って勝ったんだけど、今回は周りにライバルがいて結局やる気をなくしたんじゃないかって。だから、競馬って面白い?単に強ければいいんでもなく、状況次第で、まあまあの力のある馬が勝ったり、力のある馬が負けたり。もっとも、ベルドジュールには、次のレースで力が本物であることを示してもらいたいものですが。ところで、このサイアースプロジュース・ステイクス(1400m)は先ほどのゲイ・ウオーターハウス調教師のアスーティブラッドが勝ちました。〈2MAY2000記〉


タイザノット相変わらずの強さ。

先週土曜日のGUセントレジャーステイクス(2800m)では、タイザノットがまたまた勝ちました。シドニーではもう向かうところ敵なし。でも、なぜかメルボルンではその力が出ないのです。今年のシドニーカップは2年連続の優勝が予想されていますが、メルボルンカップはどうでしょう。果たしてメルボルンに行くのかどうかも疑問。だったら、ぜひ日本に行ってほしいなあ。〈2MAY2000記〉


あの競馬黄金時代が帰ってきた?

かつてオーストラリアの競馬はスポーツの中の王様でした。昔の競馬場の写真を見るとまるで黒山の人だかり。でも、最近の競馬は斜陽産業?で土曜日がメインレースなんだけど、大レースがないときは、1万人入ればいいほう。(もっとも、日本と違って、レース数が多いから、一概に日本と比べることはできないと思うが..)それが、今回のAJCダービーデーは、1日800万ドルというデッカイ競馬デーになったせいで、4万6千人という入場者になったのです。1日800万ドルのスポンサーは、フィリピンの大会社サンミゲルで、同ブランドのビールでも知られています。今回このサンミゲルの招待者として特別テントでレースを見ていたのですが、結果は最悪。2レース目にとった他は、まったくだめ。食事は美味しかったけど...馬券の負けで食事代の何倍かは出たよう。〈26APR2000記〉


フェアウエイがダービー優勝

最近デーンヒルの息子の子供たちがすごい勢いで走っているのです。このフェアウエイは、その中のダンゼロの息子。マイトアンドパワーのJデナム調教師の管理馬ですが、まるでマイトアンドパワーのように逃げて逃げて逃げぬきました。2着は今をときめくグランドロッジの息子のショーグンロッジ。まあ妥当な線ですが、もちろん私は外しました。〈26APR2000記〉


総賞金240万ドルのドンカスターハンデ。サンラインは惜しくも2着。

牝馬ながら57キロの最高ハンデを背負って出走したスーパー牝馬サンライン。惜しくも2着になってしまいましたが、しかし鼻の差。やっぱりスーパー牝馬の名称はそのままです。サンラインは昨年のドンカスターで優勝していますから、今年も勝ってオセアニア競馬の歴史を変えようとしていたのです。私はゲイ・ウオーターハウス調教のダングリッサ。レース前、ゲイに会って“あなたの馬が絶対勝つと思う”って言ったら、“もちろん、絶対賭けなさいね”ああ、また彼女のその一言に負けてしまった。〈26APR2000記〉



またまたごめんのお詫びから。先週は日本出張でHPの更新できずごめんなさい。でも、日本の桜の花とても綺麗でした。日曜日に学校の説明会などしていたので、弥生賞は見逃しましたが、あとでシルクの桜井さんと残念会をしました。3着惜しかったですね。さて、オーストラリアに帰ったから早速大レースの連続。あまりからだの調子がよくないので、家で衛星放送でみていました。でも、あまり大きな声を出して私の愛犬を脅かしてしまったよう。〈17APR2000記〉


沸きに沸いたゴールデンスリッパー・カーニバル

先日マジックミリオンセールの社長の一人ジョン・シングルトンさんに話を聞いた時のこと。あなたの夢は、そうだな”マジックミリオンのレースに勝つこと””ゴールデンスリッパーに勝つこと”って言っていたら、彼のひとつの夢はどうやらかなったらしい。というのも、昨日のゴールデンスリッパーで彼と友人の元首相が持っているベルドジュールが勝ったから。それも、ゲートから出遅れて、まったくチャンスがないところからの勝ちだったのです。今回は空かの撮影もあって、テレビで観ていてはらはらドッキリ。ホント沸きに沸きました。〈17APR2000記〉


沸いたといえば、タイザノットもはらはら、どきどき。

その昔タンクレッドステイクスと言って国際レースにもなったことのあるレースは、今はメルセデスクラシックと名前を変えています。でも、このレースの勝ち馬はやはり代代チャンピオン馬ばかり。そのメルセデスでタイザノットがまたまた勝ちました。それも、はらはらどきどきの勝ち方で。どうやら手に汗を握っていたのは私だけではなさそう。ゴール前で3頭の接線でしたが、なにせタイザノットのラストスパートは、すごいもの。2年前にも書きましたが、やっぱりタイザノットにジャパンカップに行ってほしいなあ。〈17APR2000記〉


またまた日本出張で忙しくしているうちに、更新の月曜日が過ぎて、今日になりました。これから4月末まではシドニーで大レース続き。チャンピオン馬が続々出始めて、気もそぞろです。なのに、日本出張とは、トホホ。ところで先週末は、シドニーの大レースで大所が勝ってパンター(馬券ファン)はホッというところ。私がずっとJC向きだと言い続けているタイザノットも順当に勝ちました。また世界最強の牝馬に選ばれたサンラインも、GTのクールモアクラシックで堂々の勝ちぶり。この後250万ドルのドンキャスターハンデに続けます。タイザノットはこれで賞金が457万ドル。オーストラリア競馬歴史上4番目の賞金までつけました。これからこのまま健闘を続けるともしかしてトップまで行くかも知れません。期待されたメルボルンシーズンを裏切り、彼の競走馬生活もこれで終わりとまで言われただけに、今回の復帰ぶりは、ファンを大喜びさせました。もちろん、ファン代表は“私”です。

先日ゴールドコーストで大学の先輩大橋巨泉先輩と食事。競馬はもういいよと言っていた巨泉先輩は結構熱っぽく競馬について語ってくれました。“国際グレードレースにしてもJRAはよく改革をやったよ。”って。ただ、“JRAがしないのは、売り上げが悪くなるだろうということだけなんだよね”とも。巨泉さんは、奥さんの方もとっても馬好きのよう。“フレミントンで走れるような馬だったら一緒に持ってもいいよ”と言っていただいたので、早速今“イイ馬”探してまーす。〈4APR2000記〉



何とか雨も上がったシドニーで、重賞レース続々。

このところシドニーでは1週間以上も雨が降り続けています。現在ちょうどエリザベス女王がオーストラリアを訪れているのですが、毎日の雨つづきで、女王もうんざりだとか。イギリスから来たジャーナリストが「シドニーの雨は雨って言わない。フラッド(洪水)だよ、まるで」と言っていました。
さて、その雨が1週間ぶりに晴れて土曜日の夜は珍しく晴れ。カンタベリーガーデン競馬場では、初めてのGTナイトレースを開催しました。そうそう、1万3千人という観衆が入ったようで、主催者のシドニーターフクラブは、大喜び。確かにナイトクラブやディスコに行くよりは、晴れた日のナイト重賞レースを見に行った方がずっと楽しいワヨネ。私だって、小学生の娘と犬がいなければぜひ行きたい!!
さて、この晩のみどころは、4月にローズヒルガーデンで開催される世界で最も賞金の高い3歳馬レースゴールデンスリッパーレースの前哨戦。本命視されるゲイ・ウオーター調教師のアスーティブラッドと、ライバルのクツムツが対決でした。何とかクツムツが鼻の差で勝ったものの、2着のアスーティブラッドの最後のラストスパートは、鬼気迫るもの。私は今年のゴールデンスリッパーは、ぜひアスーティブラッドを買いたいと思います。〈27MAR2000記〉



調教師とオーナーの対立。

オーストラリア最強馬の1頭と言われたマイトアンドパワー。調教師は、この道50年のジャック・デナム調教師。オーナーは、マイトアンドパワーと同じぐらい有名なニック・モライティス氏。モライティス氏は、デナム厩舎に20頭以上の馬を預けていたが、このほど、同厩舎からその全ての馬をひきあげることにしました。調教師とオーナーの意見が対立することはままあること。調教師は“馬のことは俺等に任せてもらわなければ”と言うし、オーナーは“俺等が金払っているんだから、もっと大切にしてもらってもいいんじゃない?”といいます。マイトアンドパワーの活躍している時は、このコンビもうまくいっていましたが、同馬がセミリタイア(完全な引退ではないというのですが)してからは関係が悪化して、今回の全面戦争、厩舎から全馬撤退という結果。デナム厩舎にとっては、経済的な大打撃でしょうが。彼もこの道50年のベテラン。結局は調教師としてのプライドを通したのでしょう。ところで、セミリタイアのマイトアンドパワーが帰ってきたら、一体どこの厩舎に行くのでしょう。もっとも、その心配は、同馬が本当に帰ってきてからですが。〈20MAR2000記〉


帰ってきたタイザノット。

昨年からJC向きだと、私が騒いでいて、結局はメルボルンの春シーズンでなかず飛ばず。そのまま引退かと思われたタイザノット。この土曜日にシドニー、ワリック競馬場GTのチッピングノートンステイクス(1600m)で復帰第一戦で、見事昔の?フォームをみせてくれました。いつものように、最後尾に座るという戦略でしたが、やはり直線でぐんぐん脚を伸ばして...。ああ、あのタイザノットだ。何度か自信を失いかけたファンですが、今回の走りぶりにまたまた感激しました。〈20MAR2000記〉



寒いよと言われた日本出張。でも、結構暖かくて、何だか期待はずれ。東京、北海道、大阪と全国行脚して帰ってきました。今回は北海道でお会いするつもりの吉田勝巳さんたちと急遽中山競馬場でお目にかかることになり、一緒に弥生賞を観てきました。吉田勝巳さんは吉田ファミリーでは唯一馬券を買う人なのですが、あまり当らないということを発見しました。ビジネスであてている人は馬券ごとき?で当たらなくてもいいのかも知れませんね。帰りの飛行機では“セト”の冠名で馬を走らせる灘波さんに会いました。2年前にシドニーのイースターセールで買ったセトガムシャーラがカンタベリー競馬場で走るというので、それだけを見にいらしたそうです。日本では駄目だったから、今回はランドイック競馬場のジョン・モーリッシュ厩舎に替えて、2戦して2回入着。このまま頑張って、オーストラリアで名をガムシャラニ走って欲しいですね。オーストラリアの最高良血馬ですから。

さて、不在中のオーストラリアでは、今をときめくデーンヒルのリダウツズチョイスとテスタロッサがGTフチュリティステイクス(1400m)で一騎打ち。それに、注目のブロッコの牝馬ミスペニマニーが絡んでどうやら三つ巴の好レースになったよう。いずれも劣らぬスピードレースのツワモノ。結果は、テスタロッサ、ミスペニーマニー、そしてリダウツズチョイスとの順。いずれも短い距離が得意な3頭ですが、これからクラシックレースに向けて、どれだけ距離が伸ばせるかがみもの。オーストラリアは、スプリンターでもどんどん距離を伸ばして使っていくのです。〈13MAR2000記〉


田舎のヒーローが重賞制覇

日本から来たお客様たちを連れてランドイック競馬場へ。今回はエルコンドルパッサーの主治医だった永田先生たち獣医さん。彼らにランドイック競馬場でカイロプラクティックの先生を紹介する意味もあったのですが、ついでに競馬も楽しんできました。この日のランドイックは重賞レースが3つ。3月からいよいよ大レースのカーニバルが始まるので、その前哨戦です。この日はなんと行ってもGUエクスプレスウエイハンデで勝ったミスターイノセントで沸きました。シドニーから600キロほど離れた田舎町のコフスハーバー競馬場をベースしている同号は、セリで5000ドルだった安馬。それも80歳の調教師の管理馬。マル・ジェラルド調教師はこの馬が終わったらワシの調教師生活も終わり」と言っている馬ですが、今回の勝ちでなんと、75万ドル、日本円でつまり7千万も稼いでいるのです。これは、笠松の馬がJRAの重賞で勝ったようなものですが、こうしたことがあるから、オーストラリアの競馬ってやめられないのです。〈23FEB2000記〉


高知競馬の橋口アナウンサーが競馬場で結婚式、高知の4騎手も交流レースで活躍。

2月23日にオーストラリアに交流レースでやってきた高知競馬場グループ。もともと、私が副校長をするARITCの学校との交流で持ちこまれた話しだったのですが、これに色々な人が参加協力して、ニューサウスウエールズ州政府やツイード郡までまき込んで大きな交流の渦になりました。そして、24日は高知競馬で実況中継をする橋口アナウンサーが競馬場のゴール前で結婚式。ゴール板前での峻厳な式に二人は大感激をしていました。

このあと、高知の騎手4人も交流のレース。学校の生徒たちが仕上げた馬たちに乗って入着しています。高知競馬は競馬の将来に関して答申が出たようで、4年の限定つきの継続だということですが、こうした交流をきっかけに一丸となって頑張ってほしいもの。ただし、競馬場の管理者側には、こうしたことをうまく思わない人たちもいて(なぜだか分かりませんが)継続運動をする騎手や調教師たちの足をひっぱっています。島国根性むき出してホント、嫌になりますね。〈23FEB2000記〉


ダレン・ビードマン、ついにGT優勝

2月19日(土)のコーフィールド競馬場でのGT、C.R.オー・ステイクス(1400m)で本命のRedoute's Choice リダウツズチョイスに騎乗したダレン・ビードマン騎手が優勝。復帰後(1月8日)、1ヶ月でGTに優勝しました。この日、ビードマン騎手は、あと2レースにも勝って、8レース中3勝という凄い勝ち方。帰ってきたビードマン!!イヨ〜。〈23FEB2000記〉

リダウツズチョイス(by Danhill)、オーストラリアで最高額の競走馬に!!

現役のうちにアローフィールド牧場に半分の株500万ドルで買われたリダウツズチョイスですが、その期待に応えて、2月19日(土)は休養明け第一戦のGTに勝ちました。いつもの騎手、今回はJキャシディ騎手からDビードマン騎手に変えての登場。オーストラリアにはめずらしい(?)牡馬なので種馬としての活躍も期待できそう・・・。〈23FEB2000記〉

久しぶりに夏らしい夏を迎えているシドニーです。実際、先週は40度近くまで気温があがりました。オーストラリアの競走馬はタフなことで知られていますが、でも、全疾走する馬たち、勝負服の下に防弾チョッキ?のようなベストを着て騎乗する騎手たち。取材するレポーターたちも、それはそれは大変な競馬のようでした。今日は、まず私の自慢話から。呼吸器の病気でもう1年も休んでいた私の馬オリバーズヒルが戻ってきました。今日ホークスベリー競馬場で休養あけの能力試験だったのですが、何と簡単に1茶苦になってしまいました。私はしっぽだけ持っているオーナーですが、先週会いにいって励ましてきたのがよかったのかな。2週間後にバサーストというカントリーの競馬場で再デビューです。何と1年ぶりの復帰ですよ。さて、つまらない私の自慢話はこのぐらい。先週の土曜日は、「帰ってきた」ダレン・ビードマン騎手が復帰後の最初の重賞レースに優勝しました。「復帰後一番のギャロッパーだ」と同騎手が折り紙をつけた馬はイージーロッキング。彼が見習騎手時代に先輩だったロン・キントン調教師の管理馬です。〈17FEB2000記〉

ニュージーランドのセリで最高価格を出す。

オーストラリア、ニュージーランドでは今、サラブレッド業界がホクホクしています。バブルの時ならともかく、この好況は一体どこからくるのでしょう。私のカンでは、恐らく両国のサラブレッドの血統が国際化して、国際的な馬主や企業の注目をあてているからなのではないかと思うのです。
先日ニュージーランドで開催されたプレミアセールでは、何とニュージーランドのサラブレッドの歴史上初めての360万NZドルという価格が出ました。ザビールを父にオーストラリアのGTの勝ち馬ダイアモンドラバーを母に持っているこの2歳馬は、マルキーズやオクタゴナルやムーワードなど、チャンピオン馬を輩出しているオセアニア最高の繁殖牝馬エイトキャラットの娘です。この2歳馬を買ったのは、フィリピン人で、もう長い間オーストラリアでグーリースタッドを所有しているエドワルド・コフアンコ氏。やはりオーストラリアでエミレーツパークを所有しているドバイのドクター・シャラー・クマー・サスが350万ドルまで競り合いましたが最終的には360万ドルでコフアンコ氏の手に落ちたもの。これからメルボルンのリー・フリードマン厩舎で調教されて来年デビューの予定。うまくいけば種牡馬にということなのかも知れない。フリードマン調教師はこれまで何頭も種牡馬になるチャンピオン馬を出していますから。〈9FEB2000記〉



ラリー・キャシディ騎手1日3勝シドニーのリーディングジョッキーの地位を守る

今年のシドニーのリーディング争いは激戦である。不動の地位と思われていたラリー・キャシディ騎手が、若いコーリー・ブラウン騎手に追いかけられて追い抜かれたと思ったら、またキャシディ騎手が抜きかえした。先週までは47勝でLキャシディ騎手が、42勝でコーリー・ブラウン騎手、41勝でブライアン・ヨーク騎手が、そして4位に34勝のレニー・ビーズリー騎手と1位から4位までわずか10勝でひしめき合っています。もっとも、この土曜日に、鼻を切っているキャシディ騎手が1日い3戦したから、またちょっと2位3位を離した格好なのですが、今年は最後まで分からないというのが“確か”。それに、シーズン半ばこの1月からダレン・ビードマン騎手が復帰したので、来年はまたまた混沌としそう。騎手のレースは、メルボルンも同じで、シドニーからLキャシディのお兄さん、ジム・キャシディがそのベースを移したり、マシュー・ガットなどというスーパー見習騎手もいて、ベテランはますます追われぎみ。〈31JAN2000記〉


ダレン・ビードマン騎手がこの日2勝目を飾りました。

日本は、大変寒い冬だと聞いていますが、オーストラリアは、先週珍しく夏っぽい夏になりました。内陸部では46度までなりました。シドニーでも36度までなって、久しぶりに寝苦しい夜を過ごしました。オーストラリアの競馬は、3月になって始まるシドニーの大レースに向けて各馬一斉に調整中と言ったところでしょうか。先週の土曜日は、久しぶりに、ランドイックの競馬場でくつろいできました。友人のダレン・ビードマンが騎乗することもあったのですが、社台の吉田一家の従兄弟さんがシドニーの駐在員をしていらっしゃるので、その浅井さんご夫妻とお昼を食べたりシャンペーンを飲んだり。馬券をあてるというより、競馬場のデラックスな雰囲気の中でリラックスしたウイークエンドを...もっとも、それは馬券をとれないという言い訳ですが。

ところで、ダレン・ビードマン騎手がこの日2勝目を飾りました。彼の騎乗したシャイヒーローは、4月14日にローズヒルガーデン競馬場のゴールデンスリッパーの候補馬。その他、この日は、やはり、このゴールデンスリッパーステイクスの候補馬ペンブルトン号も順調な勝ちぶり。これらは、大都市をベースにする馬たちでなく、日本なら地方競馬から重賞レースへの挑戦というような感じ。オーストラリア人は、こうした“成り上がり”ストーリーが好きなので、格別思い入れが強いよう。〈24JAN2000記〉

マイトアンドパワーがもしかして復帰?!

オーストラリアを代表するチャンピオン馬、マイトアンドパワーがもしかして復帰するかも知れないという話ですが、オーナーが、完全復帰でなければ帰ってくる意味がないと言って、何ともまだフィフティフィフティ。ただ、オーストラリアではタロックというチャンピオン馬が、その昔死ぬような病気をした後、1年半で帰って、また競馬界を制覇した話もあるので、マイトアンドパワーファンは、未だに希望を捨てていないのです。そう、私もその1人。一度、彼が実際に走る姿を見た人は、あれ以来、普通の競馬ではもう物足りなくなっているのです。まったく、罪ですよね。〈24JAN2000記〉


またまたゴメン。

真理子さんのホットニュースは「ゴメンね」が多いですねって、言われてしまいましたが、今回も更新が遅くなってごめんなさい。12月の出張、クリスマスの休暇、帰ってきて、すぐマジックミリオンのセリ。日本からお客様も来ていたので、やはり超忙しくて..とまたまた言い訳。ところで、マジックミリオンのセリは、日本から来ている最初のシャトルスタリオンの2歳馬も出ていて、興味シンシン。但し、ヘクタープロテクターは、あんまり人気が出ていませんでした。どうしたのでしょうね。これから、ニュージーランドのセリがありますが、これには、カーネギーの2歳が8頭も出ます。来年はいよいよフジキセキ産駒も、また南半球時間で種つけしたサンデーの産駒も出ますので、オーストラリアとニュージーランドのセリは要注意です。
〈17JAN2000記〉


ダレン・ビードマン、最初の勝ちがやっと出ました。

1月8日に再デビューしてから19鞍目で、やっとビードマン騎手の勝ちが出ました。本人もホッとしていると思うけど、これでファンもやっと、ゆっくりレースが観られると思います。うちの主人なんか、いつか必ず勝ちが出るさって、昨日(1月15日)のレースは、彼の騎乗馬の馬券ぜーんぶ買って応援。こうした熱心なファンがビードマンにはついているのです。
〈17JAN2000記〉


ダレン・ビードマン、騎手復帰!!

1月8日(土)、ダレン・ビードマン騎手が復活しました。牧師の学校に通うために2年間休んでいた騎手生活に戻ったダレン・ビードマン騎手は、当日5鞍乗って3つ入着、それから数日後の第2戦も4鞍乗って2つ入着と、優勝こそありませんが大変素晴らしい幸先を切りました。〈14JAN2000記〉

左記ビードマンの写真はThe Daily Telegraph紙より


マジックミリオン、ゲイ・ウオーターハウスの管理馬が優勝

シドニーのリーディングトレーナー街道を突っ走る、ゲイ・ウオーターハウス調教師、今月1月8日(土)にゴールドコースト競馬場で開催された100万ドルレース、ホンダマジックミリオンクラシックレース(1200m)で彼女の管理馬アーサーティブラスが優勝しました。この日、3頭もの馬を出して、絶対勝利(?)の覚悟を見せていたウオーターハウス調教師ですが、今シドニーのリーディングを登りつめて、ゴールドコーストで100万ドルも手にするというLuckyぶりです。〈14JAN2000記〉



明けましておめでとうございます。今年もホットニュースにぜひアクセスしてください。

なんていいながら、しばらく休んでいたのをお詫び申し上げます。日本出張から帰って、すぐクリスマス。そして、新年。この時を休まないと、一年の間絶対休めないと、意地になって休暇をとっていました。この休暇ももう終わり。今週金曜日からは、ゴールドコーストでマジックミリオンセール&レースです。ますますグローバル化するオーストラリアのセリ。日本からやってきたへクタープロテクターやカーネギーの2歳馬も出るので、それらがどんな評判を受けるのか、ぜひレポートいたします。お楽しみに!4JAN2000記〉

女性調教師が、リーディングに。

オーストラリアのゲイ・ウオーターハウス調教師は、今、シドニーの調教師リーディング街道を突っ走っています。最近数年は、オーストラリアいちの馬主であるインガム兄弟の厩舎を管理するジョン・ホークス調教師が、リーディングの座を占めていましたが、今シーズンは何と、ゲイ・ウオーターハウス調教師。勝率でも、勝鞍でもホーク調教師に水をあけて、恐らくこの8月までにその差が広がるのではとの見方が強くなっています。1昨年亡くなったオーストラリアで最も偉大な調教師の1人、トミー・スミス調教師の忘れ形見ですが、やっぱりサラブレッドの血は争えないよう...。4JAN2000記〉


ニュージーランドダービーは、やっぱりザビール。

日本ではサンデーサイレンス。オセアニアでは、やっぱりザビール。ほんと、このザビールとサンデーを一騎打ちさせたらどんなに面白いかしらと、バーチャルリアリティを楽しんでいますが、年末にニュージーランドのオークランド競馬場で開催されたGTニュージーランドダービーでは、ロジャー・ジェイムス調教師の管理するHadesがダービーをとりました。同馬は、10月30日にデビューしたばかり。その後4戦して、ダービー。まったくじっくり育てて走らせるニュージーランド式育成法の勝利でした。ジェイムズ調教師は98年もZondaでダービーを勝ち、二年連続のダービー勝利です。今年のジェイムズ調教師と、ヘイズの活躍が楽しみです。4JAN2000記〉



Back
Presented by Mariko Hyland & Associates Pty.Ltd.