オーストラリアの競馬ホットニュース

2001年【下半期】

メルボルンカップの優勝調教師、怪我手術の可能性

女性調教師として、初めてメルボルンカップに優勝したシーラ・ラクソン調教師は、日頃から自ら騎乗して攻め馬をしているが、先ごろ馬に振り落とされて、親指が手綱に引っかかり、右手の腱を痛めた。そのため、緊急に手術が必要になるということだ。 <21DEC01>


マジックミリオンに向けて、ゲイ・ウオーターハウス調教師

サンデーサイレンスのオーストラリアの初年度産駒サンデージョイとともに、今中注目を集めるオブセッションが、先週土曜日のローズヒル競馬場で勝ちました。このオブセッションは、昨年のマジックミリオンズ・レースの優勝馬アサーティブラッドの馬主、イヴォンヌ・スミス氏の所有馬。ゲイ・ウオーターハウス調教師は、サンデージョイ、オブセッション、そして、先日サンデージョイと走って3着に入ったチャックル、9月に既に優勝しているスノーランドと4頭をマジックミリオンズ・レースに走らせる予定。ブライアンヨークは、同調教師から、スノーランド以外の3頭から好きなのを選べと指示されているようですが、なかなか難しいと頭を悩めているそうです。

12月15日(土)ローズヒル競馬場
ロンド・ビルディング・システムズ ハンデ戦
1100m、2歳 限定条件 賞金総額約250万円
1着 OBSESSION 2歳セン馬 (父Last Tycoon、母Lovey) 56kg
騎手:B York、調教師:G Waterhouse
2着 ZIPPITY 2歳牝馬 (父Encounter、母Variety) 52kg
3着 PORTFOLIOS 2歳牡 (父Octagonal、母Accumulation) 55kg



ノーザリーの後に続け。オールドコムレード。

オールドコムレードは、オーストラリアの伝統的な血統スターキングダムラインを持つ西オーストラリア、パースで繋用されているサイアー、オールドスパイスの4歳のせん馬です。最近このオールドスパイス産駒は、このオールドコムレードだけでなく、オールドマネーもよく走っています。オールドスパイスは98年生まれの黒鹿毛のサイアーで、2年前のメルボルンカップ優勝馬ローガンジョシュや、今人気のサイアー、スペクトラムの父としても知られています。
オールドコムレードは、2週間前にGT、レイルウエイステークス(パース、アスコット競馬場)で優勝していますが、先週の土曜日も、GTフルーツ&ベジステークス(1800m)で勝ちました。レイルウエイステークスでは、何とノーザリーを破っているのです。これからのプログラムは分かりませんが、この強さだと、ノーザリーのように、メルボルンやシドニーに遠征に来て勝ちそう!?

12月8日(土)GTフルーツ&ベジステークス
1800m 3歳以上、馬齢重量戦、賞金総額約1,800万円
1着 OLD COMRADE 4セン馬 (父Old Spice、母Belgravia) 57.5kg
騎手:P Harvey 調教師:L Smith
2着 MISS PRECISELY 3牝 (父Old Spice、母Sahtingo) 48.5kg
3着 SHOT OF THUNDER 4牡 (父Thunder Gulch、母My Brilliant Star) 57.5kg



サンデーサイレンス産駒デビュー

先週土曜日12月1日のローズヒルガーデン競馬場で、シドニーのリーディングゲイ・ウオーターハウス調教師の管理するオーストラリア初のサンデーサイレンス産駒、サンデージョイがデビューしました。このレースには2頭のフジキセキ産駒も出走。父と息子のサイアーとしての腕比べ。優勝はダイアモンドヘッド。しかしサンデージョイは2着と健闘しました。騎乗したブライアン・ヨーク騎手は、このサンデーは、同馬の母であるジョワデニースのように、恐らく3歳で、より活躍するだろうと予言。実際、このサンデージョイで、ゲイ・ウオーターハウス調教師はオークスを狙っているといいます。このレースでは、チャンピオン牝馬ハハの姉妹、ベリーファニーも出走して話題を提供。ベリーファニーは5着になりました。しかし、今シーズンも、ゲイ・ウオーターハウス調教師の勢いは止まりそうにもありません。優秀な2歳馬がドンドン走り出して、マジックミリオンズレースや、ゴールデンスリッパー・ステークスを狙っています。<3Dec01>

12月1日(土)ローズヒルガーデン競馬場
デュクス・ホットウオーター・ハンデキャップ
1100m、2歳牝馬戦、限定条件、賞金総額$40,000

1着 DIAMOND HEAD  2歳牝 
(父King of Kings、母Hula Princess) 55kg
騎手:J Bowman、調教師:R J Quinton
2着 SUNDAY JOY 2歳牝 (父Sunday Silence、母Joie Denise) 55kg
3着 PENNY OPERA 2歳牝 (父Danashinga、母La Cent)
54kg




サラブレッドの胚移植で、大議論

現在まで世界のサラブレッド生産界は、人口受精や胚移植を認めていません。しかし、先週オーストラリアで、オーストラリアの生産界の大御所、ジム・フレミング氏が、同氏所有の繁殖牝馬オーデトワ−ルの胚細胞を、代理母に移植して産まれた牝馬を登録しようとしてオーストラリアの登録協会から拒否されました。このオーデトワ−ルは、これまでフィランテ、ケニーズベストパル、ビントマスケイなどのチャンピオン馬を次々と産んでいるオーストラリアの代表的な繁殖牝馬で、同氏の気持ちがわからないでもありませんが、登録を拒否した登録協会を、フレミング氏は、公正取引委員会に、訴えるなどというアクションに出ており、生産界を困惑させています。<3Dec01>

パースでオールドスパイス風!

シャトルスタリオンの影響が続くオーストラリアのサラブレッド生産界ですが、先週のパースの重賞レースは、オーストラリアのスターキングダム系のチャンピオン馬、カオルスターの息子オールドスパイスの産駒が重賞2冠を制覇しました。GTレース、レイルウエイ・ステークスに勝ったオールドコムラード(4歳、せん馬)と、GVWATCチャンピオン・フィリー・ステークスに勝ったミスプライスリー(3歳牝馬)がその2頭です。<26Nov01>

11月24日(土) パース、レイルウエイ・ステークス
1600m 3歳以上、オープンハンデ戦、GT、賞金総額A$500,000
1着 OLD COMRADE 4歳セン馬 (父Old Spice、母Belgravia)53.5kg
騎手:P Harvey、調教師:L Smith
2着 MR. TANZANIA 4歳セン馬 (父Namaqualand、母Sudden Burst)51.5kg
3着 FINITO 5歳セン馬(父Palace Reign、母Rare Idol)52.5kg


11月24日(土) パース
W.A.チャンピオン・フィリース・ステークス
1600m 3歳牝馬戦、定量戦、GV、賞金総額A$80,000
1着 MISS PRECISELY 3歳牝 (父Old Spice、母Sahtingo)55kg
騎手:J Whiting、調教師:L P Luciani
2着 FORTUNE STREAK 3歳牝 (父Pricelessly、母Chant again)55kg
3着 HONOR LAP 3歳牝 (父Honor Grades、母President's Pearl)55kg

リズムはオーストラリアで!?

日本ではあまり活躍するチャンスを持たなかったリズムですが、先日コーフィールドカップとメルボルンカップを勝ったエセリアルのように、オーストラリアでは今注目の種牡馬です。この成功に更に追い風が吹いて、先週土曜日にオーストラリアのブリスベン、イーグルファーム競馬場で開催されたGV(3200m)のクイーンズ・カップで、またリズムの牡馬ギレスピーが優勝しました。ギレスピーは、シドニーの大調教師ジャック・デナム調教師の管理馬ですが、チャンピオン騎手ダレン・ビードマン騎手を鞍上に楽勝しました。<26Nov01>

11月24日(土) ブリスベン
クイーンズ・カップ 3200m 
クオリティ・ハンデ戦、GV、賞金総額A$100,000
1着 GILLESPIE 4歳牡 (父Rhythm、母Dowager Empress)55.5kg
騎手:D Beadman、調教師:J Denham
2着 CHARGOLD 8歳セン馬 (父Change of Habit、母Sprightly Joy)52.5kg
3着 ACORN ICON 6歳セン馬(父Fire Oak、母Breezette)52.5kg

クインエリザベス・ステークスは、ゴドルフィン厩舎のハサアナ

ゴドルフィン厩舎は、1998年に最初にメルボルンに馬を遠征させてかた、これまで毎年、メルボルンカップを始め、大レースでの優勝を狙っていますが、まだその夢を果たすことが出来ません。しかし、今回メルボルンに連れてきた3頭のうち1頭のギブザスリップがメルボルンカップで2着、また牝馬ハサアナが、スプリングカーニバル最終日のクインエリザベス・ステークス(GU2500m)で優勝しました。このハサアナはサドラーズウエルの5歳の牝馬で、8回出走して、これまで1着が2回2着が2回という成績でした。騎乗はメルボルンのパトリック・ペイン騎手。 <12NOV01>

11月10日(土)フレミントン競馬場 クインエリザベス・ステークス 2500m クオリティ・ハンデ戦 GU 賞金総額$200,000
1着 HATHA 5歳牡 (父Sadler's Wells、母Moon Cactus) 57.5kg
騎手:P Payne、調教師:Saeed Suroor
2着 ASCANA 5歳セン馬 (父Scenic、母Mamawa) 55kg
3着 TIGER'S EYE 6歳セン馬 (父Caerleon、母La Veine)55kg

エミレーツステークスは、補欠馬のデザートイーグルが優勝

4歳のせん馬デザートイーグルは、スーパーインプレッシブ号が他のレースへの出走が決まったため、繰り上がりでGTのエミレーツ・ステークスに出走することになり、見事優勝しました。エミレーツ・ステークスは、メルボルンの春の競馬カーニバル、フレミントン競馬場での最終日になります。同馬に騎乗したケリン・マカボイ騎手はこれで、昨年のメルボルンカップ優勝から、12ヶ月間に4つ目のGTレースに優勝したことになります。また21歳のマカボイ騎手の前途は洋々のようです。 <12NOV01>

11月10日(土)フラミントン競馬場 エミレーツ・ステークス 1600m オープン・ハンデ戦 GT 賞金総額$500,000
1着 DESERT EAGLE 4歳セン馬 (父Hurricane Sky、母Egyptian Ibis) 51.5kg 騎手:K McEvoy、調教師:M J Ellerton
2着 EMISSION 5歳セン馬 (父Forest Glow、母Dora's Pet) 53kg
3着 LA BELLA DAMA 4歳牝 (父Desert Sun、母Who's That Lady) 53.5kg



女性調教師が初めてメルボルンカップ

140年以上続いているメルボルンカップですが、この競馬の歴史で初めて"正式に"女性調教師の管理馬が優勝しました。シーラ・ラクソン調教師は、英国生まれのニュージーランドの調教師です。オーストラリアのリーディングトレーナーのゲイ・ウオーターハウス調教師が、先にメルボルンカップをとるのではと言われていましたが、今年残念ながらゲイ・ウオーターハウス調教師は自厩舎の馬を走らせることができず、その合い間に、ニュージーランドのシーラ・ラクソン調教師が、歴史を破ってしまったというワケです。それにしても、コーフィールドカップ優勝後、オーナーは、エセリアルは、恐らく2マイルを走れないだろうと、ニュージーランドに持って帰る予定でいたということですから、決心を変えてよかったですね。強い馬は、距離を越えるって本当なのですね。 <12NOV01>


メルボルンカップは、女性の日。エセリアル、コーフィールドカップとのニ冠達成!

国際的な顔ぶれに、今回も実力馬が出揃ったメルボルンカップ。結果は、またまたニュージーランドの牝馬エセリアルが、コーフィールドカップとのダブル優勝を果たしました。また、ゴドルフィン厩舎のギブザスリップが2着、9歳で4回目の挑戦をしたペルシャンパンチが3着と大健闘しました。ギブザスリップは、普段ファンタスティックフライトのペースメーカーをしている馬だそうですが、エセリアルが追いつかなければ、あのまま逃げ切ってしまうほどの速いペース。しかし、彼が走っていたいた内馬場は、朝からの雨とレースでかなり荒れており、あれが、内でなくもう少し外を走っていれば、エセリアルは追いつかなかったのではと言われています。でも、それにしても、エセリアルは凄かったです。

11月6日(火)フレミントン競馬場 メルボルンカップ 3200m
オープンハンデ戦 GT 賞金総額$3,600,000
1着 ETHEREAL 4歳牝 (父Rhythm、母Romanee Conti) 52kg
騎手:S Seamer、調教師:Ms S Laxon
2着 GIVE THE SLIP 5歳牡 (父Slip Anchor、母Falafil)55kg
3着 PERSIAN PUNCH 9歳セン馬 (父Persian Heights、母Rum Cay)57.5kg

1着ETHERIALの血統表



VRCダービーは、カーネギー産駒

VRCダービーは、シーキンギザパールのユスチノフでも、クエストフォーフェイムのバイカウントでもなく、勝ったのは、カーネギーの産駒、アマルフィーでした。ヌレエフ産駒、ピュアシアターは出走を取り消しましたが、今年のVRCダービーは、国際的な血統が勢ぞろい。サンダーガルチの産駒は何と2頭も出ていました。日本の吉田勝巳さん所有のグルームダンサー産駒サタデーフィーバーも出走していましたが、結局最後は、クインズランドの厩舎からの出走馬アマルフィーとなりました。負けたユスチノフは、敗因は以上に堅かったトラックだと言っていましたが。

11月3日(土)フレミントン競馬場 VRCダービー 2500m
3歳 定量戦 GT 賞金総額$1,250,000
1着 Amalfi 3歳牡 (父Carnegie、母Rationaine) 55.5kg
騎手:D Oliver、調教師:P G Moody
2着 Zarek 3歳セン馬 (父Keltrice、母Lady Durelle)55.5kg
3着 Pentastic 3歳牡 (父Pentire、母Miss Minden)55.5kg



マッキノンステークス、またまたニュージーランド産の牝馬が優勝

サンラインのサイアー、デザートサンの牝馬ラベラダマが今年のマッキノンステークス(GT2000m)を勝ちました。このレースには、ユニバーサルプリンスを初め、メルボルンカップの出走馬が、数頭出ていて、毎年メルボルンカップを占う重要なレースになりますが、1着はメルボルンカップに出走しないラベラダマ、2着はカップに出るヒルオブグレース。これもまたニュージーランド産のザビールの牝馬です。そして何と4着もニュージーランド産のビクトリーダンスの牝馬シンダベラです。ニュージーランド産の牝馬は信じられないほど走るのです。尚、このレースでメルボルンカップの本命になっていたユニバーサルプリンスは、ビリになって、更に、騎手がいつもの同馬と違っていたと発言したため、メルボルンカップ出走は月曜日の獣医検診後に決定することになりました。

11月3日(土)フレミントン競馬場 マッキノンステークス
2000m 馬齢重量戦 GT 賞金総額$500,000
1着 La Bella Dama 4歳牝 (父Desert Sun、母Who's That Lady) 55kg
騎手:S Seamer、調教師:G A Rogersonine) 55.5kg
2着 Hill of Grace 5歳牝 (父Zabeel、母Carmel Valley)55.5kg
3着 Emission 5歳セン馬 (父Forest Glow、母Dora's Pet)58.3kg



サリンジャーステークス(GT)は、ペルジノ産駒スダーカ

ゴールデンスリッパー・ステークスの優勝馬ベルデジュールや、GTトゥーラックハンデキャップの優勝馬ショーアハートなど、オーストラリアを代表するスプリンターが勢ぞろいしたサリンジャーステークス(1200m)でしたが、結果は、前シドニーのリーディングトレーナーだった、ブライアン・メイフィールドスミス調教師が管理するスダーカが優勝しました。4年前、アフリカから帰ってメルボルンに厩舎を持って以来、これが彼の4つ目のGTです。このレース、2着は、ジョン・ホークス調教師のハイアーで、本命のカミーナは3着になりました。

11月3日(土)フレミントン競馬場 サリンジャーステークス
1200m ハンデ戦 GT 賞金総額$400,000
1着 Sudurka 5歳牡 (父perugino、母My sparkling Star) 52.5kg
騎手:D Nikolic、調教師:B Mayfield-Smith
2着 Hire 5歳セン馬 (父Canny Lad、母Charter)55kg
3着 Camena 5歳牝 (父Snippets、Soda Watch)54kg



ノーザリー、サンライン破ってコックスプレート優勝

大レースで、こんなに長い優勝決定は初めてのことです。サンラインが、いつものように鼻を切って、このまま終わるかと思ったら、前の両者の対戦の時と同じにノーザリーが後ろから挑戦して、その中にバイカウントが挟まれて、結局ノーザリーが勝ちました。オセアニいちのライダーといわれるダミアン・オリバー騎手は、「ゴールに入った時涙が出ました。でも、恐らく審議になるだろうと感情を抑えたのです」とゴールに入った瞬間を述べていました。そして、確かに、2着のサンラインが1着のノーザリーを、3着のバイカウントが1着のノーザリーと2着のサンラインの走路妨害について申し立てをして、三つ巴の審議となったのです。およそ1時間ぐらい経ってからでしょうか。審議の結果が出たのは。不服申し立ては却下。結果はゴールに入った通りの、ノーザリーが1着、サンラインが2着、バイカウントが3着になりました。尚、海外からの遠征馬、シルバーノは4着、カイタノは7着となっています。シルバーノ側は、検疫の為1週間ぐらい調整期間が短かったと述べています。カイタノはもともとメルボルンカップを狙っているため、結果が気にならないということでした。それにしても、始まる前も胸がドキドキしていましたが、終わってからもドキドキするレースは初めてのことです。サンラインのファンは、1着のノーザリーが帰ってきた時にブーイングで迎えたそう。ターフの女王サンラインが、歴史を塗り替えるのを皆待っていたのですね。

10月27日(土)メルボルン、ムーニーバレー競馬場
カールトンドラフト W.S. コックスプレート GT
2040m、3歳以上、馬齢重量戦、賞金総額A$2,050,000
1着 Northerly 5歳セン馬(父Serheed、母North Bell)58kg
騎手:D オリバー、調教師:F R カースレイ
2着 Sunline 6歳 牝(父Desert Sun、母Songline)55.5kg
騎手:G チャイルズ、調教師:T マキー
3着 Viscount 3歳 牡(父Quest For Fame、母Antwerp)48.5Kg
騎手:K マカヴォイ、調教師:J ホークス



レッツエロープの息子ユスチノフがVRCダービーを狙います。

来週の土曜日にダービーのトライアルGUAAMバーズ(2050m)で、チャンピオン牝馬レッツエロープの息子ユスチノフが優勝しました。このユスチノフは、レッツレロープがアメリカで南半球時間で種付けをしたシーキングザゴールドの息子でもあります。オーストラリアで1頭しかいないシーキングザゴールドの息子がダービー馬になるなんて、なかなか面白いもの。またこのレースには、もう1頭の北半球時間の馬、ピュアシアターが3着になっています。このピュアシアターは、何とあのヌレエフの牡馬です。ヌレエフを南半球時間でつけて、ニュージーランドに持ってきて、現在オーストラリアで走らせています。北半球血統が2頭揃ってダービーで走ったらますます面白くなりそう。ところで、このユスチノフの調教師は、お母さんのレッツエロープを管理していたバート・カミングス調教師。母の後を継ぐような立派な息子になりそう。
尚、このユスチノフはレッツエロープのオーストラリアで生まれた初めての仔で、この後レッツエロープは、デインヒルとザビールをつけています。もちろん、セリで最高額で売れるだろうと予想されます。

10月27日(土)メルボルン、ムーニーバレー競馬場 
AAMIバーズ GU 2040m、3歳 定量戦、賞金総額A$125,000
1着 Ustinov 3歳 牡 (父Seeking the Gold、母Let's Elope)55.5kg
騎手:P ペイン、調教師:J B カミングス
2着 Viking Ruler 3歳 牡 (父Danehill、母Tristalove)55.5kg
3着 Pure Theatre 3歳 牡 (父Nureyev、母A Goodlookin Broad)55.5kg



デザートサンの産駒が優勝、サンラインの後に続け!?

サンラインのサイアー、デザートサンは、サンライン以降あまり活躍馬を出していませんが、やはりニュージーランド産の牝馬でラベラダマが、10月27日土曜日のムーニーバレー競馬場、カールトンテシオステークスで優勝し、目を引きました。同日、サンラインがコックスプレートで走っていたらからです。このラベラダマは、世界中に厩舎を持つグラーム・ロジャーソン調教師の管理馬です。

10月27日(土)メルボルン、ムーニーバレー競馬場
カールトンテシオステークス GV
1600m、牝馬戦、4歳以上 ハンデ戦、賞金総額A$100,000
1着 La Bella Dama 4歳 牝 (父Desert Sun、母Who's That Lady)54.5kg
騎手:D ガルチ、調教師:G A ロジャーソン
2着 It's Platonic 6歳 牝 (父Trustful、母Mikis)57.5kg
3着 Oregon Seal 5歳 牝 (父Oregon、母Signet)53.5kg 



オーストラリアで、有名騎手がギャングにレースの予想を流す?

先ごろオーストラリア、ビクトリア州の警察が、有名騎手が、現在麻薬密輸の嫌疑で刑務所に入っているギャングの一味に競馬の予想を流したという証拠のテープを入手したと発表しました。このテープに録音されている騎手が、誰であるかはまだ発表されていませんが、メルボルンの春の大レースの前だけに、関係者はビクビクしながら成行きを見守っているという状況です。現在、VRCの裁決委員長は、この件で、何人かの騎手、また調教師に事情聴取を実施したということですが、数年前にも、同様な事件で、トップジョッキー3人が長期の免許停止されたという事件があります。〈26OCT〉


女性万歳!!ニュージーランドの女性調教師が牝馬でコーフィールドカップ制覇

イーソレルは、日本にもなじみ深いリズムの4歳の牝馬です。女性調教師、シーラ・ラクソンが管理をしていますが、先週コーフィールド競馬場で開催されたGTコーフィールドカップで優勝しました。騎手は、クインズランドで活躍しているスコット・シーマ。彼はこの昨シーズン、クインズランドに遠征にきた同馬に乗ってクインズランドオークスに優勝してから、騎乗を確保するために、自前で2度もニュージーランドに騎乗しに行ったこともあるほど。だから、今回のコーフィールドカップでの優勝は並々ならないものがあるよう。ラクソン調教師もまた、このイーソレルの母ロマネコンティもイーソレルも、両馬ともに馴致から手をかけたということで、まるで自分の娘が勝ったような喜び方。それにしても、今回のコーフィールドカップには、女性のゲイ・ウオーターハウス調教師のプリムローズサンズ(牝)も出走して、大変フェミニンな競馬でした。日本では、いつになったら女性調教師が出てくるのでしょうね。

ところで、このレースでイーソレルに鼻の差で負けたスカイハイツのダミアン・オリバー騎手はレース後即座にインターフィアレンス(走路妨害)で審議申し立てをしましたが、却下されました。尚、3着は、大穴のセレスティアルショー。このレース唯一の見習ジョッキーが騎乗していました。<23OCT01>

コーフィールドカップ GI 10月20日
メルボルン コーフィールド競馬場 2400m
オープンハンデ戦 賞金総額$2,250,000
1着 Ethereal 
4歳 牝(父Rhythm、母Romanne Conti) 50kg
調教師:S ラクソン、騎手:S シーマ
2着 Sky Heights 
6歳 セン馬(父Zabeel、母Moet Heights) 56.5kg
調教師:C オルダーソン、騎手:D オリバー
3着 Celestial Show  
6歳 牝(父Serheed、母Add Tinsel)49kg
調教師:L モートン、騎手:R マクラウド

 
 
重賞レース勝って、調教師を辞めます!?

先週の土曜日にコーフィールド競馬場でGUメルセデスベンツ・スプリント(1100m)を勝ったウインディゴの調教師、レイモン・ゴールドスミス調教師は、最近厩舎をたたんでどこかに就職しようと思っていたといいます。現在39歳の同調教師は、メルボルンから百キロ離れたモーという町をベースに厩舎を持っていましたが、経営が苦しく、最近は何度か大厩舎のフォアマン(厩舎長)の職に応募しました。調教師を辞める意思はまだ堅いようですが、それでも優勝馬のウインディゴは、11月3日のGTサリンジャーステイクス(1200m)に挑戦します。
<23OCT01>

メルセデスベンツ・スプリント GU 10月20日
メルボルン コーフィールド競馬場 1,100m
オープンハンデ戦 賞金総額$250,000
1着 Windigo
6歳 セン馬(父Aliocha、母Facilis)55kg
調教師:R M ゴールドスミス、騎手:N ラウィラー 
2着 Crystal Finale
4歳 牡(父Hurricane Sky、母Crystal Century)51kg
調教師:M エラートン、騎手:J ウィンクス
3着 Point Danger
6歳 セン馬(父Clear Choice、母Chalice Pride)53kg
調教師:A ベイレー、騎手:A フィンドレイ


オクタゴナルの息子ロンロ、父親そっくりの勝ち方でコーフィールドギニーズ優勝

オクタゴナルは、いつも最後方で走っていて、ハラハラドッキリの走り方でゴールに入っていました。その息子が、最近のギニーズの中ではもっとも強い馬たちが走ったギニーズと言われたレースで、何と父親のように最後方から仕掛けて優勝したんです。2着はレッツエロープの息子ユスチノフ(父シーキングザゴールド)、そして3着はニュージーランドからやってきたヌレエフを父に持つる良血馬ピュアシアター。世界的な血統の産駒を相手に、まるで寄せ付けなかったロンロの行く末は恐ろしい気がします。もしかして父オクタゴナルを抜くかも知れないと今から期待がかけられていますが、サンラインやノーザリー、そして遠征してきたシルバーノやカイタノ相手にどう戦うか、今から胸がドキドキします。 <15OCT01>

コーフィールドギニーズ GT 10月13日 
メルボルンのコーフィールド競馬場 1600m 
3歳 定量戦 賞金総額$1,000,000

1着 Lonhro 3 牡 (父Octagonal、母Shades by Straight Strike(米))、55.5kg、 
調教師:J R ホークス、騎手:D ガルチ 
2着 Ustinov 3 牡 (父Seeking the Gold、母Let's Elope)、56kg、騎手:P ペイン
3着 Pure theatre 3 牡 (父Nureyev、母A Goodlookin Broad)、55.5kg、騎手:B プレブル


ノーザリー、余裕のヤランバステークス優勝

最前方で、ほとんどクルージングしながら、ヤランバステークス(GT2000m)を勝ったノーザリー。これでますますコックスプレートでの対決が面白くなりました。このレースには、ショーグンロッジなど、ステイヤーの強豪も出走していましたが、騎手のダミアン・オリバーは最後まで鞭をいれずに余裕でゴールに入りました。 <15OCT01>

ヤランバスステークス GT 10月13日 
メルボルンのコーフィールド競馬場 2000m 
3歳以上 馬齢重量戦 賞金総額$400,000

1着 Northerly 5歳 セン馬
(父Serheed、母North Bell)、58kg、
調教師:F R カーズリー、騎手:D オリバー 
2着 Shogun Lodge 5歳 セン馬 
(父Grand Lodge、母 Pride of Tahnee)、58kg
騎手:G ボス
3着 Ethereal 4歳 牝 (父 Rhythm、母 Romanee Conti)、54.5kg、騎手:S シマー


サンライン女王は、圧倒的な強さでターンボルステークス(GU)を勝ちました!

先週土曜日にメルボルンのフレミントン競馬場で開催されたGUターンボルステークス。女王の強敵ノーザリーこそ出なかったものの、ユニバーサルプリンスやヒットザルーフ、スカイハイツなどそうそうたるメンバーを集めてのレース。ゴール前、スイッチが入ったサンラインには、誰も追いつきません。マキー調教師は、これでサンラインは、目標のコックスプレートが射程距離に入ったとしています。2着のユニーバーサルプリンスは、メルボルンカップを目標にしており、今回の走りブリで、本命になりました。 <8OCT01>

ターンブルステークス GU 10月6日 フレミントン競馬場
2000m 4歳以上 馬齢重量戦
1着 Sunline 6 牝 (父Desert Sun(英)、母Songline(NZ) by Western Symphony(米)) 
調教師:Tマキー  騎手:グレッグ・チャイルズ
2着 Universal Prince 4 牡 (父Scenic(愛)、母 Biscay Bird by Bluebird(米))、調教師:ビード・マリー、騎手:ジャスティン・シーハン
3着 Primrose Sands 5 牝 (父 Zabeel(NZ)、母 Kylemore(NZ) by Prince Echo(米))、調教師:ゲイ・ウオーターハウス、騎手:ブライアン・ヨーク


牝馬ウガチャカ、フリードマン調教師に嬉しい2勝目

リー・フリードマン調教師は最近めきめきとかつての強さを見せてきました。先週の土曜日のフレミントン競馬場は、GUのエドワード・マニフォルドステークスと第一レースで2勝をあげました。GUで勝ったのは、ウガチャカ。GTのコーフィールドギニーズで、シドニーのチャンピオン牝馬ハハと対決のようです。また、第一レースの優勝馬マナングは、VRCオークスを目標にしているよう。 <8OCT01>

VRC ブレーザー・エドワード・マニフォールドステークス 
GU 10月6日フレミントン競馬場  1620m 3歳牝馬
1着 Ugachaka (NZ) 3牝 (父Danasinga、母Solshoi Star(NZ) by Three Legs(英))、調教師:リー・フリードマン、騎手:ダミアン・オリバー
2着 Lilo Lill 3 牝 (父Umatilla(NZ)、母Faricca by Millionaire(愛) )、調教師:レオン・マクドナルド、騎手:クレイグ・ウイリアムズ
3着 Hot Beat 3 牝 (父Snippets、母Red Spice by Red Anchor (NZ))、調教師:マーク・ヤング、騎手:ヴィンセント・ホール


富沢希騎手は、シドニーのロン・クイントン厩舎へ

クインズランド州で見習い騎手をしていた富沢希騎手は、最後の見習期間を、シドニーのロン・クイントン厩舎で勤めることになりました。現在オーストラリアでは何人かの日本人見習騎手が騎乗していますが、希君は、最も成功した騎手で、シドニーでのこれからの活躍が期待されます。クイントン調教師は、日本ならさしずめ岡部幸雄騎手。長い間トップジョッキーとしてならしました。 <8OCT01>


GTエプソムは、大穴のファイナルファンタジー

優勝賞金60万ドル、GTのエプソムハンデが9月31日土曜日に、シドニーのランドイック競馬場で開催されましたが、優勝したのは、超大穴のファイナルファンタジー。わずか3頭しか管理馬がいない極少厩舎の馬で、調教師のブルース・クロスは、何と25年目のGTでした。オーナーのマイケル・チュング氏も大喜び。彼はこのファイナルファンタジーの生産者でもあります。優勝した瞬間思ったのは、えっ、この馬の父親のチャイムズスクエアーってどこの馬?キャンベラの近郊、ヤスというところで繋用されている種付け料3000ドル(約18万円)のほとんど無名の種牡馬でした。2着は、リーディングトレーナー、ゲイ・ウオーターハウス調教師のキングスゲイトです。 <2OCT01>

エプソムハンデキャップ GT 1400m
1着 Final Fantasy 6歳 (せん馬)
(父Chimes Square、母Fantastique) 53.5kg
騎手:M de Monfort、調教師:Bruce Cross
2着 Kingsgate 4歳 (せん馬)
(父Danzero、母Vowed) 51.5kg
3着 Crawl 5歳 (せん馬)
(父Dr. Grace、母Traipse) 56.3kg

メトロポリタンステークスは、ゲイ・ウオーターハウス調教師のザビールが

ゲイ・ウオーターハウス調教師が調教師資格をとって、初めてのGTレースが、メトロポリタン(2400m)でした。それから、彼女はほとんど毎年というようにこのレースに勝っています。今年もやる気満々で、18頭立てのうち6頭も出走させたのです。そして、結果はもちろん、ゲイ・ウオーターハウス調教師のドレスサークル。ザビールの5歳馬。これは久しぶりのザビールの産駒のGT優勝でした。2着は、ゴールドコーストにベースを置くジェラルド・ライアン厩舎のダニヨン。ところで、この日のゲイ・ウオーターハウス調教師は、まるで映画に出てくるオードリー・ヘップバーンのような素敵な帽子と眼鏡で、またまたファンを楽しませてくれたんです。彼女がくれた"真理子、エクセルレーターが絶対勝つわよ"っていう予想は外れましたが...。 <2OCT01>

AJCザ・メトロポリタン GT(2400m)
ランドイック競馬場
1着 DRESS CIRCLE (NZ) 5歳鹿毛(せん馬) (父Zabeel、母Flight Queen by Noble Bijou)
調教師:ゲイ・ウオーターハウス、騎手:レニー・ビーズリー
2着 DANYON 7歳黒鹿毛(せん馬)
(父Success Ezpress、母Lochrene by Sir Tristrum)、調教師:ジェラルド・ライアン、騎手:コーリー・ブラウン
3着 HOMEWRECKER  4歳鹿毛(せん馬) (父Housebuster、母Major Affaire by Tights)



フライトステークス(GT)は、あのハハが。

またかと言われるかも知れませんが、10月1日にシドニーのワリックファーム競馬場で開催されたフライトステークス(GT)は、またまたゲイ・ウオーターハウス調教師の管理するデインヒルの牝馬ハハが優勝しました。この活躍ぶり
ではハハはもしかしてあの女王サンラインと戦いにコックスプレートに出走するのではとの話もでましたが、結局今年はあの修羅場に絶えられないだろうと参戦しないことになりましたが、しかし、コーフィールドギニーズには出走す
るかも。ところで、このレースは、2着もデインヒルのムーンフルート。そして3着は、オクタゴナルの牝馬ホザナでした。  <2OCT01>

フライトステークスGT1600m 3歳牝馬限定
ワリックファーム競馬場
1着 HAHA 3歳 鹿毛牝馬
(父Danehill、母Very Droll by Crown Jester)
調教師:ゲイ・ウオーターハウス、騎手:ジム・キャシディ
2着 MOONFLUTE 3歳鹿毛牝馬
(父Danehill、母Her Mink Coat by Affirmed) 
調教師:グラーム・ロジャーソン、騎手:ダレン・ビードマン
3着 HOSANNAH  3歳 鹿毛牝馬
(父Octagonal、母Genufleet by Crown Jester)調教師:ジョン・ホークス、騎手:ロッド・クイーン



ショーグンロッジが、圧倒的な強さ。

グレン・ボス騎手ショーグンロッジ鞍上、見事な手綱さばきでGU優勝!

先週土曜日、シドニー、ローズヒルガーデンでのGUセオ・マークスステークス(1300m)のこと、ショーグンロッジはどこだ。スタートからほとんど最後方。直線で、出ようと思っても、前横囲まれていて、ほとんどチャンスがありませんでした。それを、ボス騎手の素晴らしい判断で、わずかしかない隙間をかいくぐって、あっという間に前に出たのはゴールの100m手前。そのまま、前を走っていたフアルディを抜いて見事な愁傷。これぞ、競馬だという醍醐味をみせてくれた。3着は、デヒアの牝馬、相変わらず手堅いベルドジュールででした。そうそう、今回のレースで、ショーグンロッジは、なんと60kgを背負っての優勝です。ああ、日本の人に見せたいなあ。次のショーグンロッジの予定は、9月22日、ジョージメインステークス(GT1600m)で、それから、いよいよメルボルンに向かうということです。<10SEP01>

セオ・マークス・ステークスGU(1300m)ローズヒルガーデン競馬場
1着 Shogun Lodge 5歳 栗毛せん馬 60kg (父 Grand Lodge  母Pride of Tahnee)、騎手:グレン・ボス、調教師:Bトムセン
2着 Fouardee 4歳 黒鹿毛 牡馬 52.3kg (父Forest Glow 母Remember Pru)、騎手:Jイネス、調教師:Jリー
3着 Bell du Jour 4歳 黒鹿毛 牝馬 52.2kg (父Dehere 母Delightful Bell)、騎手:Lビーズリー、調教師:クラリー・コナーズ

期待のヘネシー産駒、クールボワジエ、初めての重賞優勝

1昨年のマジックミリオンで高値で買われたヘネシーの牡馬、クールボワジエが、先週土曜日にローズヒル競馬場のGUグローミングステークスで優勝し、クールモアのシャトルスタリオン、ヘネシー産駒として初めて重賞をものにしました。この日の本命は、もちろん、ゲイ・ウオーターハウス調教師のエクセルレーター。しかし、今日もファンの期待を破って優勝を逃がしました(2着)。エクセルレーターが本命になりながら、優勝を逃がしたのは今回で5回目。でも、6回目の本当なんてことはないでしょうね。<10SEP01>

ローズヒルガーデン競馬場
グローミングステークス(GU 1750m)
1着 Courvoisier 3歳 芦毛 牡 55.5kg (父Hennessy、母Arctic Scene)、騎手:グレン・ボス、調教師:Gロジャーソン
2着 Excellerator 3歳 栗毛せん馬 55.5kg (父Marscay、母 Artless Dehar)、騎手:ジミー・キャシディ、調教師:ゲイ・ウオーターハウス調教師
3着 Silk Veil 3歳 茶色 牝 53.5kg (父Danehill、母Lady of Persia)、騎手:グレン・コリス、調教師:ギャリー・ポテリ

メルボルンカップは、女性の日。エセリアル、コーフィールドカップとのニ冠達成!

国際的な顔ぶれに、今回も実力馬が出揃ったメルボルンカップ。結果は、またまたニュージーランドの牝馬エセリアルが、コーフィールドカップとのダブル優勝を果たしました。また、ゴドルフィン厩舎のギブザスリップが2着、9歳で4回目の挑戦をしたペルシャンパンチが3着と大健闘しました。ギブザスリップは、普段ファンタスティックフライトのペースメーカーをしている馬だそうですが、エセリアルが追いつかなければ、あのまま逃げ切ってしまうほどの速いペース。しかし、彼が走っていたいた内馬場は、朝からの雨とレースでかなり荒れており、あれが、内でなくもう少し外を走っていれば、エセリアルは追いつかなかったのではと言われています。でも、それにしても、エセリアルは凄かったです。


11月6日(火)フレミントン競馬場 メルボルンカップ 3200m
オープンハンデ戦 GT 賞金総額$3,600,000
1着 ETHEREAL 4歳牝 (父Rhythm、母Romanee Conti) 52kg
騎手:S Seamer、調教師:Ms S Laxon
2着 GIVE THE SLIP 5歳牡 (父Slip Anchor、母Falafil)55kg
3着 PERSIAN PUNCH 9歳セン馬 (父Persian Heights、母Rum Cay)57.5kg


1着ETHERIALの血統表



11月6日3時10分(オーストラリア時間)に
出走のメルボルンカップの出馬表

馬番

馬名

(ゲート)

重量

騎手

オッズ
1

PERSIAN PUNCH

(11)

57.5

D Elsworth

$17
2

SKY HIGHTS

(21)

56.5

D Oliver

$11
3

UNIVERSAL PRINCE

(6)

55.5

J Sheehan

$9
4

CAITANO

(8)

55

J Murtagh

$34
5

GIVE THE SLIP

(15)

55

R Hills

$31
6

MARIENBARTD

(7)

55

F Dettori

$21
7

KAAPSTAD WAY

(5)

54.5

N Rawiller

$17
8

YIPPIO

(22)

54.5

D Beedman

$17
9

FREEMASON

(24)

53.5

D Gauci

$26
10

CURATA STORM

(18)

52.5

G Childs

$67
11

MR. PRUDENT

(2)

52.5

C Wiiliams

$51
12

PASTA EXPRESS

(4)

52.5

D Nikolic

$101
13

ETHERIAL

(13)

52

S Seamer

$6
14

HILL OF GRACE

(20)

52

C Brown

$17
15

INAFLURY

(16)

52

B Prebble

$26
16

BIG PAT

(9)

51

P Merterns

$7
17

REENACT

(17)

51

L Cassidy

$67
18

KARASI

(19)

50

G Boss

$51
19

MAY THE HORSE WITHYOU

(10)

50

J Patton

$26
20

PROPHET'S KISS

(3)

50

B York

$34
21

SPRITS OF WESTBURY

(12)

50

S Dye

$41
22

RAIN GAUGE

(23)

49.5

K McEvoy

$11
23

RUM

(1)

49.5

C Munce

$26
24

CELESTRIAL SHOW

(14)

49

R McLeod

$21

メルボルンカップ速報

11回もメルボルンカップをとっているバート・カミングス調教師によれば、ユニバーサルプリンスは、今年カップに勝てないという。また、コーフィールドカップの1,2着馬は、メルボルンカップの本命馬になりうるとして、NZの牝馬イースリルをあげている。


ノーザリー、サンライン破ってコックスプレート優勝!

大レースで、こんなに長い優勝決定は初めてのことです。サンラインが、いつものように鼻を切って、このまま終わるかと思ったら、前の両者の対戦の時と同じにノーザリーが後ろから挑戦して、その中にバイカウントが挟まれて、結局ノーザリーが勝ちました。オセアニいちのライダーといわれるダミアン・オリバー騎手は、「ゴールに入った時涙が出ました。でも、恐らく審議になるだろうと感情を抑えたのです」とゴールに入った瞬間を述べていました。そして、確かに、2着のサンラインが1着のノーザリーを、3着のバイカウントが1着のノーザリーと2着のサンラインの走路妨害について申し立てをして、三つ巴の審議となったのです。およそ1時間ぐらい経ってからでしょうか。審議の結果が出たのは。不服申し立ては却下。結果はゴールに入った通りの、ノーザリーが1着、サンラインが2着、バイカウントが3着になりました。尚、海外からの遠征馬、シルバーノは4着、カイタノは7着となっています。シルバーノ側は、検疫の為1週間ぐらい調整期間が短かったと述べています。カイタノはもともとメルボルンカップを狙っているため、結果が気にならないということでした。それにしても、始まる前も胸がドキドキしていましたが、終わってからもドキドキするレースは初めてのことです。サンラインのファンは、1着のノーザリーが帰ってきた時にブーイングで迎えたそう。ターフの女王サンラインが、歴史を塗り替えるのを皆待っていたのですね。

10月27日(土)メルボルン、ムーニーバレー競馬場
カールトンドラフト W.S. コックスプレート GT
2040m、3歳以上、馬齢重量戦、賞金総額A$2,050,000
1着 Northerly 5歳セン馬(父Serheed、母North Bell)58kg
騎手:D オリバー、調教師:F R カースレイ
2着 Sunline 6歳 牝(父Desert Sun、母Songline)55.5kg
騎手:G チャイルズ、調教師:T マキー
3着 Viscount 3歳 牡(父Quest For Fame、母Antwerp)48.5Kg
騎手:K マカヴォイ、調教師:J ホークス




WSコックスプレート出馬表は下記の通り

馬番

馬名

バリア

ジョッキー

調教師

負担
重量

オッズ

NORTHERLY

3
D. オリバー F. ワースリー

58.0

3.0

2
SILVANO(独)

6
A. スボリスス A. ワーラー

58.0

7.0

3
CAITANO(英)

5
A. スターク A. ションツ

58.0

34.0

4
REFERRAL

2
C.W ブラウン S. エンゲルブレヒト

58.0

51.0

5
KING KEITEL (NZ)

4
B. ヨーク P. ジェンキンス

58.0

34.0

6
UNIVERSAL PRINCE

7
J. シーハン B. マリー

56.5

7.0

7
SUNLINE(NZ)

8
G. チャイルズ T. マキー

55.5

2.25

8
VISCOUNT

1
K. マカヴォイ J. ホークス

48.5

12.0


カップシーズンのメルボルン、カップ候補馬順当な勝ち

クレイグリーステークス(GU)は、評判のネイティブジャズの優勝

昨シーズンのチャンピオン3歳馬、ユニバーサルプリンスが参戦したメルボルン、フレミントン競馬場のクレイグリーステイクス(GU)は、前のクラウンカジノのオーナーで、競馬狂のロイド・ウイリアムス氏のネイティブジャズが優勝しました。ウイリアムズ氏は、昨年ドバイでアシスタントトレーナーをしていたマイル・プラム調教師を雇って氏専用の厩舎を所有していて、今回はその厩舎のラインアップから、評判の高いネイティブジャズが勝ったものです。ただし、本命だったユニバーサルプリンスも、2着。素晴らしく追い込んでの2着に、調教師もハッピー。これからの本命レース、コーフィールドカップ、そしてメルボルンカップのためのいいステップアップになりました。ユニバーサルプリンスの次は9月23日のアンダーウッドステークス(1800m)、それから10月27日のムーニーバレー競馬場でのコックスプレイト。そしてメルボルンカップと続くよう。サンラインとどう戦うか、見ものです。<10SEP01>

尚、現在コーフィールドカップとメルボルンカップの予想は次のとおり

コーフィールドカップ
10-1 ネイティブジャズ
12-1 セールオブセンチュリー、テンペストモーン、ユニバーサルプリンス
16-1 カプスタッドウエイ、ノーザリー、キングキーテル
20-1 イナフラリー、サークライブ、ザセカンドモーゲージ
25-1 エセレル、ヒットザルーフ、プリムローズサンズ

メルボルンカップ
8-1 ユニバーサルプリンス、ネイティブジャズ
14-1 セールオフザセンチュリー
20-1 ザセカンドモーゲージ、フリーメイソン、カプスタッドウエイ、ビッグパット
25-1 ペルシャンパンチ、ヒットザルーフ、テンペストモーン



デインヒル、メルボルンとシドニーで1日に重賞3つ制覇

世界で最も種付け数が多いのはサンデーサイレンスかと思ったら、何とデインヒルなんですって。昨年のオセアニアのリーディングサイアー、デインヒルは、今年ものっけから凄い勢いです。まずは先週土曜日9月1日のシドニー、ロイヤルランドイック競馬場でのGVフューリアスステイクスでは3歳の牝馬ムーンフルートが、また同じくGVのトラムウエイハンデキャップで、クインズランドから遠征したダイヤモンドデイン(4歳牡馬)が、そしてメルボルンではGVマクニールステークスでは3歳の牡馬タリーデインがそれぞれ優勝しました。 <4SEP01>

フューリアス・ステークス(GV1400m、 3歳牝馬限定レース、賞金10万ドル)。ロイヤルランドイック競馬場

1着 Moonflute 3 牝 54kg (父Danehill、母Her Mink Coat) 騎手:ダレン・ビードマン、調教師:Gロジャーソン
2着 Hosannah 3牝 54.2kg (父Octagonal、母 Genufect)
3着 Ha Ha 3 牝 54.3kg (父Danehill、母Very Droll)
 
トラムウエイ・ハンデキャップ(GV1300m、3歳以上、賞金10万ドル)。ロイヤルランドイック競馬場

1着 Diamond Dane 4 牡 55kg (父Danehill、母 Diamond Shower) 騎手:コーリー・ブラウン、調教師:Bマクラクラン 
2着 Maitland Gold 4 牝 53kg (父Made Of Gold 、母Party Game)
3着 Kootoomootoo 4 せん馬 54.5kg (父Danewin、母 Cachelle )

マクニールステークス(GV 1100m、 3歳限定)

1着 Tully Dane 3 牡 55kg ( 父Danehill 母 Goodfaith) 騎手 パトリック・ペイン、調教師 Sマクドナルド
2着 Raja Lane 3 牝 53.5kg(父Devaraja 母 English Lane)
3着 King Of Prussia 3 牡 56.3kg (父Anabaa 母 Professionelle)



サンライン、実力の程みせつける!

先々週は残念ながら入着、もはや女王サンラインもだめかという評判も立ち始めたのですが、やっぱり今年も女王の貫禄十分。ただし、昨年のように、ぐんぐん前に出て行くスタイルでなく、力をためて、走るスタイルになったよう。先週土曜日にメルボルンのコーフィールド競馬場で開催されたGUメムジーステークスで、先々週サンラインを破って重傷を優勝したピアボニックを1馬身半離して勝ちました。サンラインファンはこれでホットしたよう、前走で、もうだめかと思っていましたから。それにしても、2着になったとは言え、サンラインと同じ6歳の牝馬ピアボニックも結構やるものです。

1着 Tully Dane 3 牡 55kg ( 父Danehill、母 Goodfaith) 騎手:パトリック・ペイン、調教師:Sマクドナルド
2着 Raja Lane 3 牝 53.5kg (父Devaraja、母 English Lane)
3着 King Of Prussia 3 牡 56.3kg (父Anabaa、母 Professionelle)


メムジーステークス(GU、1400m馬齢重量戦、3歳以上)コーフィールド競馬場 賞金 20万ドル

1着 Sunline 6牝 55.5kg (父Desert Sun、母 Songline) 騎手:グレッグ・チャイルド、調教師:Tマキー
2着 Piavonic 6 牝 55.5kg  (父Scenic、母 Piave Gild)
3着 Rum 4せん馬 57.5kg (父Umatilla、母 C'mon Rosey)


ルザガレタがカムバック、調教師もカムバック

オーストラリアを代表するリー・フリードマン調教師。これまでナチュラリズムを始め数々のチャンピオン馬を出してきました。それが、ここ2年ばかりは、まるで幸運の女神から見放されたように、パッタリと重賞での優勝が止まってしまったばかりでなく、リーディングトレーナーのランクからも5位ぐらいまで落ちていました。ところが、先週は久しぶりの重賞優勝、うれしさもひとしおだったに違いありません。メルボルン、サンダウン競馬場で開催されたGUのJJリストンステークス(1400m)で、同調教師が管理するラストタイクーン産駒ルザガレッタが、アムラムやイナフローリーなど強豪スプリンターたちを相手に優勝しています。ちなみに、このルザガレタもまた久々の優勝、重賞優勝は2年前です。同馬は、また世界のトップ馬主の一人、マイケル・タボール氏とスーザン・マグニエ氏の所有馬で、彼らはヨーロッパのチャンピオン馬デインヒルのモーツアルトなど数々のチャンピオン馬を世界中で所有しています。 <29Aug01>

JJリストンステークスGU(1400m)賞金$200,000
1着 Le Zagaletta  6歳 牡(父Last Tycoon、母 Swiftsynd) 58kg 調教師:リー・フリードマン 騎手:ダミアン・オリバー
2着 Inaflury 5 牝 ( 父Zabeel、母Gentle Flury ) 55.5kg
3着 Umrum 7 せん馬(父Umatilla、母 Rhum Dancer)58.3kg
  
 
ウオーターハウス調教師、1日で何と4勝

昨シーズンのシドニーのリーディングトレーナー、ゲイ・ウオーターハウス調教師が先週のシドニー、ローズヒルガーデン競馬場で1日4勝をあげるという活躍をしています。4勝目は、この日のメインレース、GVのコンコルドステークス(1100m)。4歳のせん馬(父ロイヤルアカデミー)フェニックスパーク号で優勝しました。 <29Aug01>

コンコルドステークスGV 1100m 4歳以上ハンデ戦
1着 Phoenix Park 4歳 せん馬 ( 父Royal Academy 母 Bletchwyn ) 54.5kg  調教師:ゲイ・ウオーターハウス調教師 騎手:ブライアン・ヨーク
2着 Lord Essex 5歳 せん馬(父 Scenic、母Darling Bess )  54.2kg
3着 Spinning Hill 5歳 牝(父Dolphin Street、母 Incline)58.3kg
 

ニュージーランドの年度最優秀馬にサンライン。

首都ウエリントンで開催された年度代表馬表彰式でサンラインが3年連続で最優秀馬に選ばれました。これはニュージーランドの競馬の歴史始まって以来の偉業。尚サンラインはチャンピオン・スプリンター/マイラー、チャンピオンWFAにも選ばれました。またチャンピオン2才馬はフライングベイブ(父フライングスパー)、チャンピオン3才馬はティットフォータット(父フォルタート)、チャンピオンステイヤーにはスマイリングライク(父スターウエイ)が選ばれています。 <21Aug01>


GTマニカトステークス、女王サンライン負ける!!

女王サンラインが先週土曜日8月18日にメルボルンのムーニーバレー競馬場に帰ってきました。今回のレースは、オーストラリアを代表するスプリンターのファルベロンとの対決とマスコミが大騒ぎ。しかし、GTマニカトステークス1200mで、勝ったのは、予想だにしなかった6歳の牝馬ピアボニック。最後まで鼻を切って走っていたサンラインでしたが、後ろからきたピアボニックにさされるという大番くる合わせ。昨年だと最後の直線でグングン他を離して勝っていたのに・・・。おまけにサンラインの後ろにじっと辛抱強くついていたファルベロンとの差もほとんどありませんでした。ところで、サンラインのマキー調教師は"もう6才になったのだから昨年と違ったサンラインになっても不思議はない。オーストラリアの強いスプリンターたちと戦って2着なら十分だ"と答えています。またファルベロンに騎乗したダミアン・オリバー騎手は、重馬場でこの結果満足だと答えています。確かに良馬場であればレース展開も変わっていたかも。<20Aug01>

マニカトステークス(GT1200m 馬齢重量戦)結果
1 Piavonic 6 牝 ( 父Scenic、母Piave Girl) 55kg
調教師:トニー・ヌーナン 騎手:N ローウイラー 
2 Sunline 6 牝 ( 父Desert、母Sun Songline) 55.2kg
3 Falveron 5 牡(父Alanno、母Devil's Zepher)57.5 kg

シドニーの対決は、オクタゴナルの息子ロンロが。

メルボルンでサンラインがファルベロンと対決している間に、シドニーでは、タイザノット、ショーグンロッジ、ロンロなどがワリックファーム競馬場のワリックステークス(GU1300m)で対決。勝者は、何とオクタゴナルの息子ロンロが勝ちました。このロンロは、12月生まれ、だから、8月の時点で3歳と記載されているものの、まだわずか2歳のベビーホースなのです。そして、この彼が、タイザノットやショーグンロッジなど歴戦のつわものを相手に優勝してしまいました。オクタゴナルの産駒はホントに早熟ですよね。優勝馬ロンロは、お父さんのオクタゴナルにそっくり。なんだか、あのオクタゴナルが帰ってきたようで、私たちファンは感激してしまいました。また、ロンロはオクタゴナルの最初の重賞レース優勝馬になりました。ところでショーグンロッジは最後の追い込みで実力を見せ付けましたが、どうやらグレン・ボス騎手の作戦の失敗だという声もあります。今年もまたショーグンロッジの活躍が期待できそうです。<20Aug01>

サンミゲル・ワリックステークス(GU1300m 馬齢重量戦)結果
1 Lohnro 3 牡 (父Octagonal、母Shadea )
調教師:J ホークス  騎手:D マクラレン 49.5kg
2 Diamond Dane 4牡 (父Danehill、母Diamond Shower) 57.5kg
3 Shogun Lodge 5 せん馬 (父Grand Lodge、母Pride of Tahnee) 58.3kg

世界で初めて、騎手協会にスポンサー

このほどオーストラリアのニューサウスウエールズ州の競馬管理母体が、世界で初めて、騎手協会が団体としてスポンサーをとることに同意しました。スポーツの世界では、スポンサーシップは一般的、またヨーロッパでは騎手個人がスポンサーシップをとることが許されていますが、オーストラリアの競馬の世界ではスポンサーシップは初めて。しかも、騎手団体が団体としてスポンサーをとるのは初めてとあって、今、大きな注目を集めています。このスポンサーシップを認めるのはそれぞれのジョッキークラブで、レース時にはジョッキー全員がスポンサーのロゴの入った何かを身につけることになります。しかしロゴがどこの部分に入るのかはまだ検討中だと言います。<20Aug01>

レース前日に急なスタッド入り!

オーストラリアで、昨年のGTレース、コーフィールドカップを勝ったダイアトライブのオーナーは、マニカトステークス(GT)を控えた前日に、スタッド入りを発表。最後まで何も知らされていなかった調教師にショックを与えています。確かにオーストラリアはこの8月から種付けシーズン、しかし、こんなに急なスタッド入りの話はあまり聞いたことがありません。
<20Aug01>

ニュージーランドの星ハッピーアイヌーイットアメリカで引退

アメリカ最強の牝馬になるかとまで期待されていたニュージーランド産のハッピーアイヌーイットが怪我のために引退しました。これでニュージーランド産が世界に評価されると、ニュージーランドの生産者たちは更なる活躍を期待していたのですが、今度は繁殖牝馬としてがんばるかも。ところでこのハッピーアヌーイットのプロフィールを。

ハッピーアヌーイット (5歳の牝馬)
生産者 ジョン・コックラン氏
売却 1997年のNZセレクトセールでNZ$20,000   (約100万円)
購入者 ポール・マローニ氏
NZでの調教師 マイケル・マローニ氏
アメリカの購入者 ジョン・アムマン氏
アメリカでの調教師 ボビー・フランケル氏
競走成績 21戦 優勝9回 2着 6回 3着 2回
収得賞金 US$1,483,892 NZ$114,625  A$54,000
主な優勝レース パルマールハンデ(GV1999)          マトリアークステクイス(GI 1999)
ビバリーヒルズハンデ(GI 2000)        ゲイムリーハンデ(GI 2001)
父  Yachtieヤッチティ 
Easter Queen イースタークイーン
母の父 Rajahラジャ

なお、このハッピーアヌーイットのクラシフィケーションは、1999年で119、2000年で120、サンラインと並んでいます。またタイムフォームは1999年で120、2000年に120。2000年にサンラインのタイムフォームは、129とあがっています。<16Aug01>

日本のマリー吉田さんのグローバルオペレーション

日本をベースにするアジアンブラッドストック社のマリー吉田氏は、ニュージーランドーのセリで香港のクライエントのために購入した馬をフランスで走らせてグローバルなオペレーションを実施しています。彼女は、前にも、日本の生産馬を初めて香港で走らせるという画期的なプロジェクトを実施していますが、今回は、2000年のニュージーランドプレミアセールで牡馬を購入、フランスのアンドレ・ファーブル厩舎でデビュー、準重賞レースで優勝しました。優勝馬はSangreal (NZ) サングリール。父はCeltic Swing(1995年の凱旋門賞優勝馬) 母はグロブナーの娘Grosvenor Gardens。 現在3歳で、わずか3戦で準重賞優勝となりました。なお、このサングリールのオーナーは香港のリーディング・オーナーであるマイケル・クイー氏、ついでに同馬のグローブナーガーデンズも香港のジーン・ツオイ氏。現在同牝馬はニュージーランドのケンブリッジスタッドで預託されています。<16Aug01>

ゲイ・ウオーターハウス調教師のご主人、ロビー・ウオーターハウス氏ブックメーカー復帰

17年前に馬のすり替え事件で連座してブックメーカーの免許を取り消され、競馬場から永久立ち入り禁止処分になっていたロビー・ウオーターハウス氏は、リーディングトレーナー、ゲイ・ウオーターハウス氏のご主人。競馬場永久立ち入り禁止は昨年解けたものの、ブックメーカーとしての免許をどうするのかと問題になっていました。ブックメーカー組合は、彼の復帰に断固反対。しかし、ニューサウスウエールズ州の競馬管理母体であるTRBは、組合の意見を無視して同氏の免許を許可し、ロビー・ウオーターハウス氏は、先週土曜日のローズヒル競馬場でのレースで復帰しました。競馬場には、彼の復帰を取材しようと、テレビカメラや新聞社が殺到。実際、同氏から馬券を買う人よりも多かったぐらい。20年前にゲイとロビーが結婚したときは、世紀の結婚と言われ、その後ロビーのすり替え事件連座、その後、夫と妻は独立した人格であると、最高裁判所までいって戦いとったゲイの調教師免許事件(オーストラリアの憲法をかざして争った有名な事件!)。彼ら夫婦の一挙手一投足に注目が集まります。実際、競馬界のプリンス・プリンセスのストーリーは、競馬マスコミだけでなく、オーストラリア全体の関心事なのです。<13Aug01>

2000/2001 年シーズンのリーディングサイアーは、デインヒル

相変わらずデインヒルは強みを見せました。いつもなら最後まで1位2位が決まらないリーディングサイアー争いですが、今シーズンは、最後から最後までデインヒルの圧倒的な勝利に終わったようです。2位は何とシーニック。サドラーズウエルの息子であるこのシーニックは、昨年からオーストラリアの最西端パースの牧場で繋用されるようになって、残念ながらシドニーやメルボルンの生産者たちにとっては簡単に種付けができません。パースまでは何と3,000キロもあるのですから。したがって将来もこのシーニックが上位に止まるという保証はありませんが、それにしても賞金額ほどデインヒルに負けていますが、171頭の競走馬数、96頭が勝って、しかもうち9頭が重賞勝ち馬という素晴らしい結果。よく頑張ったものですね。<13Aug01>

2000/2001 ジェネラルサイアー順位
種牡馬名 出走頭数 勝利馬数(重賞)  勝鞍数 (重賞)

収得賞金
1 Danehill(米)1986 188 93(13) 159(21) $7,734,448
2 Scenic(愛)1986 171 96(9) 190(14) $5,478,365
3 Brief Truce(米)1989 131 64(5) 103(11) $4,351,235
4 Zeditave(豪)1985 127 61(4) 120(7) $4,042,135
5 Zabeel(新)1986 162 76(9) 140(14) $3,755,501
6 Grand Lodge(米)1991 90 44(6) 73(10) $3,724,387
7 Flying Spur(豪)1992 125 61(6) 106(8) $3,120,428
8 Marscay(豪)1979 95 47(5) 71(7) $2,886,028
9 Sir Tristram(愛)1971 31 8(2) 19(4) $2,737,585
10 Last Tycoon(愛)1983 132 61(6) 103(8) $2,728,128
11 Archway(愛)1988 126 64(3) 119(5) $2,606,615
12 Rory's Jester(豪)1982 162 87(6) 147(8) $2,483,705

2000/2001 ブルードメアサイアー 順位
種牡馬名 出走頭数 勝利馬数(重賞) 勝鞍数  (重賞) 収得賞金
1 Marscay(豪)1979 227 119(13) 217(20) $6,603,581
2 Sir Tristram(愛)1971 363 140(8) 224(11) $4,916,731
3 Bletchingly(豪)1970 257 113(7) 205(14) $4,761,696
4 Whiskey Road(米)1972 194 90(4) 172(6) $3,399,680
5 Twig Moss(仏)1973 252 104(5) 174(5) $3,120,828
6 Century(豪)1969 261 111(6) 190(10) $3,110,882
7 Three Legs(GB)1972 49 18(4) 30(7) $3,101,021
8 Star Way(GB)1977 208 83(2) 135(3) $3,055,450
9 Bluebird(米)1984 106 40(2) 72(5) $3,003,425
10 Luskin Star(豪)1974 262 104(4) 185(5) $2,980,200
11 WesternSymphony(米)1981 103 42(2) 77(8) $2,940,428
12 Assert(愛)1979 11 8(3) 18(4) $2,896,630
<13Aug01> 

初年度種牡馬は、オーストラリア内国産がリーディングに

今年も80頭近いシャトルスタリオンが南半球にやってきている中、オーストラリアの初年度種牡馬チャンピオンには、オーストラリア内国産のストラテジックが輝きました。ニューサウスウエールズ州のウッドランドスタッドで繋用されているストラテジックは、92年生まれの若い種牡馬。その父はオーストラリアの誇るスプリンター、ゼダティブ。父は一般種牡馬リーディングの4位。父と息子の二人三脚というわけ。また、2位には、同じウッドランド牧場のオクタゴナル。あのザビールが生んだ最良の息子。フランスに逆シャトルされており、2歳馬がそろそろ出てくる頃です。

種牡馬名 出走頭数 勝利馬数(重賞) 勝鞍数  (重賞)

収得賞金
1 Strategic(豪)1992 34 10(2) 15(2) $706,400
2 Octagonal(新)1992 20 3(2) 6(2) $590,900
3 Encosta de Lago(豪)1993 40 14(1) 18(1) $485,280
4 Spectrum(愛)1992 17 5(1) 6(2) $478,595
5 Danehill Dancer(愛)1993 29 8 15 $336,500
6 Pricelessly(米)1990 12 3(1) 5(1) $298,200
7 Anabaa(米)1992 28 10(2) 10(2) $295,450
8 Honour And Glory(米)1993 17 5(1) 8(1) $267,100
9 Woodman(米)1983 29 4(2) 5(2) $253,740
10 Dantibes(豪)1992 20 6(1) 14(2) $246,050
11 Hennessy(米)1993 26 6(1) 9(1) $244,745
12 Unbirdled's Song(米)1993 31 11(1) 13(1) $205,460
<13Aug01>

サンラインがまた戻ってくる!!!

8月18日にムーニーバレー競馬場で開催されるマニカトステイクス(1200m)であのサンラインが今シーズン初のレースに参戦することが決まりました。この7月にオセアニアの最優秀馬に選ばれたばかりのサンライン。 シドニーのファンは同日に開催されるワリックステイクスにサンラインが走るのではと期待していたようですが(私も!!)、残念ながらサンラインはシドニーを迂回してメルボルンに直行するよう。サンラインは一年前同じレースで勝っており、このレースをステップに、3戦か4戦して、ドバイワールドカップシリーズのコックスプレートに向かう模様。<6Aug01>

クリス・マンス騎手鞍上エクセルレーター、いいとこなしの5着

クリス・マンス騎手は、日本遠征から一時帰国して、シドニー、ランドイック競馬場で開催されたサンドメニコステイクス(GU1000m)で、ゲイ・ウオーターハウス厩舎の精鋭エクセルレーター号に騎乗しましたが、いいとこなしの5着に終わりました。期待のエクセルレーターの走りに、ショックの様子を隠しきれないウオーターハウス調教師は、レース後"ランドイック競馬場の内側のトラックはひどい状態なんです。恐らく今の走り振りでは、あのトラックがまったく適さなかったのではないかと思います。"と語りました。<6Aug01>

2000/2001シーズン 
オーストラリアのチャンピオン馬賞受賞馬

チャンピオン2歳馬 VISCOUNT(NZ)
チャンピオン3歳馬 UNIVERSAL PRINCE
チャンピオン牝馬 SUNLINE(NZ)
チャンピオン・スプリンター FALVELON
チャンピオン中距離馬 SUNLINE(NZ)
チャンピオンステイヤー BREW(NZ)
チャンピオン・ジャパン ST.STEVEN(NZ)
最優秀チャンピオン馬 SUNLINE(NZ)
チャンピオンGI騎手 BRETT PREBBLE
チャンピオンGI調教師 JOHN HAWKES
最優秀パーソナリティー GEORGE HANLON
最も人気のある馬 TESTA ROSSA

<6Aug01>

フランスのオーナーの所有馬ヘリティエールが優勝

今注目のシャトルスタリオン、アナバーはフランスのケスナ牧場からオーストラリアのウイデン牧場にやってきていますが、先週シドニーのローズヒル競馬場で開催されたリンク・プリンティング・ハンデ(1200m)で、そのアナバーがやってきたケスナ牧場のオーナーの所有馬ヘリティエールが優勝しました。もちろん、父はアナバー。この馬は昨年のイースターイヤリングセールで13万ドル(約900万円)で購入されたものということです。さあ、これから春にかけてどんな活躍をすることか楽しみです。そうそう、このケスナ牧場には、オーストラリアからオクタゴナルが逆シャトルされています。<30Jul01>

タイザノット、まだまだやる気満々

チャンピオン馬タイザノットが、先日ローズヒル競馬場でデモンストレーション・ギャロップ。重馬場でしたが、ラリー・キャシディ騎手を鞍上に50.37秒で走りました。これからの予定は8月7日にバリアトライアル、そして18日にワリックファーム競馬場でのワリックステイクスで休養明け第一戦。これからどのように記録を塗り変えていくのでしょうか。楽しみです。<30Jul01>

ゲイ・ウオーターハウス調教師、父の記録に迫る

これまでシドニーの1シーズンの優勝数は156勝。トミー・スミス調教師の記録です。この記録に迫るのがスミス氏の娘、現在リーディング街道を驀進しているゲイ・ウオーターハウス調教師です。先週の土曜日にはアワーアーチーズガールで150勝目を挙げて、お父さんの記録にあと6勝と迫りました。オーストラリアの競馬シーズンは7月末で終了。といういことは記録まであと1週間。さてはて記録が破られるかどうか、今オーストラリア中の注目を集めています。<24Jul01>

怪我はしたものの優勝しました。

メルボルンのマッカーシー調教師は、最近大怪我をしてセントモナーシュ病院で手術を受けました。先週の土曜日は入院先の病院から、コーフィールド競馬場にかけつけ、自分の管理するリーガルショットの応援に行きました。リーガルショットが走ったのはリステッドレース(準重賞)のサー・ジョン・モナーシュステイクス(1000m)。調教師が入院していた病院の創始者の名前をつけたレースです。結果は?見事優勝。10万ドルを手にしたのです。これが怪我の功名というのかも。もっとも鞍上は名手ダミアン・オリバー。来月のGVブレッチングリーステイクス(1100m)を狙うということです。そうそう、付け加えると、このリーガルショット号は、マッカーシー調教師の生産馬で、彼が80%も所有しているということです。喜びのひとしおのはずですね。<24Jul01>

グランド・ナショナル・スティープルチェイスは、リーディングバウンティの優勝

先週末、メルボルンのフレミントン競馬場で開催されたグランド・ナショナル・スティープルチェイス〔4800m〕で、10歳のリーディングバウンティが優勝しました。リーディングバウンティは、オーナーのアラン・リーチャーズ氏が2800ドル(約20万円)で購入した馬だそうです。今回の優勝賞金総額が15・2万ドル(約1千万円)ですから、随分稼ぎ出したものですね。 <17Jul01>

グランド・ナショナル・スティープルチェイス結果

1 Leading Bounty 10歳 せん馬 
( 父:Lanfranco 母:Follow my Leader) 
67kg 調教師:R マウンド  騎手:Gカーソン
2 Stacey Joes 10歳 せん馬 (父:Racing is Fun 母:Lady Patine) 61/5kg
3 Down To Zero 8歳 せん馬 (父:Alibahi  母: Gold Merchant) 61/5kg
 

ナチュラリズムの息子が、何とグランドナショナルハードルに優勝

オーストラリアの南の州は、冬の障害レース・シーズン真っ盛りですが、先週土曜日にフレミントン競馬場で開催された、グランド・ナショナル・ハードルレースで、本命だった、ジム・フーラハン調教師の管理馬クラシックプリンスが、何とゲートを出て300mの最初のハードルでつまずき騎手が落馬、失格になりました。それに代わって、優勝したのは、リー・フリードマン調教師の管理馬、ノーティラス。ジャパンカップにも参戦したナチュラリズムの息子です。フリードマン調教師は、初めて挑戦するジャンプレースで、この大きなレースを物にしました。また、ノーティラスのオーナーは、ナチュラリズムのオーナー。もしかして、このコンビで、来年の中山ジャンプ挑戦なんてことも。騎手は、ニュージーランドのクロスカントリー・ジョッキーのブレット・スコット騎手でした。 <9Jul01>

グランド・ナショナル・ハードル4000m 

1着 ノーティラス 5歳 牡馬 (父 ナチュラリズム(NZ) 母 エリザベスドレイク(英) 母の父 ノースフィールズ〔米〕) オーナー:セジュンホー・スタッド・シンジケート他  調教師:リー・フリードマン 騎手:ブレット・スコット
2着 トゥルーレスポンス 6歳 せん馬 (父 スターロカ 母 オネストリプライ) 調教師:C ビドト 騎手:W ハーネット
3着 ステイシージョーンズ 10歳 せん馬 (父レーシングイズファン〔米〕 母 レイディパティン) 調教師:Kマイヤーズ 騎手:A ギャラウエイ
 
 

イプスイッチカップ、今年はヘンダーソンベイが優勝

昨年は8頭が落馬。3頭が安楽死処分と、オーストラリアの競馬史上最悪の事故に見舞われたイプスイッチカップでしたが、今年は、何事もなく、成功裏のうちに終了、関係者を喜ばせました。優勝馬はヘンダーソンベイ、優勝騎手は、今注目の見習騎手、ザック・パートン。彼はカントリーの厩舎から、シドニーのロン・クイントン厩舎への転厩が決まったばかりでした。しかし、このまま勝って行くと、シドニーに行くまでに、見習騎手としてのハンデがなくなりそう。 <9Jul01>

イプスイッチカップ 2150m GV

1着 ヘンダーソンベイ  5歳 せん馬 (父 ガンオブナバロン(愛) 母 ミスティロア 母の父 Rolle ) 調教師:N マカブーニー オーナー:クリフォード夫妻 騎手:ザック・パットン
2着 ブリティッシュバスカ 4歳 せん馬 (父 ブリティッシュバンカー〔加〕 母 ケンタッキーロード 母の父 ウイスキーロード〔米〕) 調教師:ジェラルド・ライアン  騎手:スコット・シーマー
3着 ゴークリントン(NZ)4歳 せん馬 (父 カジュアルライ〔米〕 母 マーティネット 母の父 マルソー) 調教師:A ジョーンズ   騎手:B コンプトン
  
  
  
ゲイ・ウオーターハウス調教師、1シーズンに200勝

今週の言葉に書いたように、今オーストラリアの競馬はオフシーズン。調教師たちは、できるだけこのシーズンに休みをとっているようです。今年ダントツのリーディングになっているゲイ・ウオーターハウス調教師も、今は地中海のホリデーを楽しんでいるようですが、彼女の兵隊たちは、その間も戦っているようで、先週の土曜日のウインターカップで、彼女のリーコールが、バート・カミングス調教師のクラウンマハールを破って優勝。これで彼女はニューサウスウエールズ州の競馬で1シーズン200勝を達成しました。この200勝は、全ニューサウスウエールズ州のプロビンシャルレースやカントリーも入れての記録ですが、同州のメトロポリタンレースの勝ち鞍は142。かつて、彼女のお父さん、トミー・スミス調教師が上げた1シーズン記録、メトロポリタンレースの勝ち鞍数156に迫る勢いなのです。オーストラリアの競馬シーズンは7月30日で終了ですから、もしかしてお父さんの記録を破るかも知れません。ちなみに、ウオーターハウス調教師は、現在までオーストラリア全土で206勝、総収得賞金が1200万ドル(約9億円)となっています。 <2July01>



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