オーストラリアの競馬ホットニュース

2004年【上半期】

NZのウオーカー騎手、ついにオーストラリアGT勝利
15歳の見習い騎手の1年目で、チャンピオン騎手ランス・オサリバンを破ってリーディングジョッキーとなり、天才騎手と見られていたウオーカー騎手。その戦績も、今年4月までで650勝と素晴らしいものでしたが、なかなか世間の水は甘くなく、オーストラリアへの何度かの遠征では苦戦を強いられていました。そのウオーカー騎手が、今年5月にメルボルンに移動、念願オーストラリアGT制覇の夢を果たしました。 今週月曜日にイーグルファーム競馬場で開催されたGTブリスベンカップでは、ウオーカー騎手を鞍上にデインストームが優勝しました。 <15JUN04>

2004年6月14日(土) イーグルファーム競馬場
ブリスベンカップ 3200m  
賞金総額:約2千400万円
1着 Danestorm 50kg
騎手: Michael Walker  調教師: Jim Conlan
2着 Pentastic   56kg
3着 Upsetthym (NZ) 52kg


ブリスベンカップは、デインストーム。また負けてしまったペンタスティック

勝ったデインストームよりも、負けたペンタスティックの話題が大きかった今年のブリスベンカップ。ペンタイア産駒ペンタスティックは、今回で9回目のGTレース入着。もっとも、外に押し出されていなければ、勝ったレースなので、なんとも、運が悪いとしかいいようがありません。
ところで、このレースの後、優勝馬デインストームの調教師がびっくり発言。 ジム・コンラン調教師は、優勝馬デインストームを障害馬に転換すると言うのです。デインストームはもともと、メルボルン郊外のケイプシャンクにあるコンラン調教師の広大な牧場兼厩舎に、故障馬として連れてこられたもの。それを、彼が自分で乗って林の中などを外乗をさせたり、ビーチに連れて行ったりして、6ヶ月に渡って、リハビリをして今回の優勝に導きました。いずれにしても、来シーズンは、このデインストームが大きな障害レースに勝つニュースを聞くことが出来るかもしれません。
<15JUN04>


クインズランドダービーはジョン・ホーク師の1シーズン100回目の優勝

20頭もの出走馬で実施された先週土曜日イーグルファーム競馬場でのクインズランドダービー。結果は、ジョン・ホークス調教師の管理するトゥールーズロートレックが優勝しました。ジョン・ホークス調教師はこれまで、1999・2000年に1シーズンで116勝して記録を出していますが、今年もそれに迫る100勝目をダービーで飾りました。
トゥールーズロートレックは、デインヒルの息子デインウイン産駒で、デインウイン産駒の2回目のダービー優勝です。(1回目はカントリータイロン)デインウインは、現在、ハンターバレーのエミレーツパークで繋用されており、種付け料は2万2千ドル。現在、オーストラリアのトップサイアー25位に入っています。
<15JUN04>

2004年6月12日(土) イーグルファーム競馬場
クインズランドダービー 2400m  
賞金総額:約2千400万円
1着 Toulouse Lautrec 55.5kg
騎手: C Brown 調教師: John Hawkes
2着 Devastating (NZ)  55.5kg
3着 Set Up 55.5kg


引退レースのジンクス破ったソーンパーク

先週土曜日、ブリスベンのイーグルファーム競馬場で、自分が調教したデインウイン産駒がダービーで優勝するのを見たボブ・トムソン調教師は、次のレース、クインズランド州最大のストラッドブロークハンデキャップレースで、今度は、やはり彼が調教したスピニングヒル産駒ソーンパークが優勝して、最後後のレースを飾るのを感慨ぶかげに見守りました。ソーンパークは、これまで21戦して、8勝、入着が4回。GUを4回、GVを1回郵送していましたが、どうしてもGTの壁を破れずにいて、これが最後のチャンスでした。これで、NZのウインザーパークにGT優勝馬としえ引退ができそうです。 <15JUN04>


GTTJスミスは、復帰したばかりのアンソニー・カミングス調教師のアウトバックプリンスが優勝

今週月曜日にイーグルファーム競馬場で開催されたGTTJスミスでは、友駿クラブが持つ、ミッドナイトシティが本命になりましたが、結果は、アウトバックプリンスが優勝しました。ドーピングの問題でおよそ2年間の免許停止になった、アンソニー・カミングス調教師の管理馬です。アンソニー・カミングス調教師は、オーストラリアを代表するバート・カミングス調教師の息子です。この期間は、父の厩舎で、厩舎長を勤めながら過ごしていたとか。今回の優勝は、復帰して初めてのGT優勝です。アウトバックプリンスは、デザートプリンス産駒。5月にシドニーで2勝して今回のTJスミスに向かったものです。ミッドナイトシティと同位の本命だったスターシラーツは4着、同馬に乗ったグレン・ボス騎手は、妨害で8週間の騎乗停止になっています。なお、ミッドナイトシティーは、14着に終わりましたが、今回は連戦できており、かなり疲れがあったのではないかと思います。恐らく、休養に出るのではないかと思いますが、春シーズンに期待しましょう。 <15JUN04> <15JUN04>

2004年6月14日(土) イーグルファーム競馬場
GTTJスミス 1600m  
賞金総額:約2千400万円
1着 Outback Prince  52kg
騎手: C Brown  調教師: Anthony Cummings
2着 Star Shiraz  54kg
3着 Lords a Leaping (NZ) 50.5kg


ヴーヴレイ、ハリウッド・オークス出走か?

先日G1のクインズランドオークスを勝ったヴーヴレイが、来月アメリカで開催されるハリウッドオークスにセレクトされ、現在その出走を考慮中だといいます。 <15JUN04>


ジョン・マー調教師、シンガポールの3歳チャレンジでダブル

オーストラリアのメルボルン出身のジョン・マー調教師は、現在シンガポールのリーディングですが、最近も、シンガポール3歳チャレンジシリーズ(1200m)の第1戦目で、リムズグランド号とブルガリスタイル号で、ワンツーフィニッシュを決めました。2頭には、オーストラリア出身の、ジェイソン・テイラー騎手とジェイソン・パットン騎手が騎乗しています。シリーズの次のレースは、6月25日の1400m、最後は、7月16日の1600mです。
<15JUN04>


新しい国際レースがマレーシアで創設

来年、マレーシアのサランゴーターフクラブが、新しい国際レースを創設することになりました。これは1600mの国際G3で、賞金は200万RM (およそ5300万円)。オーストラリアや、NZ,香港、韓国、日本、マカオ、インド、そして隣国シンガポールなどから出走馬を招待予定。ただし、これらの国でG1またはG2の優勝馬は招待の対象になりません。 <15JUN04>


ケイプクロス、今シーズンは、NZへのシャトルをキャンセル

ダーレーオーストラリアは、昨年までNZのケンブリッジにシャトルされて、今シーズンからは、オーストラリアのダーレースタッドにシャトルが予定されていた人気の種牡馬ケープクロスのシャトルを今シーズンはキャンセルすると発表しました。ケープクロスは、現在、ヨーロッパで13頭もの重賞勝ち馬を出して、売り出しの種牡馬ですが、既に10歳になっている同馬の健康を気遣ってのキャンセルだと言われています。 <15JUN04>


友駿のミッドナイトシティー、GTクインズランド・サイアースプロジュースで惜敗

シドニーのティム・マーチン調教師の管理馬、日本の友駿のメンバーが持っているミッドナイトシティー号が、先週土曜日イーグルファーム競馬場でのGTサイアースプロジュースステークスに出走。外枠を引いて最初前に進めませんでしたが、最後の直線で大外から素晴らしい勢いで迫り、残念ながら2着になりました。枠さえよければ、絶対勝っていたレースです。ところで優勝馬のスターシラーズニ乗っていたのは、今シーズン、止まるところを知らないグレン・ボス騎手。グレン・ボス騎手は、これで今期GTを10勝し、現在香港で活躍するシェーン・ダイ騎手と現在日本で活躍しているダミアン・オリバー騎手の記録と対になりました。クインズランド州のレーシングカーニバルは未だ終わっておらず、もしかして、グレン・ボス騎手騎手はこの2人の記録を破ることができるかも知れません。この日もこのレースを含めて2勝しています。 <7JUN04>

2004年6月5日(土) イーグルファーム競馬場
サイアースプロジュースステークス 1400m GT 
2歳定量戦  賞金総額:約1千875万円
1着 STAR SHIRAZ 2才牝馬
(父 Sequalo、母 Starshine Express) 53kg
騎手: G Boss 調教師: R G Lipp
2着 MIDNIGHT CITY 2才牡馬
(父 Lion Hunter、母 Red Rebel Girl) 55.5kg
3着 RULE OF ENGAGEMENT 2才牡馬
(父 Danasinga、母 Ungaro) 55.5kg



香港に向かうポール・オサリバン調教師が、イーグルファームでGUとGT優勝の快挙

先週土曜日のイーグルファーム競馬場で、NZのポール・オサリバン調教師の管理馬、ファルクークが、GUのQTCカップを、また、ヴォーレイが、GTのクインズランドオークスを優勝し、重賞ダブル優勝で香港行きの門出を祝いました。
QTCカップを勝ったファルクークは、アメリカ産のテイルオブザキャットを父にする3歳の牡馬。NZで無敗の4勝記録でオーストラリアにきましたが、オーストラリアでは2戦して勝てずにおり、さては、これまで何頭もやってきては惨敗して帰って行った他のNZ馬と同じかと思われていたところの優勝でした。ただし、途中、1着に入ったクリス・マンス騎手のパトングに邪魔をされて2着。しかし、審議の結果、最終的に優勝に輝きました。パトングは2着に降着となっています。
また、ポール・オサリバン調教師の管理馬クインズランドオークス馬は、ザビールの牝馬ヴーヴレイ。今回のヴーヴレイの優勝で、ザビール産駒は28回目のGT優勝を果たしました。
ところで、このレースで2着になったのは、レース直前に、シドニーの若手トップ調教師ジョン・オシェイ調教師に、ポール・オサリバン調教師が売却したズーマニティでした。この2頭の争いになったとき、一瞬、売らなければ良かったかなと思ったと語るオサリバン調教師ですが、結果はもちろん、オサリバン調教師のヴーヴレイに軍配が上がりました。彼女は、これから春のメルボルンのレーシングカーニバルで、長い距離の重賞レースで大活躍しそうな感じです。
<7JUN04>

2004年6月5日(土) イーグルファーム競馬場
QTCカップ 1200m GU 
クオリティハンデ戦  賞金総額:約1千500万円
1着 FALKIRK 3才牡馬
(父 Tale of the Cat、母 Madam Valeta) 53.5kg
騎手: S Galloway 調教師: P D O'Sullivan
2着 PATPONG 4才牝馬
(父 Royal Academy、母 Rouquin) 51kg
3着 BOMBER BILL 8才セン馬
(父 Air De France、母 Lady Special) 58.5kg



2004年6月5日(土) イーグルファーム競馬場
クインズランドオークス 2400m GT 
3歳牝馬戦 定量戦  賞金総額:約2千437万円
1着 VOUVRAY 3才牝馬
(父 Zabeel、母 Real Success) 54kg
騎手: C Munce 調教師: P D O'Sullivan
2着 ZUMANITY 3才牝馬
(父 O'Reilly、母 Zahn) 54kg
3着 WINNING BELLE 3才牝馬
(父 Zabeel、母 Kirin Belle) 54kg



レクレイム、QTCダービーへ挑戦

日本人が留学する競馬学校として、また国際的な馬事研修所として知られるゴールドコーストのトレインテック2000ですが、先週この学校のオーナーである、レズ・カウエル氏所有のレクレイムが、先週土曜日イーグルファーム競馬場GUグランプリステークスで優勝し、今度は、GTのQTCダービーに挑戦することになりました。なお、このレースでは、レクレイムの管理をするジェラルド・ライアン調教師の管理馬ドッジェムが2着となりました。 レズ・カウエル氏は、昨年亡くなったクインズランド州を代表するビジネスマンで、競走馬の大オーナーでもあったエリック・カウエル氏の巨大なビジネスグループを引き継いでいますが、今回のレクレイムの優勝で、競馬に対する情熱もますます高まりそうな気配です。 <7JUN04>

2004年6月5日(土) イーグルファーム競馬場
グランプリステークス 2100m GU 
別定戦  賞金総額:約1千500万円
1着 RECLAIM 3才セン馬
(父 Ascot Knight、母 Spring Serenade) 53kg
騎手: G J Childs 調教師: G A Ryan
2着 DODGEM 3才セン馬
(父 Dodge、母 Threadneedle) 53kg
3着 RUSSIAN PEARL 3才牡馬
(父 Soviet Star、母 Velinda) 57kg



トゥルーグロ、BTCスプリント優勝

先週土曜日に、ドゥンベン競馬場で開催されたGVのBTCスプリントで、リー・フリードマン調教師の管理馬トゥルーグロが優勝しました。トゥルーグロは、このレース後、6月12日に開催されるGTのストラッドブルックハンデキャップを狙っています。リー・フリードマン調教師が、もしこのストラッドブルックハンデキャップを勝てば、彼の100回目のGT優勝になります。今回トゥルーグロに騎乗したのは、今回リー・フリードマン調教師と久しぶりにコンビを組んだダレン・ビードマン騎手。ストラッドブルックハンデキャップは、ダレン・ビードマン騎手にとっても初優勝になるため、この珍しいコンビに注目が集まっています。<31MAY04>

2004年5月29日(土) ドゥンベン競馬場
BTCスプリント 1350m GV 
ハンデキャップ  賞金総額:約937万円
1着 TRUE GLO 4才セン馬
(父 Brief Truce、母 Torelgo) 59kg
騎手: D Beadman 調教師: D L Freedman
2着 FALKIRK 3才牡馬
(父 Tale of the Cat、母 Madam Valeta) 52.5kg
3着 PATEZZA 5才セン馬
(父 Rubiton、母 Stars Above) 54kg

オーストラリアのエクシードアンドエクセルが、ケリン・マカヴォイ騎手とコンビ

オーストラリアのスーパー・スプリンター、エクシードアンドエクセルは、キャリア半ばで、マクツーム殿下に買われて、イギリスに行きましたが、今、6月19日にアスコット競馬場で開催されるGTのゴールデンジュビリーに出走の予定です。現在、このレースに騎乗予定なのが、デトーリ騎手に次いで、ダーレーのナンバー2騎手となったオーストラリア出身のケリン・マカヴォイ騎手。同騎手は、先日も、サイード・ビン・スロー調教師の今年最初の2歳馬を優勝させたばかり。ぜひこのオーストラリアコンビが活躍しますように。 <31MAY04>


古兵ディフイア、ドゥンベンカップ優勝

あと2ヶ月で7歳になるディファイア。昨年3月のGUカンタベリーステークスでの優勝以来、全く勝ちがなく、今回のドゥンベンカップで、引退かと言われていました。それが、結果は、昨年の優勝馬ブッシュパードレが出したトラック&コースレースレコードを1分33秒も破る2分11.67秒で、見事に、GT馬齢重量戦、ドゥンベンカップでの優勝を果たしました。鞍上のヒュー・ボウマン騎手は、これが初めてのGT優勝です。ロンロを3度も破ったことのあるディファイア。管理のガイ・ウオルター調教師は「引退の決定はまだ早すぎるかも知れない」との言葉。デヒア産駒のディファイアが活躍してくれれば、日本の生産者にもグッドニュースを提供することができます。頑張れ!古兵ディファイア。そうそう、優勝騎手のボウマン騎手は、これから2ヶ月アイルランドで騎乗することが決まっています。ワーキングホリデーだとか。 <31MAY04>

2004年5月29日(土) ドゥンベン競馬場
ドゥンベンカップ 2200m GT 
スタンダード馬齢重量戦  賞金総額:約3千750万円
1着 DEFIER 6才セン馬
(父 Dehere、母 Lilande) 58kg
騎手: J Bowman 調教師: G H Walter
2着 PENTASTIC 5才セン馬
(父 Pentire、母 Miss Minden) 58kg
3着 UPSETTHYM 5才牝馬
(父 Rhythm、母 Set Up) 55.5kg



マイケル・ロッド騎手と、ブレット・プレブル騎手の2人が香港へ

昨年のメルボルンカップの覇者マカービディーバの管理をするデビッド・ホール調教師が、香港での免許をとり、元シドニーの調教師ジョン・サイズ調教師が、3年連続香港のリーディングトレーナーになろうとして話題を集めていますが、今度は、クインズランド州のトップ見習い騎手だった、マイケル・ロッド騎手と、メルボルンのブレット・プレブル騎手の2人が、香港ジョッキークラブのライセンスをもらいました。マイケル・ロッド騎手は、今年初めに短期で香港に行き、21戦して3勝、8入着と優秀な成績を収めました、プレブル騎手も過去に短期で遠征して、実績を挙げています。今回のオーストラリア人騎手2人へのフルライセンスの陰で、影響のあったのは、これまでフルラインセンス騎手だった、シェーン・ダイ騎手と、フェリックス・コエツェ騎手。 彼らは、主に、ジョン・サイズ調教師とトニー・クルス調教師の馬に偏って騎乗して、香港ジョッキークラブの、できるだけ多くの厩舎に乗らなければならないというらなければならないというルールを無視したために、3ヶ月の短期免許に切り替えられてしまいました。ところで、日本の騎手で、香港で競馬をしようと思う人はいないのでしょうか? <31MAY04>


NSW州のTABが、VIC州のTABCORPに売却か

このところ、オーストラリアでは、民営化したTAB関連の動きが活発。とりわけ、オーストラリア最大の収益をあげるNSW州のTAB社の買収を狙って、ビクトリア州のTABCORPと、クインズランド州と南オーストラリア州の二つを仕切るユニTABがそれぞれに攻撃的な買収合戦を繰り広げてきました。しかし、どうやら軍配は、メルボルンに本社を持つTABCORPにあがった模様です。このTABCORPは、オーストラリアで最大のクラウンカジノや、シドニーのスターシティカジノ、またゴールドコーストのジュピターカジノなどを所有しています。TAB社の株は大幅に上がって、株主は大喜び。また、この売却金の一部は、NSW州の競馬に流れるということで、同州で馬を持つ人々にも好影響がありそうです。 <31MAY04>


香港のジョン・サイズ調教師、クインズ・ジュビリーカップで、1着から3着までの独占

オーストラリアのシドニー出身、ジョン・サイズ調教師は、現在、やはりオーストラリア出身のデビッド・ヘイズ調教師を12勝鞍離して、3年目のリーディングトレーナーを狙っています.が、 先週の香港重賞、クインズジュビリーカップで、エレクトロニックユニコーンが1着、更に、スーパーキッドが2着、パレットナチュラルが3着と、1着から3着まで独占という快挙を果たして、注目を集めています。エレクトロニックユニコーンは、ハウスバスターを父に持つ、8歳のせん馬、これまで32回出走して、11回優勝。3400万香港ドルを獲得しています。今回はとりわけ怪我で12ヶ月休養しての優勝。同調教師は「エレクトロニックユニコーンは、今まで調教した中で最高の馬です」と、語っています。<25MAY04>

5月17日、アデレードのモーフェットヴィル競馬場で、開催されたSAオークスで、NZのダウリーが優勝しました。

ほぼ最後尾近くにつけていたダウリーは、200mで一気に前に躍り出て、地元アデレードのティンギラーナとデインベルターを破って勝ちました。オッズは何と、41倍。NZでG3を勝ってて、アデレードにやってきたのですが、滞在期間中は2戦して8着と12着。その2戦ともラストで終わっていますが、今回は実力が出たのでしょうか。見事優勝です。ダウリーは、ウッドマン産駒のバハーレを父に持ちます。99年にNZのリッチヒルスタッドにシャトルされていました。<24MAY04>

スーパーエレガント、ドゥンベン1000で、スーパーウイン

メルボルンのトニー・ヴァジル調教師の管理馬、スーパーエレガンが、先週土曜日のドゥンベン1000で、快勝しました。スーパーエレガントは、ミスターCというオーストラリアでは誰も知らない?種牡馬の産駒。しかも6歳という高齢?でのスプリントレースへの挑戦です。しかし、スーパーエレガントは、先日アデレードでのGTグッドウッドハンディキャップを勝っており、グッドウッド・ドゥンベン1000のダブルを制した最初の馬になりました。オーストラリアを一流スプリンターが勢ぞろいした今回のレースでの優勝は、オーナーたちにとっては最高のプレゼント。ここまで持っていった調教師の力ではないでしょうか。ホント、調教師で、馬の人生がここまで変わるのですよね。さて、2着は、これまで重賞レースを4回入着したアワエジプシャンレイン。賞金総額は100万ドルを超えたのですが、越えられないのは、優勝の壁。でも、実力馬ですから、必ずいつか。3着、4着は、遅くラストスパートを開始したシーニックピークと、ソーンパーク。オーストラリアでは、こうした短距離レースでも馬を抑えてしまうのです。<24MAY04>

2004年5月22日(土) ドゥンベン競馬場
ドゥンベン1000 1350m GT 
スタンダード馬齢重量戦 賞金総額:約3千750万円
1着 SUPER ELEGANT 6才セン馬
(父 Mister C、母 Ever Elegant) 58kg
騎手: G J Childs 調教師: A J Vasil
2着 OUR EGYPTIAN RAINE 5才牝馬
(父 Desert Sun、母 Egyptian Queen) 55.5kg
3着 SCENIC PEAK 6才セン馬
(父 Scenic、母 Chesapeake) 58kg



ナチュラルウーマン、オークスへ着々

かつてはクインズランド州のリーディングトレーナーの地位を独占していたブルース・マクラクラン調教師ですが、一時下降したそのランキングを取り戻そうと、最近の活躍には目覚しいものがあります。その彼の管理馬、ナチュラルウーマンが、先週土曜日のGVドゥンベンローズズ(2020m)で優勝しました。もちろん、狙うのは2週間後のGTクインズランドオークスです。さて、このナチュラルウーマンの父は、日本の方にお馴染みのジェネラス。同調教師がNZで、およそ500万円で買ってきたものだといいます。<24MAY04>

2004年5月22日(土) ドゥンベン競馬場
ドゥンベンローズズ 2020m GV 
3歳牝馬 定量戦  賞金総額:約750万円
1着 NATURAL WOMAN 3才牝馬
(父 Generous、母 Pan For Glitter) 55.5kg
騎手: G J Childs 調教師: B J McLachlan
2着 CHARMVIEW 3才牝馬
(父 Royal Academy、母 Staremma) 55.5kg
3着 IMANA 3才牝馬
(父 Thunder Gulch、母 Zarissa) 55.5kg



サウスオーストラリアン・ダービーは、地元アデレードのハードツーゲットが優勝

先週土曜日に、アデレードのモーフェットヴィル競馬場で開催されたGTのサウスオーストラリアン・ダービーで、久方ぶりに、地元の馬、ハードツーゲットが優勝しました。地元の調教馬が勝つのは、何と1986年以来のことだということです。同馬を管理するマーク・カヴァナー調教師は、元障害騎手で、今回が初めてのGT優勝。ハードツーゲットは、ガイガーカウンター産駒。98年にも、ガイガーカウンターの息子ゴールドグールーがAJCダービーを優勝しています。この馬は、血統評論家の山野浩一氏の元所有馬で、重賞優勝馬のレピューテッドグルームの半弟。2002年のアデレードマジックミリオンズセールで6万ドルで購入されています。この後、ハードツーゲットは、休養に入り、春のメルボルンで出走予定になっているとのこと。<17MAY04>

2004年5月15日(土) モーフェットヴィル競馬場
サウスオーストラリアン・ダービー 2500m GT 3歳定量戦
賞金総額:約2千250万円
1着 HARD TO GET 3才セン馬
(父 Geiger Counter、母 Rarely Caught) 55.5kg
騎手: J Bowditch 調教師: M A Kavanagh
2着 ON A JEUNE 3才セン馬
(父 Jeune、母 Chandada Rose) 55.5kg
3着 BETTER JETSETTER 3才セン馬
(父 Jetball、母 Neutron Belle) 55.5kg


ヴァンクイッシュト、プライムミニスターズカップ優勝

ユニバーサルプリンスなどで有名なビード・マリー調教師の管理馬、ヴァンクイッシュトが、先週土曜日にゴールドコースト競馬場で開催された、プライムミニスターズカップ(GU)で優勝しました。15枠という大外から出ましたが、またまた時の人、グレン・ボス騎手の見事な手綱裁きで優勝。ヴァンクイッシュトは、4歳のセン馬。父は、へクタープロテクター、母は、ラストタイクーン血統のイグズーブランス。これまで20戦して、7勝、8回入着しています。この後、1ヶ月の休養に入り、ビード・マリー調教師は、ハルのメルボルンでの出走を考えているということです。長い距離のレースで、活躍しそうな予感。<17MAY04>

2004年5月15日(土) ゴールドコースト競馬場
プライムミニスターズカップ 2400m GU ハンデ戦
賞金総額:約2千250万円
1着 VANQUISHED 4才セン馬
(父 Hector Protector、母 Exuberance) 52kg
騎手: G Boss 調教師: E B Murray
2着 MAKE ME A MIRACLE 6才セン馬
(父 Flying Spur、母 Commercial Choice) 52kg
3着 COMFORTS 6才セン馬
(父 Night Shift、母 Cushy) 52kg

友駿クラブの、オーストラリアの馬ミッドナイトシティーがゴールドコーストで優勝

友駿クラブは、日本でも大変実績のある一口馬主クラブですが、この友駿クラブがオーストラリアに持つミッドナイトシティー号が、先週土曜日に、ゴールドコースト競馬場で開催された準重賞ケンラッセル・メモリアルで優勝して注目を集めています。この馬は、10人の人々が持つ共有馬主制度をとっていますが、最近はこのような形で馬を持つ人々がオーストラリアでも大変盛んになっています。ミッドナイトシティー号は、シドニーで注目される若手調教師、ティム・マーチン調教師の厩舎。現在、ティム・マーチン調教師は、エクシードアンドエクセル号に帯同して、英国に遠征中。このあと、同馬は、6月14日のGTレース、TJスミスステークスに出走を予定だということです。日本からもオーナーたちが来るのでしょうか?だとすれば、きっと、オーストラリアの競馬を楽しんでくれると思います。<17MAY04>

2004年5月15日(土) ゴールドコースト競馬場
ケンラッセル・メモリアルクラシック 1300m 準重賞 2歳ハンデ戦 賞金総額:約563万円
1着 MIDNIGHT CITY 2才牡馬
(父 Lion Hunter、母 Red Rebel Girl) 55kg
騎手: B Pengelly 調教師: T R Martin
2着 ANNBARI 2才牝馬
(父 Mossman、母 Silver Robe) 52kg
3着 SERENOTE 2才牝馬
(父 Victory Note、母 Serene Halo) 53kg

グッドウッドハンデは、スーパーエレガント号が優勝

メルボルンのアクアニータ厩舎は、会社組織の近代的な厩舎で、数人の調教師が勤務?しています。勤務といったのは、この厩舎には、社長が別にいて、調教師は、全員会社員なのです。そして、何とこの厩舎の馬が大変活躍しています。さて、同厩舎のトニー・ヴァゾル調教師の管理馬で、実力がありながら、なかかなかGTレースに勝てなかったスーパーエレガントがやっとGTレースを制覇しました。ベテラン、グレッグ・チャイルズ騎手を鞍上に、最初から逃げて、そのまま勝ってしまいました。<17MAY04>

2004年5月15日(土) モーフェットヴィル競馬場
ホンダ・グッドウッドハンデキャップ GT 1200m 3歳以上 オープンハンデ戦 賞金総額:約2千250万円
1着 SUPER ELEGANT 6才セン馬
(父 Mister C.、母 Ever Elegant) 57kg
騎手: G J Childs 調教師: A J Vasil
2着 RECURRING 4才牝馬
(父 Pentire、母 Donna's Habit) 51kg
3着 DANABAA 3才牝馬
(父 Anabaa、母 Tears for Tristram) 51kg

香港ラッキーオーナー号、オーストラリアで種牡馬に

今年の香港ダービー馬で、香港マイルの優勝馬、ラッキーオーナー号が、急に引退して、今シーズンからオーストラリアの、ハンターバレーにあるウイデン牧場で、種牡馬になることが決まりました。生産のない香港競馬は、今まで、セン馬にして競馬にする傾向がありましたが、香港競馬が国際的に高い評価を得るにしたがって、種牡馬としての価値も注目され始めてきました。
ラッキーオーナーは、同馬の所有者レウン・カイファイ氏が、今回半分の株をウイデン牧場に売却したもので、同牧場で形容される初めてのデインヒル血統の種牡馬です。同牧場での種付け料は、2万豪ドル(約160万円)になります。同馬は、母が、マイトアンドパワーの半妹。2001年のイースターセールで35万豪ドル(約2880万円)で落札されました。
<17MAY04>


メルボルンのデビット・ヘイズ調教師、香港で厩舎開業決定

香港競馬のシンボルのようだったアイバン・アレン調教師が、急に厩舎をたたみ、故郷のシンガポールに帰国することになって、香港ジョッキークラブは、このほど、メルボルンのデビッド・ホール調教師に新規厩舎開業の免許を下ろしました。デビッド・ホール調教師は、昨年のメルボルンカップの勝利調教師ですが、これまでオーストラリアからは、ジョン・サイズ、デビッド・ヘイズ、そしてジョン・モア調教師などが進出。特に、ジョン・サイズ調教師とデビッド・ヘイズ調教師は香港競馬のリーディングトレーナー。調教師の免許をとってから15年、40歳の若さで、一度は世界に挑戦したいというデビッド・ホール調教師です。<17MAY04>


GUクインズランドギニーズは、ウイニングベルが優勝

昨年の4月を最後に、およそ1年間競馬をしなかったザビールの3歳牝馬ウイニングベルが、先週土曜日にイーグルファーム競馬場で開催されたクインズランドギニーズで優勝しました。レース前に、シドニーで2回トライアルをしたウイニングベルは、このイースターカーニバルで大活躍したグレン・ボス騎手が騎乗しています。このあと、同馬は、ドゥンベンローズを走り、GTのクインズランドオークスに向かう予定です。<11MAY04>

2004年5月8日(土) イーグルファーム競馬場
クインズランドギニーズ 1600m GU 3歳以上定量戦
賞金総額:約1千500万円
1着 WINNING BELLE 3才牝馬
(父 Zabeel、母 Kirin Belle) 53kg
騎手: G Boss 調教師: Ms G Waterhouse
2着 TOULOUSE LAUTREC 3才セン馬
(父 Danewin、母 Dancing Colour) 55.5kg
3着 LITTLE PUNC 3才セン馬
(父 Dantibes、母 Countess Kwila) 55.5kg

GTオーストラリアンオークスは、フォーティーナイナー血統のリンキーディンクが優勝

メルボルンのトップトレーナーの一人である、リック・ホーレイシー調教師が、アデレードに遠征。管理馬、リンキーディンクを、GTオーストラリアンオークスで優勝させました。同馬は、これまでタスマニアオークスを含めて準重賞を2つ勝っており、これからが期待されるところです。リンキーディンクの父は、フォーティーナイナーの息子のディストーテッドユーモア。ディストーテッドユーモアは、アメリカのキーンランドで、GUのブリーダーズカップ、チャーチルダウンズでGUのチャーチルダウンズハンディキャップを勝ち、1999年にアメリカとオーストラリアで種牡馬になっています。<11MAY04>

2004年5月8日(土) モーフェットビル競馬場
オーストラリアンオークス 2024m GT 3歳牝馬定量戦
賞金総額:約1千875万円
1着 RINKY DINK 3才牝馬
(父 Distorted Humor、母 Peebinga Princess) 55kg
騎手: G J Childs 調教師: R G Hore-Lacy
2着 STAR OF GRETCHEN 3才牝馬
(父 Bahhare、母 Soleil Etoile) 55kg
3着 DANE BELLTAR 3才牝馬
(父 Danewin、母 Ameerat Blaadi) 55kg



エンドスイープ産駒、オンリーワーズ、ブリスベンで活躍

日本の人にエンドスイープはとても人気がある。オーストラリアではあまり多く走っていないせいもあるかも知れませんが、エンドスイープは、オーストラリアで3年種付けをしていますが、決して人気のある種牡馬とはいえません。とはいえ、ランキングの83位は決して悪いということでもありません。今年は83頭走っていて、25頭が勝ち馬になりました。しかし、現在3歳になるオンリーワーズが、もしかして、エンドスイープ産駒最初のGT優勝馬になるかもしれません。先週イーグルファーム競馬場でGUのサーバーンハート・ステークスを優勝したオンリーワーズは、エンドスイープ産駒の先頭を切って走っています。彼女はこれまでGUを2回、GVを1回勝っていますが、このあと、ブリスベンのGTドゥンベン1000とやはりGTのストラッドブロークハンデに出走予定。オンリーワーズの管理をするのは、ジョン・ホークス調教師です。<10MAY04>

2004年5月8日(土) イーグルファーム競馬場
サーバーンハート・ステークス 1400m GU 馬齢重量戦
賞金総額:約750万円
1着 ONLY WORDS 3才牝馬
(父 End Sweep、母 What Can I Say) 53.5kg
騎手: M Quinn 調教師: J R Hawkes
2着 OUR EGYPTIAN RAIN 5才牝馬
(父 Desert Sun、母 Egyptian Queen) 55.5kg
3着 DEFIER 6才セン馬
(父 Dehere、母 Lilande) 58kg


オーストラリアの51位以下の種牡馬ランキング

順位 種牡馬名 頭数 優勝馬数 勝率 勝鞍 入着数 連帯率 獲得賞金 代表産駒

51

Marscay

59

24 (1)

40.7

1.7

43 (1)

14 (3)

6.8

$1,079,327

Excellerator, $173,800

52

Blevic

102

36 (1)

35.3

1.0

58 (1)

31 (9)

9.8

$1,077,390

Under the Bridge, $154,500

53

El Moxie (USA)

137

51

37.2

0.0

76

40 (2)

1.5

$1,051,258

Mimzical, $171,250

54

Piccolo (GB)

83

35 (1)

42.2

1.2

57 (1)

21

1.2

$1,044,401

Picaday, $213,000

55

Celtic Swing (GB)

82

47 (1)

57.3

1.2

73 (2)

13 (1)

2.4

$1,006,681

Celtus, $188,350

56

End Sweep (USA)

83

25 (2)

30.1

2.4

39 (4)

21 (1)

3.6

$1,001,695

Only Words, $381,025

57

Bite the Bullet (USA)

102

38

37.3

0.0

64

29 (3)

2.9

$998,800

Make a Stand, $83,150

58

Canadian Silver (CAN)

112

45 (1)

40.2

0.9

70 (2)

33 (2)

2.7

$997,595

Make Mine Magic, $132,800


牝馬のハンデが少なくなりました!

このところの牝馬の活躍で、どうやら牝馬に対するハンデが多いのではないかという批判も聞かれましたが、これを受けて、管理母体であるレーシングNSWは、先ごろ、牝馬のハンデを一律に2kgにすると発表しています。これまでは、条件によって1.5kgから3kgまでのハンデがありました。この規則は來シーズンになる8月1日から実施されます。<10MAY04>

元チャンピオンジョッキー、ランス・オサリバンが厩舎

日本の競馬ファンにはホーリックスでお馴染みのオサリバン調教師(ポール)が、今度香港に厩舎を開業する許可が出た。そこで、NZのウエックスフッド厩舎を、今年騎手を引退したランス・オサリバン元騎手が継ぐことになりました。 これからの活躍が楽しみです。 <10MAY04>

エンコスタデラゴ, クールモア牧場に繋用

リーディングサイアーのランキングで、現在デインヒルに続いて、2位の地位にいるエンコスタデラゴですが、これまでビクトリア州のブルーガムスタッドで繋用されていたのを、彼の人気もあり、パートオーナーであるクールモア牧場に移動して繋用されることになりました。エンコスタデラゴは、アリンギ他、産駒が大小様々なレースで活躍しており、クールモア牧場では、第2のデインヒルを狙うと発表している。フェアリーキングを父に持つ種牡馬は、オーストラリアにあまりいないだけに、産駒の活躍とともに、オーストラリアにとっては貴重な血統になるだろうと思われます。≪4MAY04≫


ダレン・ビードマン騎手、TABを訴える

ロンロの引退レースで、大変な批判を浴びたダレン・ビードマン騎手ですが、TABが先日、新聞で、今世間を賑わせているコンピューターによるベティングエクスチェンジを批判する広告で、ロンロの引退レースで負けた同騎手の写真を使用。その上に「彼はロンロから飛び降りるだろうか」と、まるでダレン・ビードマン騎手が、わざと負けたと示唆するようなコピーの文句を入れました。ベティングエクスチェンジは、優勝する馬だけでなく、負ける馬にも賭けることができ、英国では、今、10馬身以上も離していながら、わざと?負けてしまったキエレン・ファロン騎手や、障害騎手で、馬からわざと飛び降りて負ける騎手が後をたちません。ダレン・ビードマン騎手は、こうした不正と自分のイメージを同一化したとして訴えるといいます。彼が負けたのは、わざとではなく、戦略の間違い。その償いのできない間違いの痛みを彼自身が感じているでしょうに。何と、心無い広告でしょう。これは、名誉毀損で訴えて当然だと思います。≪4MAY04≫


ノーザリー、復帰か!

コックスプレートの2冠馬、あのチャンピオン馬ノーザリーが、腱の怪我で引退してから既に一年が経っている。しかし、その彼が、現在西オーストラリア州の片田舎ピンジャラというところで、密かに再起を狙っているという。腱の怪我も治って、今、ゆっくりとした調教に入っているらしい。ロンロも引退。もしかしてあのオールドチャンプが帰ってきたら、また競馬ファンが興奮するかも知れない。7月まで様子をみて、その時点でどうするか決めるという。待ち遠しいなあ。≪4MAY04≫


ソーンパーク、底力発揮

今シーズンを終わりに、NZで種牡馬になることが決まっている、スピニングワールド産駒のソーンパークですが、そのソーンパークが、先週土曜日、ブリスベンのドゥンベン競馬場で、GU、BTCカップ(1200m)に、10馬身ぐらい離れて先を行っているスターオブフロリダに、最後尾から追いついて、頭半分で勝ちました。鞍上のダニー・ニコリック騎手の素晴らしい騎乗。管理をするボブ・トムセン調教師は、彼の騎乗は最高点だと絶賛。20戦して8勝。シドニーでの期待にはちょっとこたえられませんでしたが、これから、引退レースをするブリスベンの重賞レースで期待できそうです。 ≪3MAY04≫


2004年5月1日(土) ドゥンベン競馬場
BTCカップ 1200m GU 馬齢重量戦
賞金総額:約1千500万円
1着 THORN PARK 4才牡馬
(父 Spinning World、母 Joy) 57.5kg
騎手: D Nikolic 調教師: R H Thomsen
2着 STAR OF FLORIDA 4才セン馬
(父 Telesto、母 Try It On) 57.5kg
3着 REGIMENTAL GAL 3才牝馬
(父 General Nediym、母 Hallaya) 53.5kg



あんなに強いのになぜ2着なの?まさかわざと負けないでしょうね!?

ベティングエクスチェンジという会社のサービスが人気を呼んでいる英国では、ファロン騎手が10馬身離して勝っていたのに負けてしまったり、障害レースで、馬からわざと落ちたりする不正レースが後を絶ちません。なぜこのような不正が起きるかというと、ベティングエクスチェンジでは、負ける馬の馬券を買うことができるからです。さて、先週土曜日にシドニーで開催されたセペルトワインハンデで、マイトアンドパワーのオーナーで、シドニーターフクラブの役員もしているニック・モライティス氏の所有馬ペンテリコンが、首差でマーティークに負けて、モライティス氏と騎乗したジム・キャシディ騎手が裁決に呼ばれました。

というのも、ジム・キャシディ騎手が、騎乗馬を直線で外に出さず、前に広がった馬群の後ろにつけたからです。チャンスを狙うなら、トラックコンディションのいい、外側に出るべきだったと裁決は主張します。実際に、うまく、前があき、素晴らしい勢いでゴールに駆け込んだペンテリコンですが、実は、外に出ていたら、圧勝しただろうという素晴らしい走り方だったのです。問題は、オーナーが単勝ではなく、複勝の馬券を高額買っていたこと。同氏は「調教師が、ペンテリコンの調子はまだ完全ではないと言ったからだ」と裁決に説明。ムムムム。この問題は、このままでは納まりそうもありません。≪27APR04≫

2004年4月24日(月) ロイヤルランドイック競馬場
セペルトワインハンデ 1200m 
3歳牝馬限定戦、賞金総額:約380万円
1着 MARTIQUE 3才牝馬
(父 Danehill、母 Champagne) 55kg
騎手: C Munce 調教師: Ms G Waterhouse
2着 PENTELIKON 3才牝馬
(父 Vettori、母 Loyal Servant) 54.5kg
3着 NAGOYA 3才牝馬
(父 Quest For Fame、母 Suzuka) 55.5kg

ケリン・マカヴォイ騎手、メルボルン最終レースを2勝してゴドルフィン厩舎へ

先週土曜日のムーニーバレー競馬場でのレースを最後に、メルボルンのケリン・マカヴォイ騎手は、英国への旅立ちました。 彼は、これから、半年間、ゴドルフィン厩舎の専属騎手として働くことになります。最終日、彼はメルボルンで2勝を飾りました。≪27APR04≫

ダレン・ビードマン騎手、ダブルペイン

ロンロの最終レースの騎乗で、世界中を?敵にしてしまったダレン・ビードマン騎手ですが、今度は、腰痛で騎乗ができなくなりました。今物理療法師にかかっていますが、今後の復帰に関しては未定とのこと。ダブルペインですね。≪27APR04≫

オーストラリア出身のサイズ調教師のリバーダンサーが、香港クインエリザベスUステイクスに優勝

シドニー出身のジョン・サイズ調教師は、香港に行って初年度でリーディングトレーナーになったチャンピオントレーナーですが、今年の国際レース、香港クインエリザベスUステイクスでは、57倍のオッズをつけたリバーダンサーを出走させ優勝しました。2着は、やはりオーストラリア出身、デビッド・ヘイズ調教師の管理馬で、いつも?2着のエレガントファッション、3着は、英国のマーク・ジョンソン厩舎のスコッツヴューでした。≪27APR04≫

グレン・ボス騎手、イースターカーニバルでGTを5勝

もうミラクルとしかいいようがない、グレン・ボス騎手の活躍ぶり。先々週の土曜日に、ダンスヒーローで、GTのサイアースプロジュースステークスを、同日にGTのオーストラリアンダービー。月曜日に、プライベートスティアでドンキャスターハンデ、そしてイースターカーニバル最終日に、シドニーカップとオールエイジドのGTを2つ。全部でGTを5勝したほか、GUのエマンシぺーションステークスGなどにも優勝、彼の取り分だけで、何と20万ドルを稼ぎ出した。「まるで夢のようだ。これは騎手人生の中でベストな2週間だった」とグレン・ボス騎手は語っています。≪20APR04≫

2004年4月12日(月) ロイヤルランドイック競馬場
ドンキャスターハンデ 1600m GT
3歳以上、オープンハンデ戦、賞金総額:約2億400万円
1着 PRIVATE STEER 4才牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 53kg
騎手: G Boss 調教師: J A O'Shea
2着 GRAND ARMEE 5才せん馬
(父 Hennessy、母 Tambour) 56.5kg
3着 AMBULANCE 3才せん馬
(父 Grand Lodge、母 Emergency) 53kg


2004年4月17日(土) ロイヤルランドイック競馬場
シドニーカップ 3200m GT
3歳以上、オープンハンデ戦、賞金総額:約6375万円
1着 MAKYBE DIVA 5才牝馬
(父 Desert King、母 Tugela) 55.5kg
騎手: G Boss 調教師: D J Hall
2着 MANAWA KING 5才せん馬
(父 Zabeel、母 Manawa Belle) 50kg
3着 MUMMIFY 4才せん馬
(父 Jeune、母 Cleopatra's Girl) 57.5kg


2004年4月17日(土) ロイヤルランドイック競馬場
オールエイジドステークス 1400m GT
3歳以上、スタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約3200万円
1着 PRIVATE STEER 4才牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 55.5kg
騎手: G Boss 調教師: J A O'Shea
2着 OUR EGYPTIAN RAINE 5才牝馬
(父 Desert Sun、母 Egyptian Queen) 55.5kg
3着 DEFIER 6才せん馬
(父 Dehere、母 Lilande) 58kg


2004年4月14日(水) ロイヤルランドイック競馬場
エマンシぺーションステークス 1600m GU
3歳以上、別定戦、賞金総額:約2975万円
1着 HEC OF A PARTY 5才牝馬
(父 Hector Protector、母 Party Dancer) 55.5kg
騎手: G Boss 調教師: Ms G Waterhouse
2着 ZANNA 4才牝馬
(父 Pentire、母 Posing) 59kg
3着 IN A BOUND 4才牝馬
(父 Ashkalani、母 Bounding Away) 59kg

プライベートスティア、6日間に、GTを2勝

先週月曜日のドンキャスターハンデで優勝したプライベートスティア号は、イースターカーニバル最終日のGTオールエイジドステークスも優勝して、現在最強の牝馬になりました。プライベートスティアは、若手トップのジョン・オシェイ調教師の管理馬。デインヒルダンサー産駒の4歳の牝馬。とにかく絶対負けたくないというすごいファイティングスピリットの持ち主だ。このあと、どれぐらい勝つのかソラ恐ろしいほど。
≪20APR04≫

2004年4月12日(月) ロイヤルランドイック競馬場
ドンキャスターハンデ 1600m GT
3歳以上、オープンハンデ戦、賞金総額:約2億400万円
1着 PRIVATE STEER 4才牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 53kg
騎手: G Boss 調教師: J A O'Shea
2着 GRAND ARMEE 5才せん馬
(父 Hennessy、母 Tambour) 56.5kg
3着 AMBULANCE 3才せん馬
(父 Grand Lodge、母 Emergency) 53kg


2004年4月17日(土) ロイヤルランドイック競馬場
オールエイジドステークス 1400m GT
3歳以上、スタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約3200万円
1着 PRIVATE STEER 4才牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 55.5kg
騎手: G Boss 調教師: J A O'Shea
2着 OUR EGYPTIAN RAINE 5才牝馬
(父 Desert Sun、母 Egyptian Queen) 55.5kg
3着 DEFIER 6才せん馬
(父 Dehere、母 Lilande) 58kg

マカービディーバ、メルボルンカップとシドニーカップの2冠達成

昨年のメルボルンカップの覇者、マカービディーバが、先週土曜日に、ロイヤルランドイック競馬場のシドニーカップで優勝。メルボルンカップ・シドニーカップの2冠を果たしました。シドニーに遠征してから、ランベットステークスやBMWに出走しましたが、やはり距離が短く、結局は、彼女の最も得意な2マイルで優勝。このまま今年は、またメルボルンカップを狙い、恐らくヨーロッパの長い距離のレースに向かうかも知れません。管理をするデビッド・ホール調教師は、初めてのシドニーでのGT優勝に涙を浮かべていました。≪20APR04≫

2004年4月17日(土) ロイヤルランドイック競馬場
シドニーカップ 3200m GT
3歳以上、オープンハンデ戦、賞金総額:約6375万円
1着 MAKYBE DIVA 5才牝馬
(父 Desert King、母 Tugela) 55.5kg
騎手: G Boss 調教師: D J Hall
2着 MANAWA KING 5才せん馬
(父 Zabeel、母 Manawa Belle) 50kg
3着 MUMMIFY 4才せん馬
(父 Jeune、母 Cleopatra's Girl) 57.5kg

ロンロ引退レース優勝ならず。ビードマン騎手の騎乗が批判される。

1997年に父親のオクタゴナルの引退レースだった、ロイヤルランドイック競馬場でのクインエリザベスステークスで、息子のロンロもその引退を飾ることになりました。
ところが、オッズ1.2倍というファンのサポートにも関わらず、7年前に父と同じく、ロンロは勝てませんでした。結果は、単騎逃げたグランアーミーがそのまま優勝。ロンロ離されて6馬身2着。レース後、グランアーミーが単騎で逃げ始めたときに、全く動こうとしなかったダレン・ビードマン騎手に批判が集中。実際、制裁は逃れたものの、裁決委員長も、『今回の騎乗には、イニシアチブが見られなかった。残念だ』とコメントしたという。もちろん、ロンロのオーナーも『グランアーミーにどうぞとレースを渡したようなものだ』とコメント。オーナーの娘はゴール600mから泣き出してしまったといいます。
この日のロイヤルランドイック競馬場には、ピンクと黒でドレスアップした観客が一杯つめかけ(私も!)ロンロの最終レースを見守ったが、競り負けたわけでもなく、何だかあまりのあっけない結果に、一時ボーっとしてしまいました。ダレン・ビードマン騎手は友達だけど、ちょっとこれは、彼の最悪の騎乗だと思います。≪19APR04≫

2004年4月17日(土) ロイヤルランドイック競馬場
クイーンエリザベスステークス 2000m GT
3歳以上、スタンダート馬齢重量戦、
賞金総額:約6800万円
1着 GRAND ARMEE 5才セン馬
(父 Hennessy、母 Tambour) 58kg
騎手: D R Beasley 調教師: Ms. G Waterhouse
2着 LONHRO 5才牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 58kg
3着 PENTASTIC 5才セン馬
(父 Pentire、母 Miss Minden) 58kg

ロンロで、500万ドル(4億5千万円)の大損

香港在住のオーストラリア人が、このところ大枚をロンロに賭けていました。オーストラリアンカップで100万ドル。次のジョージライダーで100万ドル。もちろん、この2回とも勝ったわけですが、今回のレースには500万ドルの大金を賭けて、全部すってしまいました。もっとも、この500万ドルのベットを引き受けたブックメーカーは、500万ドル儲かり、ホクホク。泣く人の陰にはいつも笑う人がいるのですね。
≪19APR04≫

ダンスヒーロー、トリプルクラウン

先週土曜日のロイヤルランドイック競馬場のシャンペーンステークスで優勝して、ダンスヒーローが、2歳馬のトリプルクラウンを獲得しました。この日は、出走馬がわずか4頭。GTのレースとしては本当に惨めなつまらないレースでしたが、まあ、勝ちは勝ち。ダンスヒーローが他の3頭をあざ笑うように優勝して、トリプルクラウンを手にしています。≪19APR04≫

2004年4月17日(土) ロイヤルランドイック競馬場
シャンペーンステークス 1600m GT
2歳定量戦、賞金総額:約4250万円
1着 DANCE HERO 2才セン馬
(父 Danzero、母 Gypsy Dancer) 56.5kg
騎手: C Munce 調教師: Ms. G Waterhouse
2着 WAGER 2才牝馬
(父 Flying Spur、母 Occasional Gain) 55kg
3着 SAVABEEL 2才牡馬
(父 Zabeel、母 Savannah Success) 56.5g

ドンキャスターは、若手ナンバーワン調教師のプライベートスティア優勝

ゲイ・ウオーターハウス調教師やバート・カミングス調教師の下で修行をして、厩舎を開いたジョン・オシェイ調教師は、シドニーでも常にトップ5を占めている若手ナンバーワン調教師です。その彼のプライベートスティア号が、今週月曜日のドンキャスターハンデ(GT)で、優勝しました。ドンキャスターは、総賞金250万ドル。ハンデ戦とはいうものの、オーストラリアのマイルレースを代表するレースです。13枠から出て、最後尾についたプライベートスティア号は、1000mまで2度も他の馬に寄られて、ほぼ勝ち目がないところを優勝。普段はクールなジョン・オシェイ調教師もこの日だけは興奮気味。これでプライベートスティア号の総収得賞金はおよそ300万ドル。成績は17戦10勝。4回入着です。≪15APR04≫

2004年4月12日(月) ローズヒルガーデン競馬場
ドンキャスターハンデ 1600m GT 
1着 PRIVATE STEER 53kg
騎手: G Boss 調教師: J O'Shea
2着 GRAND ARMEE 56.5kg
騎手: D Beasley 調教師: G Waterhouse
3着 AMBULANCE 53kg
騎手: D Beadman 調教師: J Hawkes

ダービーは、ゴールドコーストからやってきたスタークラフトが優勝

牝馬スペシャルハーモニーが、牡馬を相手にダービー挑戦というセールスポイントもあったのか、今年のロイヤルランドイック競馬場には記録破りの人が集まった。
この日の本命は、オッズ3.3倍をつけて、クインズランドのゴールドコーストの厩舎に管理されているスタークラフトが優勝した。スタークラフトのオーナーは、ポール・メイキン氏。ランドイック競馬場近くのランドイックボーイズハイスクールを卒業したプロのパンター(馬券師)。
1948年に初めてロイヤルランドイック競馬場競馬場に行ってから、数々の名馬を見て(賭けて?)きたというが、今回自分の馬の馬券は買わなかったらしい。調教師のギャーリー・ニューアム調教師は、30年前にたった一度自分の馬を連れてロイヤルランドイック競馬場にきたことがあるだけ。レースにはいつもドラマがある。とりわけダービーのような格式のあるレースの影には。

この日のダービーのもう1頭の注目馬はロンロの全弟ニエロ。しかし、この日は全く色あせて7着。ビクトリアダービーの優勝馬エルヴェストームも5着。ダービーの2冠はならなかった。≪14APR04≫

2004年4月10日(土) ローズヒルガーデン競馬場
オーストラリアンダービー 2400m GT 
1着 STARCRAFT 56.5kg
騎手: G Boss 調教師: G Newham
2着 BRAELOCH 56.5kg
騎手: D Beasley 調教師: G Walter
3着 DELZAO 56.5kg
騎手: S King 調教師: G Kavanagh

グレン・ボス騎手、1日GT2勝

スタークラフトでダービーを勝ったグレン・ボス騎手は、この日、GTを2勝している。実はスタークラフトの調教師ギャリー・ニューアムは、グレン・ボス騎手がクインズランド州の田舎で見習いの時からの知り合い。『ニューマン調教師には本当にお世話になった。しかもこうしてダービーの優勝までさせてもらって』と、グレン・ボス騎手は、ダービーの表彰式で涙を流したらしい。有名になると、まるで自分だけの力のように思うスーパースターは多いが、グレン・ボス騎手は昔の恩を忘れていなかったよう。≪14APR04≫

2004年4月10日(土) ローズヒルガーデン競馬場
オーストラリアンダービー 2400m GT 
1着 STARCRAFT 56.5kg
騎手: G Boss 調教師: G Newham
2着 BRAELOCH 56.5kg
騎手: D Beasley 調教師: G Walter
3着 DELZAO 56.5kg
騎手: S King 調教師: G Kavanagh


2004年4月10日(土) ローズヒルガーデン競馬場 
サイヤーズプロデュースステークス 2400m GT 
1着 DANCE HERO 56.5kg
騎手: G Boss 調教師: G Waterhouse
2着 WAGER 56.5kg
騎手: L Beasley 調教師: G Waterhouse
3着 FASTNET ROCK 56.5kg
騎手: J Cassidy 調教師: P Perry

ゴールデンスリッパー・ステークスは、ゲイ・ウオーターハウス調教師のダンスヒーローが優勝

本命は圧倒的にリー・フリードマン調教師の管理するアリンギでした。このところのゴールデンスリッパー・ステークスは、牝馬が強かったし、3kgのハンデも有利だと思われていました。しかし、結果は、ゲイ・ウオーターハウス調教師の管理馬で一部彼女のお母さんが所有するダンスヒーローがクリス・マンス騎手を鞍上に優勝しました。彼女は、女性調教師として初めてハハでゴールデンスリッパー・ステークスをとりましたが、今回はこれで2度目。彼女のお父さんでオーストラリアのトップトレーナーだったとミー・スミス調教師は6回優勝ですから、このままお父さんの記録に挑戦していくかも知れません。

レース展開では、2枠から出て好スタートをきったダンスヒーローが逃げかった感じです。逃げのクリス・マンス騎手の仇名の通り。もっとも、この日のクリス・マンス騎手は1日3勝という素晴らしい成績でした。彼は、いい馬で逃げるのがうまいのです。それに対してダミアン・オリバー騎手は、11枠から出て、動きがとれず(動きが遅く?)最後大外から凄みのあるスピードでダンスヒーローを追いかけましたが、結局届かず。レース後、リー・フリードマン調教師が「このレースでは、とにかく何がなんでも前に行かせるべきだった。作戦が間違っていた」と語ったとか。もし作戦の間違いだったら、もう既に何度もゴールデンスリッパー・ステークスに勝っているリー・フリードマン調教師らしくないと思うけど。この日の3着は、静かに機を狙っていたジョン・オシェイ調教師のチャージフォーワード。期待のレッドランサム産駒です。

なお、優勝したダンスヒーローは、94年にリー・フリードマン調教師の管理馬だったデインヒルの息子ダンゼロの2歳のせん馬です。これまで4戦して3勝。1回入着。今年1月にはゴールドコーストで、マジックミリオンズクラシックを勝っています。<3APR04>

2004年4月3日(土) ローズヒルガーデン競馬場
ゴールデンスリッパ− 1200m GT
2歳定量戦、賞金総額:約2億4千万円
1着 DANCE HERO 2才セン馬
(父 Danzero、母 Gypsy Dancer) 56.5kg
騎手: C Munce 調教師: Ms. G Waterhouse
2着 CHARGE FORWARD 2才牡馬
(父 Red Ransom、母 Sydney's Dream) 56.5kg
3着 ALINGHI 2才牝馬
(父 Encosta De Lago、母 Oceanfast) 53.5kg

チャンピオン牝馬のスペシャルハーモニー、圧倒的な強さでGT優勝

先週土曜日にローズヒルガーデン競馬場で開催されたGTアローフィールドスタッド・ステークスで、リー・フリードマン調教師の管理馬、スペシャルハーモニーが優勝しました。さて、この後のことですが、リー・フリードマン調教師は、スペシャルハーモニーをAJCダービーに出走させるか、オークスに出走させて、VRCとAJCダービーの二冠を獲得させるか、ハムレット並の決断に迫られそうです。<3APR04>

2004年4月3日(土) ローズヒルガーデン競馬場
アローフィールドスタッドステークス 2000m GT
3歳牝馬定量戦、賞金総額:約3千200万円
1着 SPECIAL HARMONY 3才牝馬
(父 Spinning World、母 Marooned Lady) 55.5kg
騎手: D Oliver 調教師: D L Freedman
2着 SHAMEKHA 3才牝馬
(父 Secret Savings、母 Lifetime Story) 55.5kg
3着 IKE'S DREAM 3才牝馬
(父 King of Kings、母 Mrs. Kahn) 55.5kg

GTのBMWは、香港オーナーのグランドズールーが優勝

メルボルンカップの覇者マカビディーバやコーフィールドカップの優勝馬ママファイ、VRCダービーの優勝馬エルヴェストロームなど、錚々たるメンバーが出走した総賞金200万ドルのザBMWですが、優勝馬は、先日まで未勝利だったグランズールー。香港の馬主の所有馬。このあと、ぜひダービーにという声もあるのですが、何でも、シドニー出身の香港のリーディングトレーナー、ジョン・サイズ厩舎への入厩が決定しているということで、すぐ香港に発つというのです。絶対AJCダービーや、できればコーフィールドカップ、メルボルンカップにも出れば勝つだろうと、皆言っているのですが。

さて、この馬の管理は、元コリン・ヘイズ調教師の下で長く働いていた女性調教師のグエンダ・マックウエル調教師。今回の優勝は彼女の最初のGT優勝ですが、彼女は、シドニー郊外のケンブラグレンジ競馬場をベースにしていて、同競馬場のリーディングトレーナーです。ゴールデンスリッパー・ステークスを勝ったゲイ・ウオーターハウス調教師は、同じ女性でも大変華やかな人ですが、彼女は、地味な性格。GT優勝のプレゼンテーションで本当に恥ずかしそうにステージの上に上がっていました。こうして、色々な人がトレーニングに携わっているのがオーストラリアなのです。<3APR04>

2004年4月3日(土) ローズヒルガーデン競馬場
ザBMW 2400m GT 3歳以上、
スタンダード馬齢重量戦、賞金総額:約1億6千万円
1着 GRAND ZULU 3才セン馬
(父 Grand Lodge、母 Bravo Zulu) 53.5kg
騎手: R M Quinn 調教師: Ms G Marknell
2着 MUMMIFY 4才セン馬
(父 Jeune、母 Cleopatra's girl) 57.5kg
3着 MAKYBE DIVA 5才牝馬
(父 Desert king、母 Tugela) 55.5kg

ロンロ、最後のローズヒルガーデン競馬場出走。11回目のGT優勝で飾る。

ロンロが、いなくなるなんて。ローズヒルガーデン競馬場は、時ならぬ垂れ幕、ロンロのオーナーの勝負服のカラー、ショッキングピンクのシャツやドレスを着た人で一杯になりました。老いも若きも。そして、GT1500mのジョージライダーステークスを、圧勝。観客はもう立ち上がって絶叫。後は、クインエリザベスステークスを残すだけになりましたが、私もピンクのスーツ着て、絶叫しに行きます。これでロンロは、34戦26勝。うち11回がGTです。凄いでしょ。<3APR04>

2004年4月3日(土) ローズヒルガーデン競馬場
ジョージライダーステークス 1500m GT 3歳以上、
スタンダード馬齢重量戦、賞金総額:約3千200万円
1着 LONHRO 5才牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 58kg
騎手: D Beadman 調教師: J R Hawkes
2着 GRAND ARMEE 5才セン馬
(父 Hennessy、母 Tambour) 58kg
3着 PRIVATE STEER 4才牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 55.5kg

ロンロの全弟ニエロが、GTローズヒルギニーズ優勝

ロンロの全弟ニエロが、先週土曜日ローズヒルガーデン競馬場で開催された、ドゥバイ・ローズヒルギニーズ(GT)で、優勝しました。これでニエロは、12戦して4勝。GVの金ダーガーデンステークス(1100m)、GTのスプリングチャンピオンステークス(2000m)、STCカンタベリーギニーズ(1900m)と今回の優勝。これにAJCダービーを優勝すれば、トリプルクラウンで、父親オクタゴナルの足跡を継ぐことになります。ニエロは、オーストラリアの生産カレンダーでは、3歳ですが、実は、11月生まれでまだ2歳。オーストラリアでは少しづつ距離を伸ばしながら使うのが普通ですから、わずか2歳で、GTの2000mの距離を勝つというのは、ちょっと考えられません。これからが大変楽しみです。そうそう、できれば、ヨーロッパなどに遠征して、凱旋門賞など狙って欲しいのだけれど。<29MAR04>

2004年3月27日(土) ローズヒルガーデン競馬場
ローズヒルギニーズ 2000m GT
3歳、定量戦、賞金総額:約4,250万円
1着 NIELLO 3才牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 56.5kg
騎手: D Beadman 調教師: JR Hawkes
2着 GRAND ZULU 3才セン馬
(父 Grand Lodge、母 Bravo Zulu) 56.5kg
3着 ELVSTROEM 3才牡馬
(父 Danehill、母 Circles of Gold) 56.5kg

ダミアン・オリバー騎手、日本の藤沢厩舎へ。

本命馬アリンギでゴールデンスリッパー・ステークスを、エルヴェストロームでAJCダービーを狙うダミアン・オリバー騎手ですが、その後、藤沢厩舎のスポンサーで、日本に短期免許で遠征することが決まったようです。<29MAR04>

アレジーズ、鼻出血で、ゴールデンスリッパー・ステークスへの夢破れる

アリンギを脅かすのではないかと言われていた、トニー・マカヴォイ厩舎のアレジーズでしたが、先週土曜日ローズヒルガーデン競馬場で開催されたGUマジックナイトステークスで勝った後、両方の鼻腔から出血して、3ヶ月の出走停止になりました。<29MAR04>

2004年3月27日(土) ローズヒルガーデン競馬場
マジックナイトステークス 1200m GU
2歳牝馬戦、定量戦、賞金総額:約1,190万円
1着 ALIZES 2才牝馬
(父 Rory's Jester、母 La Baraka) 55.5kg
騎手: D Beadman 調教師: Tony McEvoy
2着 TAHNI GIRL 2才牝馬
(父 Redoute's Choice、母 Ballroom Babe) 55.5kg
3着 MONSOON WEDDING 2才牝馬
(父 Danehill、母 Shantha's Choice) 55.5kg

吉田勝巳氏のサタデーフィーバー、GVのマニオンカップ優勝

吉田勝巳氏が、オーストラリアで所有している5歳のサタデーフィーバー号が、先週土曜日にローズヒルガーデン競馬場で開催されたGVマニオンカップで優勝しました。同馬は、吉田氏が生産したグルームダンサー産駒、これまで29戦して6勝入着が8回という成績でした。<29MAR04>


2004年3月27日(土) ローズヒルガーデン競馬場
マニオンカップ 2400m GV
ハンデ戦、賞金総額:約850万円
1着 SATURDAY FEVER 5才セン馬
(父 Groom Dancer、母 Not on Friday) 53kg
騎手: C Munce 調教師: Tony McEvoy
2着 MAJESTICALLY 7才セン馬
(父 Maroof、母 Rosecay) 53kg
3着 RESTLESS 6才セン馬
(父 Thunder Gulch、母 Let's Hurry) 56kg



アリンギ、楽々とゴールデンスリッパートライアル優勝

先週土曜日ローズヒルガーデン競馬場で開催されたG2のリーズリングステークス(2歳牝馬限定)で、今年のゴールデンスリッパーの本命馬になっているアリンギが楽々優勝しました。このリーズリングSは、ゴールデンスリッパーのトライアルレースでもあり、たとえこのレースが牝馬限定だったとしても、ちょっと彼女を負かす馬がいるとは思えません。同日の第1レース、やはりゴールデンスリッパーのトライアルで、レッドランサム産駒のチャージフォーワード号が優勝しましたが、タイムはアリンギが1200mを1.09.79。チャージフォーワードのタイムより0.59秒速く走っています。ゴールデンスリッパーでは、牝馬が3kg減になっていますので、ますます彼女に分がありそう。

なお、ブルーダイアモンドとゴールデンスリッパーのダブルをとっているのは、これまでコルザしかいません。また、ゴールデンスリッパーはなかなか本命馬が勝たないレースとして知られていますが、コルザは、本命で勝っており、もしアリンギが勝てば、このコルザの偉業を継ぐことになります。96年に牝馬マーリーンでゴールデンスリッパーを優勝しているリー・フリードマン調教師は、アリンギはこのマーリンに似ていてしかももっと強いと言っているそうです。≪22MAR04≫

2004年3月20日(土) ローズヒルガーデン競馬場
リーズリングステークス
1200m GU 2才牝馬定量戦、賞金総額:約2,550万円
1着 ALINGHI 2歳牝馬
(父 Encosta De Lago、母 Oceanfast) 55.5kg
騎手: D Oliver 調教師: D L Freedman
2着 CRIMSON REIGN 2歳牝馬
(父 Red Ransom 、母 Crimson Road) 55.5kg
3着 BALLYBLEUE 2歳牝馬
(父 Peintre Celebre、母 Ballincrea Lady) 55.5kg

ナットアシングルダウト、トライアルで惨敗。ゴールデンスリッパー優勝危ぶまれる。

前述したゴールデンスリッパーのトライアル、GU(1200m、牡馬せん馬限定)のトッドマンステークスで、ゴールデンスリッパーの本命だったナットアシングルダウトが4着になり、いよいよ再来週に迫ったゴールデンスリッパーでの優勝が危ぶまれています。このレースでは、レッドランサム産駒のチャージフォーワードが優勝。彼はアリンギに続いてゴールデンスリッパーの第2本命になりました。チャージフォーワードの管理をするのは、現在若手ナンバーワン調教師のジョン・オシェイ調教師。彼は、200万ドルのドンカスターハンデの本命馬、プライベートスティア号も管理。この秋シーズンにかなりの重賞レースを狙っているよう。≪22MAR04≫

2004年3月20日(土) ローズヒルガーデン競馬場
トッドマンステークス
1200m GU 牡馬戦定量戦、賞金総額:約2,550万円
1着 CHARGE FORWARD 2歳牡馬
(父 Red Ransom、母 Sydney's Dream) 55.5kg
騎手: D Beadman 調教師: J A O'Shea
2着 DANE SHADOW 2歳牡馬
(父 Danehill 、母 Slight Chance) 55.5kg
3着 SAMBOY 2歳牡馬
(父 Flying Spur、母 Novinka) 55.5kg

ゲイ・ウオーターハウス調教師、久しぶりのG1優勝

先週土曜日にローズヒルガーデン競馬場で開催されたクールモアクラシックG1で、ゲイ・ウオーターハウス調教師の管理馬シュメンカが優勝。久しぶりにウオーターハウス厩舎にG1優勝をもたらしました。シュメンカは、ハンターバレーにエミレーツパーク牧場を持つナサ・ルーター殿下の所有馬です。このレースでは、プライベートスティア号が本命でしたが、58kgという高ハンデに2着なっています。現在ゲイ・ウオーターハウス調教師の主戦騎手は、クリス・マンス騎手と、グレン・ボス騎手でしたが、このレースでは、シュメンカに前から騎乗していたジム・キャしディ騎手を乗せていました。彼は主戦からはずされたばかりでしたから、これもなかなか皮肉なものです。≪22MAR04≫

2004年3月20日(土) ローズヒルガーデン競馬場
クールモアクラシック
1500m GT牝馬戦3才以上ハンデ戦、賞金総額:約5,100万円
1着 SHAMEKHA 3才牝馬
(父 Secret Savings、母 Lifetime Story) 53kg
騎手: J A Cassidy 調教師: Ms G Waterhouse
2着 PRIVATE STEER 4才牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 58kg
3着 FORUM FLOOZIE 5才牝馬
(父 Danasinga、母 Flying Floozie) 53.5kg

ランベットステークスは、ヴィクトリアのサウンドアクションが優勝

G1のランベットステークスは、ビクトリア州の田舎からやってきた女性調教師の管理馬サウンドアクションが優勝しました。この女性調教師はマグワイア調教師で、自分の所有する馬以外で初めて調教した馬がこのサウンドアクションだったといいます。セリでわずか2500ドルで勝ったというこの馬は、彼女に初めてのG1優勝をもたらしました。わざわざこの馬に騎乗するためだけにシドニーに遠征したホーカイ騎手も、調教師が自分を信じてシドニーで騎乗させてくれて有難かったと感謝。涙涙の感激レースとなりました。このレースで活躍したのはメルボルンカップの優勝馬マカイビディーバの3着。今年もメルボルンカップの連続優勝を目指しているかも知れません。≪22MAR04≫

2004年3月20日(土) ローズヒルガーデン競馬場
ランベットステークス
2000m GTスタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約3,400万円
1着 SOUND ACTION 4才牝馬
(父 Vettori、母 Dance With Royalty) 55.5kg
騎手: W Hokai 調教師: R A Maguire
2着 AMBULANCE 3才せん馬
(父 Grand Lodge、母 Emergency) 53.5kg
3着 MAKYBE DIVA 5才牝馬
(父 Desert King、母 Tugela) 55.5kg

G1オーストラリアステークスは、クインズランド産レジメンタルギャル優勝

先週土曜日にムーニーバレー競馬場で開催されたG1オーストラリアステークスでは、クインズランド産のレジメンタルギャルが優勝しました。2着は首の差で、今オーストラリアで注目のスプリンター、またヨーロッパ遠征も言われているアワエジプシャンレインでした。レジメンタルギャルは、実はこのレースに優勝したので、英国のニューマーケットで6月中旬に開催されるスプリントシリーズに招待されることになっていますが、ドワイヤー調教師は今年はこの招待を断り、この後シドニーに飛び、シドニーの大レースを狙うよう。また、12月の香港のスプリントレースを狙う予定もあると言っています。≪22MAR04≫

2004年3月20日(土) ムーニーバレー競馬場
オーストラリアステークス
1200m GTスタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約2,760万円
1着 REGIMENTAL GAL 3才牝馬
(父 General Nediym、母 Hallaya) 52.5kg
騎手: S R King 調教師: S A Dwyer
2着 OUR EGYPTIAN RAINE 5才牝馬
(父 Desert Sun、母 Egyptian Queen) 55kg
3着 LEGALLY BAY 3才牝馬
(父 Snippets、母 Decidity) 52.5kg


父より偉大?ロンロ、オーストラリアンカップに優勝

97年に父のオクタゴナルも優勝したGTのオーストラリアンカップはロンロのメルボルン最後のレースです。いつもの年よりも何と4千人も多くフレミントン競馬場に人が集まったのは、どうやらロンロの応援らしいのです。ロンロのオーナー、インガムファミリーの勝負服であるホットピンクを身につけて皆応援に来たと言います。ゴール400mでママファイとサウンドアクションの間をすり抜けようとした時、両方の馬に触れて、押し出され、ロンロは突然止まったといいます。観衆のハートも鞍上のダレン・ビードマン騎手のハートも。これで終わったかと思いきや、外側に出て前がクリアになると、いつもの信じられないスピードと果敢さで、ほぼ優勝を決めていたデルサオを抜いて首の差で優勝しました。ハラハラドッキリのオクタゴナルの優勝ぶりでしたが、息子のロンロも同じよう。これでロンロは、33戦して25回優勝。うちGTが10回。520万ドル以上の賞金を収得したことになります。彼の最後のレースは、シドニー、ロイヤルランドイック競馬場でのクインエリザべスステイクス。これは、オクタゴナルの引退レースでもありましたが、残念ながらその時にはインターゲイズが優勝して、優勝で最後の花道を飾ることが出来ませんでした。さて、ロンロは?4月17日のロイヤルランドイック競馬場には、かなり大勢の人がかけつけそう。私も行ってみようと思います。≪15MAR04≫

2004年3月8日(月) フレミントン競馬場
オーストラリアンカップ
2000m GTスタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約8500万円
1着 LONHRO 5歳牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 58kg
騎手: D Beadman 調教師: J R Hawkes
2着 DELZAO 3歳牡馬
(父 Encosta De Lago 、母 Amanusa) 53.5kg
3着 ELVSTROEM 3歳牡馬
(父 Danehill、母 Circles Of Gold) 53.5kg

ロンロの全弟、カンタベリーギニーズ(GT)優勝

ロンロの勇姿がまだ目に残る先週の土曜日に、カンタベリー競馬場で、ロンロの全弟、ニエロが、ロンロと同じくダレン・ビードマン騎手を鞍上に、優勝しました。まったく、天晴れな兄弟です。このレースには、サンデーサイレンス産駒で、トニー・マカヴォイ調教師の管理キープザフェイスも出走していましたが、4着。しかし、同馬はAJCダービーを狙っており、大変いいダービートライアルとなったようです。
≪15MAR04≫

2004年3月13日(土) カンタベリー競馬場
カンタベリーギニーズ
1900m GT 3才馬定量戦、賞金総額:約3400万円
1着 NIELLO 3歳牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 56.5kg
騎手: D Beadman 調教師: J R Hawkes
2着 TIMBOURINA 3歳牝馬
(父 Timber Country 、母 Valourina) 53.5kg
3着 DANCING DAGGERS 3歳せん馬
(父 Daggers Drawn、母 Dancing Doll) 56.5kg

リセットは、コックスプレートを目指せるとダニー・ニコリック騎手。

オーストラリアの大オーナーであるロイド・ウイリアムズの所有馬リセットが、コーフィールド競馬場で開催されたGTフチュリティステークス(1400m)で優勝しました。ザビール産駒にしては珍しい早熟型。これで8戦して7勝。鞍上のダニー・ニコリック騎手は、この馬は大変特別な馬だ。コックスプレートを目指せると語っています。
リセットは、カドベリーギニーズとフチュリティステークスのダブルを獲得。この2レースのダブルは、これまでにも、ダッシュフォーキャッシュ(02)やミスターマーフィー(01)、またムーワード(97)などチャンピオン馬が獲得しています。
2着は、1馬身の差でヴォキャブラリー。3着はイェルでした。
≪1MARCH04≫

2004年2月27日(土) コーフィールド競馬場
フチュリティステークス
1400m GTスタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約3,400万円
1着 RESET 3歳牡馬
(父 Zabeel、母 Assertive Lass) 54.5kg
騎手: D Nicolic 調教師: G A Rogerson
2着 VOCABULARY 4歳牝馬
(父 Encosta De Lago 、母 Lady Linguist) 55.5kg
3着 YELL 4歳せん馬
(父 Anabaa、母 Vocalist) 58kg

プライベートスティア、GUアポロステークス優勝、最終目標は!?

先週土曜日にロイヤルランドイック競馬場で、3勝したジョン・オシェイ調教師の管理馬、プライベートスティアが、GUのアポロステークス(1400m)で、2着のエクセルレーターを4馬身放しての楽勝。次は、3月20日のクールモアクラシック、そしていよいよ4月初め、200万ドルの賞金がかかったドンカスターハンデキャップが最終目標です。
いつもは、グレン・ボスが騎乗するプライベートスティアですが、ボス騎手がメルボルンで騎乗したため、今回はラリー・キャシディ騎手が騎乗しました。キャシディ騎手は、ボス騎手がこのままメルボルンに残ってくれないかなと語っていました。
ところで、クールモアクラシックでのプライベートスティアのハンデは57.5kgです。ちょっと重いけど彼女ならやれる!≪1MARCH04≫

2004年2月27日(土) ロイヤルランドイック競馬場
アポロステークス
1400m GUスタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約1,275万円
1着 PRIVATE STEER 4歳牝馬
(父 Danehill Dancer、母 Lisheenowen) 55.5kg
騎手: L V Cassidy 調教師: J A O'Shea
2着 EXCELLEATOR 5歳せん馬
(父 Marscay 、母 Artless) 58kg
3着 ZANNA 4歳牝馬
(父 Pentire、母 Posing) 55.5kg

ラッシュト、オーストラリアへ里帰り

オーストラリア産のラッシュトは、NZ出身で、オーストラリアのロイヤルランドイック競馬場とメルボルンに厩舎を持つグラーム・ロジャーソン調教師の管理馬です。
オーストラリアで重賞レースに勝った後、NZに遠征して、NZのGTザビールクラシックを優勝していますが、先週土曜日に、NZのエラズリー競馬場で2つ目のGTNZステークス(2000m)に優勝しました。
グラーム・ロジャーソン調教師によれば、この後ラッシュトは、シドニーに戻って、シドニーの大レースに挑戦する予定だということです。
≪1MARCH04≫

2004年2月27日(土) エラズリー競馬場
NZステークス
2000m GTスタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約800万円
1着 LASHED 4歳牝馬
(父 Encosta De Lago、母 Traffic Watch) 
騎手: O Bosson 調教師: G Rogerson & S Autridge
2着 DEEBEE BELLE 6歳牝馬
(父 Bin Ajwaad 、母 Debee Lady)
3着 HAIL 6歳せん馬
(父 Stark South、母 Valley Court)

サンデーサイレンス産駒、キープザフェイス楽勝、ダービー挑戦

コーフィールド競馬場でノーザリーが出したレコードに0.28秒だけ遅れて先週土曜日コーフィールド競馬場で開催された準重賞シュエッパーステイクスで、ダーレーオーストラリアが所有するサンデーサイレンス産駒キープザフェイスが優勝しました。
1600mを1分35.38秒で楽勝したキープザフェイスは、トニー・マカボイ調教師の管理馬ですが、これからシドニーに向かい、シドニーターフクラブ主催のGTカンタベリーギニーズ(1900m)に出走、その後AJCダービーに挑戦します。もしこのキープザフェイスがダービーで優勝すれば、数少ない南半球生まれのサンデーサイレンス産駒が、昨年のオークスとダービーに優勝するという素晴らしい結果になります。
日本でもオーストラリア生まれのヴィリルがダービー挑戦の噂もありますので、またまた話題になりそうです。≪24Feb04≫

2004年2月21日(土) コーフィールド競馬場
シュエッパーステイクス
1600m 3才別定戦、準重賞 賞金総額:約638万円
1着 KEEP THE FAITH 3歳牡馬
(父 Sunday Silence、母 Duelling Girl) 56kg
騎手: P Payne 調教師: Tony McEvoy
2着 OUR SMOKING JOE 3歳せん馬
(父 Encosta De Lago 、母 Dalzing) 54kg
3着 MODERN ERA 3歳牡馬
(父 Marscay、母 Olympic Aim) 56kg

ロンロ、GUクルージングモード

他のGT優勝馬が必死で勝とうとしている時に、ちょっと?スピードを上げて、まるで車のクルージングモードのように、GUのセントジョージステイクスで楽勝しました。これで32戦24勝目。メルボルンの秋シーズンで引退が決定しているロンロ。ドバイのワールドカップ招待を断っていますが、この後フレミントン競馬場での3月6日のダーレー。オーストラリアンカップ(2000m)が予定されています。
今回の騎乗は、いつものダレン・ビードマン騎手が騎乗停止のため、ダレン・ガウチ騎手に乗り変わっていますが、「今回で2回目のロンロ騎乗ですが、やはりロンロは自分の騎手生活中ベストの馬です」と語っています。≪24Feb04≫

2004年2月21日(土) コーフィールド競馬場
カールトンドラウト・セントジョージステークス
1800m GU スタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約1700万円
1着 LONHRO 5歳牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 58kg
騎手: D Gauci 調教師: J R Hawkes
2着 SOUND ACTION 4歳牝馬
(父 Vettori 、母 Dance With Royalty) 55.5kg
3着 MUMMIFY 4歳せん馬
(父 Jeune、母 Cleopatra's Girl) 58kg

リアクティブ、GTオークリープレート優勝

ブライアン・メイフィールドスミス調教師に30回目のGT優勝を与えたのは、牝馬リアクティブ。先週土曜日のコーフィールド競馬場のオークリープレート(1100m)で優勝しました。
休養明けの第一戦で、しかもGT初めての若手騎手の起用ということもあってオッズも16倍以上。メイフィールドスミス調教師は、牝馬のレースだと高ハンデで不利になる。仕方なく?このレースに出したが優勝して嬉しいと語っています。次は、やはりGTスプリントレースのニューマーケットハンデの予定。≪24Feb04≫


2004年2月21日(土) コーフィールド競馬場
オークリープレート
1100m GTオープンハンデ戦、賞金総額:約2900万円
1着 REACTIVE 5歳牝馬
(父 Geiger Counter、母 Victory River) 52kg
騎手: M Pumpa 調教師: B Mayfield-Smith
2着 ANCIENT SONG 5歳牝馬
(父 Canny Lad、母 Hello Lottie) 54kg
3着 SUIT 9歳せん馬
(父 Procol Harum、母 Fashions) 53.5kg


アリンギ、ブルーダイアモンドステークス圧勝

かつてオーストラリアの重賞レースという重賞レースで優勝していたリー・フリードマン調教師がまた戻ってきました。
リー・フリードマン調教師の管理馬アリンギが、先週土曜日にコーフィールド競馬場で開催されたAAMIブルーダイアモンドステークス(GT1200m)で圧勝し、世界最高賞金の2歳馬レース、ゴールデンスリッパーでの2冠を狙っています。アリンギは3戦して3勝。騎乗したダミアン・オリバー騎手は、これまで彼が騎乗した2歳馬の中でもベストだと語っています。
実際、ゲートを出てすぐに、何頭かの馬にぶつかられて、結局最後尾から2頭目だったアリンギは、リー・フリードマン調教師も「レース中絶望しました」と言っているぐらい、勝ち目がありませんでした。それを、先頭をダントツで逃げていたゲイ・ウオーターハウス調教師の管理馬ウエージャーをゴール100m前で捕まえて、1馬身離して優勝。ダミアン・オリバー騎手の素晴らしい騎乗とともに、同馬の力を見せつけたレースでした。
アリンギの父は、リー・フリードマン調教師が調教したGT優勝馬エンコスタデラゴ、母親も調教して、更に彼の半姉妹も現在同調教師が管理しています。なお、ダミアン・オリバー騎手は今回彼の初めてのブルーダイアモンド・ステークス優勝でした。≪24Feb04≫

2004年2月21日(土) コーフィールド競馬場
AAMIブルーダイアモンドステークス
1200m GT 2歳馬定量戦、賞金総額:約8500万円
1着 ALINGHI 2歳牝馬
(父 Encosta De Lago、母 Oceanfast) 53kg
騎手: D Oliver 調教師: D L Freedman
2着 WAGER 2歳牝馬
(父 Flying Spur、母 Occasional Gain) 53kg
3着 WORLD PEACE 2歳牝馬
(父 Danehill、母 Light Up The World) 53kg

オーストラリアのチャンピオン馬ロンロ、ドバイワールドカップに招待

GTを9回優勝したオーストラリアのチャンピオン馬ロンロが、今年の3月のドバイワールドカップに招待されたことが分かりました。
エミレーツー・レーシングアソシエーションの現在のレーシングマネージャーは、元オーストラリアの競馬ジャーナリストをしていたマーティン・タルティ氏ですが、タルティ氏によれば、ロンロの次の日程3月8日のオーストラリアンカップに出走後、エクシードアンドエクセルと一緒に16日オーストラリアを発ち、ドバイに発てば、ロンロの目標としているクインエリザベスUステイクスに出走可能だというもの。
ただし、ジョン・ホークス調教師は自分の馬を海外で走らせることに熱心ではなく、過去に何回も誘いがあっても、出走させませんでした。今年でロンロの引退が決まっているので、そのことがどのように影響するのかはまだわかりません。でも、ロンロがドバイに行って世界の馬たちを破ったら(日本の馬も含めて!)、オーストラリアにいる私としてはどんなに鼻が高いでしょう!≪16FEB04≫


ザビール産駒、久しぶりにGT優勝

先週土曜日のフレミントン競馬場で、久しぶりにザビール産駒が優勝しました。フレミントン競馬場で開催されたGTは、カドベリー・オーストラリアン・ギニーズ(1600m)。元カジノのオーナー、またオーストラリアを代表する馬主で、自分の馬だけの厩舎を持つロイド・ウイリアムズの所有馬、リセットです。リセットは3歳のザビール産駒。現在まで3戦して3勝。ゲートで暴れて、歯を折って血を流したまま出走。州によってはこの段階で出走取り消しになることもあるようですが、ビクトリア州ではOK。そのまま走って優勝しました。
ウイリアムズ氏の厩舎にはこれまで何人もの専属の調教師が雇われましたが、難しいオーナーのため中々長続きせず、今年は、シドニーのロイヤルランドイック競馬場に自分の厩舎を持つグラーム・ロジャーソン調教師を雇いました。ロジャーソン調教師はこれまでの自分のメルボルン厩舎をクローズして、メルボルンではウイリアムズ厩舎に専念するよう。何だか複雑な関係になってきたようですが、将来問題が起きないといいんだけど。このレースではビクトリアダービー馬のエルブストロームが5着。休養明けで調教代わりのレースにしては、オリバー騎手はなかなかだったと言っています。≪16FEB04≫

2004年2月14日(土) フレミントン競馬場
カドベリー・オーストラリアン・ギニーズ GT
1600m 3才定量戦 賞金総額:約6,000万円
1着 RESET 3歳牡馬
(父 Zabeel、母 Assertive Lass) 55.5kg
騎手: D Nikolic 調教師: GA Rogerson
2着 STARCRAFT 3歳牡馬
(父 Soviet Star 、母 Flying Floozie) 55.5kg
3着 UNDER THE BRIDGE 3歳せん馬
(父 Blevic、母 Wine Cask) 55.5kg


エクシードアンドエクセル、いよいよドバイ・英国へ

元マイトアンドパワーのオーナー、ニック・モライティス氏の所有馬、エクシードアンドエクセルが、先週土曜日、シドニーのロイヤルランドイック競馬場で開催されたGU、ロイヤルサバランステイクスで快勝し、いよいよドバイを狙います。
この後メルボルンでニューマーケットハンデ(GT)を走り、ドバイという日程。優勝騎手のコーリー・ブラウンは、「GTの優勝馬アンビュランスが後ろから追っかけてくると、またスピードを出し始めた。パーフェクトな走りだ」と語っています。ドバイの結果次第ですが、同馬を管理をするティム・マーティン調教師は、昨年ショワジールが優勝した英国のアスコット競馬場に遠征するとも言っています。今、世界でベストだといわれるオーストラリアのスプリンターたち、またまた世界にその力を示してくれるかも知れません。タイムは、1180mを1分08.27秒。最後の600mを35.67秒でした。≪16FEB04≫

2004年2月14日(土) ロイヤルランドイック競馬場
ロイヤルサバランステイクス GU
1180m 3才牡馬戦 賞金総額:約1,200万円
1着 EXCEED AND EXCEL 3歳牡馬
(父 Danehill、母 Patrona) 58.5kg
騎手: CW Brown 調教師: TR Martin
2着 AMBULANCE 3歳せん馬
(父 Grand Lodge、母 Emergency) 58.5kg
3着 IMPALER 3歳せん馬
(父 Dracula、母 Catecombe) 54kg


GUのエクスプレスウエイは、スポーツマンが優勝

先週土曜日にロイヤルランドイック競馬場で開催されたGUエクスプレスウエイステイクスで、4歳のスポーツマンが優勝。
これまで重賞レースで、何でも大外枠をひいて、運が悪かったスポーツマン、この日のトラックで全天候型のケンジントントラックでの初めてのレースだったにもかかわらず、今回の健闘。グレッグ・ヒックマン調教師は大喜びです。スポーツマンは、もうオーストラリアには来なくなったアメリカの種牡馬、スプリーモ産駒です。(ちなみに、我々が持つミスターゼンもスプリーモ産駒。同じ日に、ニューキャッスル競馬場で写真判定の2着になりました!)
≪16FEB04≫

2004年2月14日(土) ロイヤルランドイック競馬場
エクスプレスウエイステイクス GU
1180m 3才以上 賞金総額:約1,200万円
1着 SPORTSMAN 4歳せん馬
(父 Supremo、母 Professionelle) 57.5kg
騎手: C Reith 調教師: GD Hickman
2着 THORN PARK 4歳牡馬
(父 Spinning World、母 Joy) 57.5kg
3着 EXCELLERATOR 5歳せん馬
(父 Marscay、母 Artless) 57.5kg

ロンロ、GT優勝9回目

先週土曜日のコーフィールド競馬場は、ロンロを一目見ようという観衆で賑わいました。昨年10月コックスプレートで無残にも敗れたロンロが休養に出て、最初のレースです。CFオー・ステイクス(1400m)で、ロンロに騎乗したダレン・ビードマン騎手は、「最初の3/4 は、ちょっと不安でした。おまけにゴール150mでいきなりヴォキャブラリーにぶつかっていますからね。でも、いったんゴールを目にするとものすごい勢いで駆け始め、まるでブルドッグのようでしたよ」と語っている。1400mのロンロのタイムは1分21秒・97 最後の400mは22・48秒でした。2着のヴォキャブラリーとは鼻の差で勝ちました。いつも後ろにいて最後の最後でゴールに突入するお父さんのオクタゴナルとそっくりの勝ち方でした。なお、ロンロは、今回の優勝で31戦23勝目を挙げています。≪9FEB04≫

2004年2月7日(土) コーフィールド競馬場
CFオー・ステイクス GT
1400m スタンダート馬齢重量戦、賞金総額:約2,400万円
1着 LONHRO 5歳牡馬
(父 Octagonal、母 Shadea) 58kg
騎手: D Beadman 調教師: J R Hawkes
2着 VOCABULARY 4歳牝馬
(父 Encosta de Lago 、母 Lady Linguist) 55.5kg
3着 SOUND ACTION 4歳牝馬
(父 Vettori、母 Dance with Royality) 55.5kg


オークス馬スペシャルハーモニー、オータムステイクス優勝

リー・フリードマン調教師が絶賛するスペシャルハーモニーが、先週土曜日のコーフィールド競馬場、オータムステイクス(GV)で優勝しました。鞍上のダミアン・オリバー騎手は、「今まで色々なチャンピオン牝馬に乗りましたが、このスペシャルハーモニーが最も力強いような気がします。」とコメント。「行きたがる彼女を何とか抑えて、最後に合図をすると、僕が乗りやすいようにリラックスしてスピードを出してくれました」とも。リー・フリードマン調教師は、今、メルボルンのリーディングトレーナーランキングを快走しています。≪9FEB04≫

2004年2月7日(土) コーフィールド競馬場
オータムステイクス GV
1400m 3歳馬別定戦 賞金総額:約800万円
1着 SPECIAL HARMONY 3歳牝馬
(父 Spinning World、母 Marooned Lady) 55.5kg
騎手: D Oliver 調教師: D L Freedman
2着 YOUTH 3歳せん馬
(父 Quest for Fame 、母 Versatile) 58kg
3着 DANE FEVER 3歳牡馬
(父 Danehill、母 Campbell Fever) 54.5kg


ヴィクトリーヴェイン感激のカムバック

腱を痛めておよそ1年間休養していたヴィクトリーヴェインでしたが、先週土曜日に、ローズヒルガーデン競馬場でカムバックを優勝で果たしました。ヴィクトリーヴェインは、2001年から2年シーズンの最優秀2歳馬でしたが、長い休養と、59.5kgの負担重量で、オッズは何と20倍になりました。鞍上のダニー・ビーズリー騎手は馬込みを中々抜け出せず、やっと抜け出した時にはもう遅いと思われましたが、素晴らしいスピードで追いかけはらはらドッキリの優勝。もちろん、早く抜け出していれば、圧勝したと思われます。≪9FEB04≫

2004年2月7日(土) ローズヒルガーデン競馬場
インバーメイントリスケィ・ステイクス 1200m
3歳以上牝馬戦クオリティハンデ戦 賞金総額:約800万円
1着 VICTORY VEIN 4歳牝馬
(父 Mr. Henrysee、母 Protective) 59.5kg
騎手: D R Beasley 調教師: E B Murray
2着 DANESTY 4歳牝馬
(父 Danehill 、母 Shalbourne) 53kg
3着 ZAKYNHOS STAR 5歳牡馬
(父 Dehere、母 Princess Zakynthos) 53kg

ラッシュト、NZインターナショナルステイクス優勝

オーストラリア産で、オーストラリアの種牡馬エンコスタデラゴ産駒ラッシュトが、1月2日のGTレースWFAザビールクラシック(200m)に続き、先週土曜日にテラパ競馬場で開催されたワカヌイスタッド・インターナショナルステイクス(GT)で優勝、2つ目のGTを獲得しています。オーストラリアではGTレースに優勝することが出来なかったラッシュトですが、NZでは大活躍。このラッシュトのオーナーはNZのケンブリッジスタッドのオーナー夫妻。ラッシュトが繁殖になったら、またまた100万ドルの子供を産むのだしょうね。ラッシュトの調教師は、NZ出身でシドニーに厩舎を持つグラーム・ロジャーソン調教師とスチーブン・オートリッジ調教師。騎乗は日本にも来たことがあるオーピー・ボッサム騎手でした。≪9FEB04≫

2004年2月7日(土) テラパ競馬場
ワカヌイスタッド・インターナショナルステイクス 1200m GT
スタンダート馬齢重量戦 賞金総額:約750万円
1着 LASHED 4歳牝馬
(父 Encosta de Lago、母 Traffice Watch) 
騎手: O Bosson 調教師: G Rogerson & S Autridge
2着 PENNY GEM 4歳牝馬
(父 Pentire 、母 Gemscay)
3着 KAAPSTAD WAY 8歳せん馬
(父 Kaapstad、母 Crysell Way)

オーストラリアのサンデー産駒、キープザフェイス、アデレードで圧勝。ダービー準備!?

ダーレーグループがオーストラリアで所有するサンデー産駒キープザフェイス号は、現在アデレードのトニー・マカボイ調教師のリンゼイパーク厩舎にいます。トニー・マカボイ調教師は、昨年フィールズオブオマーを連れてジャパンカップに行った調教師ですが、先週土曜日にアデレードのモーフェットヴィル競馬場で7馬身ちぎって圧勝しました。
馬なりに走らせて、未だに本格的な調教には入っていないと語るマカボイ調教師ですが、次は2月21日にメルボルンのコーフィールド競馬場でGUセントジョージステイクスで、その後シドニーでローズヒルギニーズ(GT)、最終的にはAJCダービーを狙っているといいます。精神的にはまだ幼くてまだまだ成長の必要があるというマカボイ調教師ですが、まずは、次のGUが一つの試金石になるのかも知れません。

ところで日本の豪州産サンデーサイレンス産駒、ヴィリルも、日曜日の新馬戦で強い勝ち方をしたようですね。476kgというのは、オーストラリア産としては大変小柄な体格です。オーストラリアでは体重を量る習慣が全くないので、先ほどのキープザフェイスがどれぐらいかは分かりませんが、同じように小柄なのでしょうか。シドニーにきたら見に行ってみようと思います。≪2FEB04≫

2004年1月31日(土) モーフェットヴィル競馬場
ユーアムアイ ハンディキャップ
1600m 3歳馬オープンハンデ戦、賞金総額:約192万円
1着 KEEP THE FAITH 3歳牡馬
(父 Sunday Silence、母 Duelling Girl) 54.5kg
騎手: A Spiteri 調教師: Tony McEvoy
2着 OUTBACK LAD 3歳せん馬
(父 Jeune 、母 Mia Scelta) 56kg
3着 RUBY'S HONOUR 3歳牝馬
(父 Honour and Glory、母 Ruby Sunday) 52kg

ロックオブジブラルタルの3/4姉妹、スターオブジブラルタルがシドニーで優勝

先日ロックオブジブラルタルの全弟がNZのセリで100万ドルの価格をつけて落札されたばかりですが、ロックオブジブラルタルの3/4姉妹であるスターオブジブラルタルが、先週土曜日のローズヒルガーデン競馬場で、グレン・ボス騎手を鞍上に優勝しました。≪2FEB04≫

2004年1月31日(土) ローズヒルガーデン競馬場
ヘレンニックフレーム ハンディキャップ
1100m 牝馬、4歳以上限定戦、賞金総額:約400万円
1着 STAR OF GIBRALTAR 4歳牝馬
(父 Danehill、母 Push a Venture) 53kg
騎手: G Boss 調教師: P M Perry
2着 INDEED I DO 5歳牝馬
(父 Rubiton 、母 Del Rayo) 53.5kg
3着 JEWEL ATTRACTION 5歳牝馬
(父 Marwina、母 Venetian Jewel) 56kg

NZのナショナルセール結果

NZのナショナルイヤリングセールの第一セッションの結果は、平均価格が11万1955NZドルで、昨年比17%アップという大成功を収めました。また取引総額が4470万ドル。昨年の3420万ドルを30%以上も上回っています。例年ザビールが最高高値をつけますが、今年は2頭のデインヒル産駒が100万ドルの値をつけました。

種牡馬別で見ると、デインヒルが11頭上場されて、平均価格で41万ドル。2位はフサイチペガサスで9頭上場され、平均25万ドルになりました。取引率は83%、最高高値はデインヒル産で、ザビールの牝馬カドージェネロの110万ドル。カドージェネロはオークス馬で、NZのシンジケートに落札されました。同馬を競ったアイルランドのBBAは、やはりデインヒル産駒で、ロックオブジブラルタルの全弟を100万ドルで購入しました。なお、ザビールは高値ランキングの4位に落ちています。

購買者で最も多い買い物をしたのは、オーストラリアにベースをおくNZ人調教師グラーム・ロジャーソン。27頭320万ドルを、次はNZブラッドストックの20頭290万ドル。3位は、28頭を購入したデビッド・エリス氏、4位にアイルランドのBBAが3頭156万ドルとなっています。
≪29JAN04≫

今、ホットなスプリンター、セントエルモズファイアーがゼダティブステイクス優勝

2月17日(土)にメルボルンのコーフィールド競馬場で開催されたGVゼダティブステイクス(1200m)で、元シドニーのリーディング調教師ブライアン・メイフィールドスミス調教師の管理馬、セントエルモズファイアーが優勝しました。12月12日にベンディゴ競馬場でデビューしましたが、この時は6馬身をちぎっての優勝。それから今回を含めて3勝しています。この後、セントエルモズファイアーは、31日にフレミントン競馬場でGVデボネア(1400m)に挑戦する予定。
このデボネアで敵討ちをしたいのが、今回2着になったやっぱりホットなスプリンターとして注目をされているアブドラ。アブドラは今回こそ2着になりましたが、これまで7戦して5勝。
今後、この2頭は、オーストラリア最高のスプリントレースで知られるブルーダイアモンドに向けて仕上げていきます。≪28JAN04≫

2004年1月17日(土) コーフィールド競馬場
ゼダティブステイクス
1200m 3歳馬、賞金総額:約800万円
1着 ST ELMO'S FIRE 3歳牡馬
(父 Volksraad、母 Antipathy) 
騎手: Danny Nikolic 調教師: Brian Mayfield-Smith
2着 ABDULLAH 3歳せん馬
(父 Desert Sun 、母 Replicate)
3着 BUSHIDO 3歳せん馬
(父 Desert Sun、母 Snowflake)

ヤマニンバヴァイタル産駒、NZのウエリントンカップ(GT)優勝

現在NZのダニーデン、ホワイトローズロッジ牧場で繋用されているヤマニンヴァイタル産駒のクルーデンクリークが、先週土曜日に、首都ウエリントン、トレンサム競馬場で開催されたウエリトンカップ(3200m)で優勝しました。
同馬は、5歳のせん馬。22戦してこれが6勝目です。このレースには、トップウエイトのへイルやベルエアなどNZのトップステイヤーが集まりましたが、最後100m、ベルエアと競り勝ったクールデンクリークが優勝となりました。≪28JAN04≫

マジックミリオンズセールは、売却率85.5%、昨年の19.5%平均価格アップ

日本を除いては世界中のセリで高記録が続いていますが、8日から開催されて先週の火曜日に終わったオーストラリアで最初のセリ、マジックミリオンズでは、総額6000万円の取引額、平均価格およそ11万ドルと、昨年を19.5%上回る数字になりました。今年は、とりわけ、毎年必ずやってくる香港を始め世界各国からのバイヤー。とりわけ日本のバイヤーが、数多く参加。12頭も落札してセリ会社を喜ばせました。中でも森調教師が買ったアグネスワールド産駒は、大変楽しみです。

今回のセリで最も注目されたのは、デインヒル産駒。既になくなっているデインヒル産駒は来年のセリが最後になりますので、その注目度も高く、33頭上場され落札された総額がおよそ1200万ドル。平均価格は36万5000ドル。セリの最高落札額でもある105万ドルで取引されました。

日本でポスト・サンデーは何だろうと言われていますが、オーストラリアでも、ポスト・デインヒルは皆の関心の高いところ。今年マジックミリオンズクラシックで、優勝したダンゼロと、入着したリダウツズチョイスがその有力候補ですが、価格的には、リダウツズチョイス産駒が32頭上場されて平均およそ16万4千ドル。2歳馬の成績もよく、デインヒルの後継種牡馬の地位を確立しつつあります。<19JAN04>

キャンベラの女性調教師の管理馬コマンズナシングが、イングリスクラシック優勝

昨年度のイングリスクラシックセールの落札馬を対象にして行われた準重賞級のイングリスクラシックレース(賞金総額61万ドル)がワリックファーム競馬場で開催されましたが、このレースで、キャンベラをベースにする女性調教バーバラ・ジョセフ師の、コマンズナシングが、ダレン・ビードマン騎手を鞍上に優勝しました。この馬は昨年のセリでわずか2万4千ドルで購買されたもの。既に何倍もの投資額が返ってきています。<19JAN04>

2004年1月17日(土) ワリックファーム競馬場
イングリスクラシックレース
1200m 2歳馬限定戦、賞金総額:約3,200万円
1着 COMMANDS NOTHIN' 2歳牝馬
(父 Commands、母 Icecapade) 54.5kg
騎手: D Beadman 調教師: Ms B Joseph
2着 SEGMENTS 2歳牝馬
(父 Mossman、母 Madam Curie) 54.5kg
3着 COMMANDMENTS 2歳せん馬
(父 Mr. Henrysee、母 Sweet M'selle) 56.5kg  

NZオークス(GT)も女性調教師の管理馬ワライトプリンセスが優勝

17日土曜日のトレンサム競馬場で開催されたGTNZオークスで、女性調教師のリサ・ラタ師が管理するワイライトプリンセスが優勝しました。このワイライトプリンセスは、あまりお馴染みでないヒズロイヤルハイネスが父。ヒズロイヤルハイネスは、サートリストラムを父に持つグロブナーの息子です。優勝騎手のブルース・ハード騎手は昨年のオークスに優勝馬ブランブルローズ騎乗予定が、その日に怪我をして騎乗出来なかったという悔しい思いをここで晴らしたよう。
<19JAN04>

2004年1月17日(土) トレンサム競馬場
NZオークス
2400m GT3歳牝馬、定量戦 賞金総額:約2,100万円
1着 WHARITE PRINCESS 3歳牝馬
(父 His Royal Highness、母 Regal Visit 
騎手: B Herd 調教師: Lisa Latta
2着 FILANTE ETOILE 3歳牝馬
(父 Soviet Star、母 Georgiana)
3着 MIDNIGHT KISS 3歳牝馬
(父 Groom Dancer、母 Midnight Assembly)

NZのGTテレグラフハンデは、キングズチャペルが優勝

NZのGTテレグラフハンデで、3歳馬でキングオブキングス産駒のキングズチャペルが優勝しました。これで彼は10戦して7勝を挙げています。1200mの時計が1分06.80ということで、これをこのまま信じると(というのはオーストラリアでは信じない人が多いのです)彼は世界で最も速いレコードを出したことになるとか。(!?)公式に出たタイムを信じないというのは、世界一速いスプリンターを出すオーストラリアでもこのタイムがまだ出ていないためで、恐らく時計が故障していたのではないかとオーストラリア人は言っています。<19JAN04>

2004年1月17日(土) トレンサム競馬場
テレグラフハンデ
1200m GT オープンハンデ戦 賞金総額:約700万円
1着 KING'S CHAPEL 3歳牡馬
(父 Kings of Kings、母 Lower Chapel)
騎手: N Harris 調教師: Mark Walker
2着 SUNLAW 5歳牝馬
(父 Desert Sun、母 Cereno Cloud)
3着 SEDECREM 5歳せん馬
(父 Faltaat、母 Real Trier)

マンスとゲイの名コンビがマジックミリオンズ優勝

9万円で昨年買った馬が、今年は100万ドルに。ダンゼロ産駒のダンスヒーローが、10日にゴールドコースト競馬場で開催されたマジックミリオンズで優勝しました。さすがゲイ・ウオーターハウス調教師。昨年も、マジックミリオンズ3歳レースで優勝。とにかくこの時期にピッタリ焦点を当てて馬を購入調教しています。もっとも、今回のレースで最もうれしかったのは、ダンスヒーローのパートオーナーでアローフィールド牧場のオーナーであるジョン・マサラ氏。ダンスヒーローは、アローフィールド牧場で繋用されているダンゼロ産駒。また、入着した、ナットアシングルダウトとマリーマデリンの父馬リダウツズチョイスも、アローフィールド牧場に繋用されているからです。クリス・マンス騎手は、彼の得意技、逃げてそのまま逃げ切りました。<12Jan04>

2004年1月10日(土) ゴールドコースト競馬場 
ジュピターズ ‐ マジックミリオンズカップ 
1200m 2歳馬定量戦、賞金総額:約6,600万円
1着 DANCE HERO 2歳せん馬
(父 Danzero、母 Gypsy Dancer) 55.5kg
騎手: C Munce 調教師: Ms G Waterhouse
2着 NOT A SINGLE DOUBT 2歳牡馬
(父 Redoute's Choice、母 Singles Bar) 55.5kg
3着 MARIE MADELEINE 2歳牝馬
(父 Redoute's Choice、母 Star Plume) 53.5kg  



ゴールドコーストのヒーロー、クリス・ホワイトリーがマジックミリオンズカップで優勝

ゴールドコーストのリーディングジョッキーで、大井競馬場にも短期免許で乗っていたことのあるクリス・ホワイトリー騎手を鞍上に、地元のアラン・ベイリー厩舎が管理しているアメックスが、マジックミリオンズカップを勝ちました。地元のレースで、地元の厩舎のために勝てて嬉しいとホワイトリー騎手。よかったね。<12Jan04>

2004年1月10日(土) ゴールドコースト競馬場 
ジャガー ‐ マジックミリオンズカップ 
1400m 3歳馬限定戦、賞金総額:約3,200万円
1着 AMEX 4歳せん馬
(父 Success Express、母 Spriggy) 52.5kg
騎手: C Whiteley 調教師: A E Bailey
2着 MILKSHAKE 4歳せん馬
(父 Encosta de Lago、母 Bourbazam Lass) 52kg
3着 QUEEN AMIDALA 5歳牝馬
(父 Kenvain、母 Gotha) 52kg  

ジャミソンバレーがマジックミリオンズトロフィー優勝

オーストラリアを代表するオーナーブリーダーで、元シドニーターフクラブの会長、ジム・フレミントング氏のジャミソンバレーが、マジックミリオンズトロフィーを勝ちました。この馬は2年前に、マジックミリオンズセールで上場されましたが、5万ドルしか値がつかず主取りになって、フレミング氏が競走に使っていたもの。ジャミソンバレーは、デザートプリンス産駒。優勝後、香港から早速購入のオファーがあったとか。
<12Jan04>

2004年1月10日(土) ゴールドコースト競馬場 
ジュピターズ ‐ マジックミリオンズカップ 
1400m 3歳馬限定戦、賞金総額:約6,600万円
1着 JAMIESON VALLEY 3歳せん馬
(父 Desert Prince、母 Balmacara) 55.5kg
騎手: D Beadman 調教師: J R Hawkes
2着 PICADAY 3歳せん馬
(父 Piccolo、母 Our Today) 57kg
3着 SAMMY SEQUALO 3歳牡馬
(父 Sequalo、母 Princess Potter) 55.5kg  

1週間に1日4勝を4回? 女性騎手リンドコップ、素晴らしい記録

アデレードをベースにするクレア・リンドコップ騎手は、オーストラリアの女性騎手の中でも、今最も注目されている騎手ですが、先週彼女は、1週間で1日4勝を4回達成しました。この記録はおそらくオーストラリアでも初めてだと思います。24歳のリンドコップ騎手。メルボルンから声もかかっているようですが、アデレードに残ってがんばるとの事。記録はますます更新されるかも知れません。<6JAN04>

オーストラリア馬、NZ遠征、GTトリプル狙う

グラーム・ロジャーソン調教師は、NZ出身で、現在、シドニーのロイヤルランドイック競馬場とNZに厩舎を持っています。NZの厩舎は、スティーブン・オートリッジ調教師との共同の厩舎。この厩舎にオーストラリアからこの夏のNZの重賞シーズンに、ラッシュトを遠征させ、1月2日金曜日のザビールクラシックを優勝させました。同馬は、ケンブリッジスタッドのオーナー、サー・パトリック・ホーガンの所有馬ですから、NZ遠征は当然。この後、ラッシュトは、24日にウエリントンのトレンサム競馬場で開催されるソーンドンマイル(GT)と、2月7日にテラパ競馬場で開催されるワカヌイスタッドインターナショナル(GT2000m)を狙います。3日の騎乗は、日本にもお馴染みのNZのトップ騎手、オピー・ボッサム騎手です。<6JAN04>

2004年1月2日(金) NZ エルエーズリー競馬場 
ザビールクラシック 2000m、GT、スタンダード馬齢重量戦、
賞金総額:約1千200万円
1着 LASHED 4歳牝馬
(父 Encosta De Lago、母 Traffic Watch) 
騎手: O Bosson 調教師: G Rogerson & S Autridge
2着 PENNY GEM 4歳牝馬
(父 Pentire、母 Gemscay)
3着 EL DUCE 8歳せん馬
(父 Lord Ballina、母 El Fugaz)  

1月1日のオークランドカップは、女性調教師と女性騎手と牝馬のトリオが優勝!

年始からオセアニアでは、重賞レースを女性調教師と女性騎手コンビが勝ちました。NZの首都オークランドで開催されたGTオークランドカップ(3200m)では、英国からきた22歳のジェマ・スリッツ騎手と、マタマタに厩舎を持つカレン・フーズドン調教師。どちらも女性、おまけに優勝馬のアプセットゼムも牝馬。英国では騎乗機会に恵まれずにNZにやってきたジェマですが、突然のGT優勝に「オーマイゴッド!」 牝馬アプセットゼムは、前走クインエリザベスステークス(2400m)で勝っていますが、実は、98年にはこの2戦を勝って、その年のメルボルンカップで、牝馬ジャザビールが優勝していますから、もし今年アプセットゼムがこのまま調子を保てば、もしかして、今年のメルボルンカップは、この女性トリオがかつチャンスもあります。注目!! アプセットゼムは、ケンブリッジに世界的なケンブリッジスタッドを持つサー・パトリック・ホーガンの所有馬。アプセットゼムの父は、日本で繋用されていたリズム。母の父はあのザビールです。<6JAN04>

2004年1月1日(木) NZ エルエーズリー競馬場 
オークランドカップ 3200m、GT、オープンハンデ戦、賞金総額:約2千800万円
1着 UPSETTHYM 5歳牝馬
(父 Rhythm、母 Set up) 
騎手: G Silz 調教師: K Fursdon
2着 GALWAY LASS 5歳牝馬
(父 Rhythm、母 Ballycairn)
3着 MY GOVERNESS 5歳牝馬
(父 Deputy Governor、母 Regal Orphan)  



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