「優駿」オセアニア情報





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優駿 2005年4月号





スプリント戦線で確実な成績を挙げるケープオブグッドホープが2戦目でV

2月5日フレミントン競馬場でのライトニングステイクス(1000m)での3着に続いて、2月19日ムーニーバレー競馬場でのオーストラリアステイクス(1200m)に優勝。香港馬ケイプオブグッドホープが、ボーナスポイントを含めた28ポイントを獲得、第1回グローバル・スプリント・チャレンジ・シリーズでの単独トップに立った。ケイプオブグッドホープは、スプリンターステイクスでも入着、昨年の香港スプリントでも、現在世界最強のスプリンターとして知られるサイレントウイットネスに迫り2着となって、手堅いスプリンターとして国際的な名声を得ているが、今回のオーストラリアステイクスは、ケイプオブグッドホープの初めての国際GT優勝である。このシリーズに参加予定、期待されていたオーストラリアのレジメンタルギャルは故障のために2戦とも参加不可能になった。

シリーズ第1戦目の1000mライトニングステイクスでは、もう少し距離が長ければ勝ったかも知れないとケイプオブグッドホープの関係者を悔しがらせたというが、今回はムーニーバレー競馬場のきついコーナーをうまくこなしての快勝。勝ちタイムは1分10.3秒。逃げたスパークオブライフを捕らえて、2着馬を2馬身近く離しての優勝である。2着は、昨年日本に遠征する予定だったスーパーエレガント。もっとも、今回のレースには、ライトニングステイクスの優勝馬ファーストネットロックや2着馬のアリンギがオーストラリアステイクスを回避したので、ケイプオブグッドホープの実力が上だという評価はまだ早急すぎる結論かも知れない。

ライトニングステイクスでは、ケイプオブグッドホープに、アイルランドのマイケル・キネーン騎手が騎乗しているが、今回はキネ−ン騎手が事情でオーストラリアに来れなかったために香港から、現在同地で騎乗しているメルボルン出身のブレット・プレブル騎手が騎乗した。ケイプオブグッドホープのオートン調教師は今回のレース以降もオーストラリアに残ってレースをしたいという意向を示していたが、1ヶ月以上の遠征をすると長い検疫期間になり、英国遠征が遅れるため、とりあえずオーストラリアステイクスの翌々日には香港に戻った。ケイプオブグッドホープは、その8日後の3月27日にセンテナリーカップ(1000m)と4月の3日開催の香港GTチェアマンズスプリントプライズ(1200m)で宿敵サイレントウイットネスと対戦することになっている。

グローバル・スプリント・チャレンジ・シリーズの英国でのレース、キングズスタンドとゴールデンジュビリーステイクスには、現在ライトニングステイクスを優勝したファーストネットロックは獲得ポイント10点でケイプオブグッドホープを追っているが、ファーストネットロックは2月26日コーフィールド競馬場でのオークリープレート(1000m)、3月12日のニューマーケットハンデ(1200m)を終えてから英国に向かう。尚、現在までのところ、ケイプオブグッドホープとファーストネットロックは日本でのシリーズ最終戦への参戦に意欲を燃やしていると聞く。