「優駿」オセアニア情報





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優駿 2006年4月号





GSC第2戦のオーストラリアSは
3歳牝馬ヴィラージドフォーチュン

グローバル・スプリント・チャレンジ・シリーズの第2戦目であるオーストラリアステイクスは、第1戦目のような直線レースではなく、ムーニーバレー競馬場の、"くせのある"コースで行わる。したがって、1戦目の優勝馬テイクオーバーターゲットは、最後まで迷っていたが出走を止めた。果たして、結果は、このムーニーバレー競馬場で2度も優勝して、ムーニーバレーが大得意な、ヴィラージドフォーチュンが勝った。またライトニングステイクスで3着に入ったケイプオブグッドホープは、昨年のオーストラリアステイクスで優勝しているが、残念ながらライトニングステイクスの後脚に腫れが見つかって香港に戻った。香港で治療してから、英国に行くと聞いた。

今年もオーストラリアステイクスでは、3歳牝場が活躍するだろうと見られていた。どうしてなのか、その理由は分からないけれど、過古8年間に、4頭もの3歳牝場が勝っているのだ。結果は、ヴィラージドフォーチュン。クインズランド州からやってきた3歳牝場であった。そういえば、2004年、オーストラリアステイクスの優勝馬レジメンタルギャルもクインズランドからやってきた3歳馬である。アナバ産駒のヴィラージドフォーチュンは、ブリスベンをベースにするブルース・マグロックリン調教師の管理である。メルボルンには昨年遠征して、フレミントン競馬場では負けたものの、ムーニーバレー競馬場ではG3のシャンペーンステイクスとG2のモイアステイクスを勝ち、今年1月26日にはやはりムーニーバレー競馬場のG2カーリオンステイクスで2着と健闘していた。今回は10枠と外枠を引いたけれど、優勝の兆しはあちこちに出ていたと言える。2着に入ったリワーヤは、デヴィッド・ヘイズ調教師の期待馬である。シングスピール産馬でNZ生まれ。やはり3歳牝馬のリワーヤはオーストラリアステイクスまでまだ5戦しかしていなかったが、デビューから3連勝をしてGTのサウザンドギニーズで2着になった。グローバル・スプリント・チャレンジ・シリーズ、1戦目のライトニングステイクスでは4着。しかし、このレースでの走りっぷりをみて、彼女に注目していた人も多く、新聞などの予想では彼女が本命に入っていた。3着は、遥かダーウインから遠征したアンデューが入り、話題を撒いた。

この2つのレースで、グローバル・スプリント・チャレンジ・シリーズのオーストラリア編は終わり、闘いは、英国に移動する。現在まで、英国参戦を含め、テイクオーバーターゲットが全部のレースに参戦すると表明した。今年から全レースに参戦して少なくても3つのレースに勝つとUS100万ドルが出るというボーナス制度が出来たので、恐らくこれを狙っているに違いない。